こんにちは、竹久 夢藤(たけひさ むとう)です。
「よし、サーバーは契約した!いざブログを作るぞ!」 と意気込んだものの、画面の前で手が止まっていませんか?
「…で、そもそも何を書けばいいんだ?」 「URL(ドメイン)って、英語なら何でもいいの?」
わかります。私も最初はそうでした。 自分のドメインを決めるのに3日悩み、テーマが決まらずに1週間悩み…。 そうやって悩みすぎて、結局スタートできない人を何人も見てきました。
でも、安心してください。 ブログのテーマとドメインには、「こう決めれば大外しはしない」という明確な法則があります。
今回は、私が多くの失敗と成功から導き出した、「稼ぎ続けるためのテーマ選び」と「一生愛せるドメインの付け方」を伝授します。 これを読めば、もう迷いはなくなります。
第1章:ブログテーマの決め方「雑記」か「特化」か?
まず、ブログには大きく分けて2つの種類があります。
- 雑記ブログ: 日記、趣味、買ったもの、ニュースの感想など、なんでも書くブログ。
- 特化ブログ: 「転職」「ダイエット」「格安スマホ」など、一つのジャンルに絞ったブログ。
結論から言います。 「最短で稼ぎたいなら特化ブログ」ですが、「初心者が続けやすいのは雑記ブログ」です。
なぜ「特化ブログ」が稼げるのか?
Googleは専門家が好きです。 「今日の晩ごはん」と「スマホの選び方」が混ざっているサイトより、「スマホのことなら何でも載っているサイト」の方を高く評価し、検索上位に表示させます。 また、読者も「この人はスマホに詳しいんだな」と信頼して、そこから商品を買ってくれます。
アナログ人間・夢藤のおすすめ戦略
いきなりガチガチの特化ブログ(例:クレジットカード専門など)を作るのは、正直しんどいです。ネタが尽きます。
そこでおすすめなのが、「3つのカテゴリーに絞った雑誌ブログ」です。
完全にバラバラの「雑記」ではなく、自分の興味のあるテーマを3つくらいに絞るのです。 例えば、私のこのブログなら:
- 副業・稼ぎ方
- 仕事・キャリア(現場・施工管理)
- マインドセット・人生論
これならネタも尽きにくいですし、読者層(ターゲット)も「現状を変えたい人」で統一されます。
失敗しないテーマ選び「3つの円」
では、具体的に何を選べばいいか。以下の「3つの円」が重なるところを探してください。
- 好きなこと・興味があること (夢中になれる、調べても苦じゃない)
- 得意なこと・経験したこと (本業の知識、過去に乗り越えた悩み)
- 需要があること・お金になること (広告案件がある、悩みを持っている人が多い)
特に重要なのが「2. 経験したこと(過去の悩み)」です。 「高卒で給料が安くて辛かった」→「どうやって転職したか」 「適応障害で無職になった」→「どうやって社会復帰したか」
過去の自分が「これを知りたかった!」と思う情報。 これこそが、あなただけの最強のテーマになります。 嘘のない実体験は、AIにも書けません。最強のSEO対策です。
第2章:ドメイン名の決め方(住所のルール)
テーマが決まったら(あるいは決まる前に)、ドメイン(URL)を取得します。 ドメインとは、Web上の「住所」です。 私のブログで言えば「https://take.dethein.net/」のような部分ですね。
家(ブログのデザイン)は後から何度でもリフォームできますが、住所(ドメイン)は一度決めたら変えられません。 変えるときは、サイトの引っ越しを意味し、積み上げた検索順位がリセットされるリスクがあります。
だからこそ、慎重に、かつ大胆に決める必要があります。
良いドメインの3つの条件
- 短くて覚えやすい ×
watashi-no-fukugyou-challenge-2025.com〇fukugyo-try.com読者が入力しやすく、見た目もスマートなものを選びましょう。 - 「.com」か「.net」か「.jp」を選ぶ 末尾の部分(トップレベルドメイン)は、見慣れたものを選びましょう。 「.xyz」や「.work」などは安くて魅力的ですが、読者によっては「怪しいサイト?」と警戒する人がいます。無難に「.com」が最強です。
- ローマ字読みできる、または英単語 日本人向けに発信するなら、ローマ字が無難です。
yakiniku-love.com(焼肉ラブ)のように、パッと見で意味がわかるものがベスト。
ドメイン名の2つの方向性
ここが一番の悩みどころです。2つのパターンがあります。
パターンA:ジャンル特化型ドメイン
そのブログのテーマをそのままドメインにする方法です。
- 例:
tenshoku-guide.com(転職ガイド) - メリット: 何のサイトか一目でわかる。SEOに若干有利と言われる。
- デメリット: 後からテーマ変更ができない。
もしあなたが「転職ブログ」として始めたのに、途中で「やっぱり料理ブログにしたい」と思っても、ドメインが「tenshoku…」だと違和感しかありません。これが最大の罠です。
パターンB:自分ブランド型ドメイン(★おすすめ)
自分の名前やハンドルネームを入れる方法です。
- 例:
muto-blog.com、take-life.net - メリット: どんなテーマを書いても違和感がない。
- デメリット: 最初は何のサイトかわかりにくい。
初心者には、断然「パターンB(自分ブランド型)」をおすすめします。 なぜなら、初心者はブログの方向性が途中で変わることが多いからです。 「副業について書こうと思ったけど、趣味のキャンプの方が筆が進むな…」となった時、自分の名前のドメインなら、そのままキャンプ記事を書き始めても問題ありません。
「https://muto-style.com」という住所の中に、「副業の部屋」があっても「キャンプの部屋」があっても、おかしくないですよね? これなら、一生使い続けられる資産になります。
第3章:やってはいけない「NGドメイン」
これだけは避けて!というポイントをまとめました。
- 日本語ドメイン 例:
副業.com日本人が見る分にはわかりやすいですが、SNSでシェアしたりリンクを貼ったりする時に、%E5%89%AF%E6%A5%AD.comのような意味不明な記号の羅列に変換されてしまいます。怪しまれる原因になるので避けましょう。 - 他社の商標を入れる 例:
iphone-repair.com、amazon-kouryaku.comこれは商標権の侵害になる可能性があります。ある日突然、企業から「ドメインの使用を停止してください」と連絡が来るリスクがあります。 - ハイフン(-)を入れすぎる 例:
kasegu-fukugyou-osusume-best.comスパムサイト(迷惑サイト)っぽく見えます。ハイフンは1つか2つまでにしましょう。
第4章:完璧を目指さず「エイッ」と決める勇気
ここまで色々と言いましたが、最後に一番大切なことを言います。
「ドメイン名で、人生は終わらない。」
考えすぎて1週間手が止まるくらいなら、今のあだ名でも、好きな言葉でもいいから、今日決めてください。 Googleはドメイン名そのものよりも、「中身(記事の質)」を圧倒的に重視します。
どんなに素晴らしいドメインを取っても、記事を書かなければアクセスは0です。 逆に、多少変なドメインでも、読者の役に立つ記事を書き続けていれば、必ずアクセスは集まります。
私は現場監督時代、「段取り八分(だんどりはちぶ)」と言って、準備の重要性を説いてきました。 テーマとドメインを決めるのは、まさに「段取り」です。
しかし、段取りだけで日が暮れてしまっては意味がありません。 「よし、これで行こう!」と決断し、最初の杭を打ち込む。 それができる人だけが、未来の景色を変えることができます。
まとめ:あなたの「看板」を掲げよう
- テーマ選び: 過去の自分が悩み、乗り越えた経験(特化)か、興味のある3つの分野(雑誌的)で攻める。
- ドメイン名: ジャンルを絞りすぎない「自分ブランド型(名前入り)」が安全でおすすめ。
- ルール: 短く、わかりやすく、「.com」などの定番で。
さあ、あなたのブログの「住所」と「看板」が決まりましたね。 これでようやく、インターネットという広大な土地に、あなたのお店をオープンする準備が整いました。
次は、そのお店に並べる「商品」、つまり「読まれる記事の書き方」について学んでいきましょう。 私のブログ講義は、まだ始まったばかりです。ついてきてくださいね!

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