【SNS運用】「あなたの投稿がゴミのようにスルーされる理由」読者が指を止める唯一の鍵=“ベネフィット”を元社長が解説

  • URLをコピーしました!

「今日も頑張ってポストしたのに、『いいね』が2つだけ……(自分と母ちゃん)」 「インプレッションが増えない。俺のアカウント、透明人間になってないか?」

もしあなたが今、スマホを握りしめてそう嘆いているなら。 厳しいことを言いますが、原因はアルゴリズムのせいでも、シャドウバンのせいでもありません。

単純に、あなたの投稿に「読むメリット(ベネフィット)」がないからです。

私は元社長として営業も経験し、今はWebマーケティングの世界にいますが、断言します。 人は、他人のことなんて1ミリも興味がありません。 興味があるのは、常に「自分」のことだけです。

あわせて読みたい
【「サボり」じゃない】朝、体が鉛のように重いあなたへ。元・適応障害の私が教える「自律神経」の修理法 「朝、目が覚めても体が布団に張り付いて動かない」 「何もないのに、急に動悸がして息苦しくなる」 「夜、クタクタなのに眠れない」 もし今、あなたがこんな症状に悩ん...

今回は、あなたのSNSを「独り言」から「読まれるメディア」に変えるための、「ベネフィット提示術」を叩き込みます。 これがわかれば、フォロワー数は勝手に増え始めます。

目次

1. 残酷な真実:「おじさんのランチ」に誰も興味はない

まず、初心者がやりがちな「死に投稿」の例を挙げます。

  • 「今日はカフェで作業! コーヒーが美味しい」
  • 「筋トレ終了。疲れたー」
  • 「新しいパソコンを買いました!」

これらは全て「自分語り(日記)」です。 芸能人やアイドルのような「その人自身に価値がある人」なら、これでOKです。ファンは彼らの日常が見たいからです。

しかし、私のような「ただのおじさん」や、無名のあなたの日常なんて、誰も見たくありません。 タイムラインに流れてきても、親指一本で「シュッ」とスルーされて終わりです。

読者が無意識に探しているのは、 「で、その投稿を読んだら、俺(私)にどんないいことがあるの?」 という「ベネフィット(利益・恩恵)」だけです。

2. 「メリット」と「ベネフィット」の違いを知れ

ここでマーケティングの鉄則を教えます。 多くの人が「メリット(特徴)」ばかり書いて、「ベネフィット(未来)」を書き忘れています。

  • メリット(特徴・機能): 「このドリルは毎分3000回転します」
  • ベネフィット(嬉しい未来): 「このドリルなら、女性でも力を入れずに、3秒で家具が組み立てられます

SNSも同じです。 「パソコンを買った(事実)」ではなく、「このパソコンを使ったら、残業が1時間減って子供と遊べるようになった(未来)」を書くのです。

読者はドリルが欲しいわけじゃない。「穴」が欲しいんです。 パソコンが欲しいわけじゃない。「自由な時間」が欲しいんです。

3. 指を止めさせる「3つのベネフィット」パターン

あわせて読みたい
【依願退職とは?】「クビ」とは違う!懲戒解雇との決定的差と、失業保険で損しないための元社長の知恵 「退職届を出そうと思うけど、『依願退職』って書いていいの?」 「上司に『懲戒解雇にするぞ』と脅された。どうしよう……」 退職トラブルでよくある悩みです。 漢字が難...

では、具体的にどう書けば「読みたくなる」のか。 人間が反応してしまう「3つの欲求」を刺激してください。

① 「損」を回避させる(恐怖と解決)

人間は「得したい」よりも「損したくない」という気持ちの方が2倍強い生き物です。

  • × 日記: 「税金の勉強をしました」
  • ○ ベネフィット: 「知らないと年間10万円損する!? 会社員でもできる節税ハック3選」

「えっ、損したくない!」と思わせたら、あなたの勝ちです。

② 「楽」をさせる(時短・効率化)

みんな忙しいし、面倒くさがりです。「楽になれる方法」は最強の餌です。

  • × 日記: 「ChatGPTを使ってみた」
  • ○ ベネフィット: 「【泥臭い作業は卒業】ChatGPTに丸投げして、面倒なメール返信を3分で終わらせる魔法のプロンプト」

③ 「承認欲求」を満たす(代弁・共感)

「そうそう、それが言いたかったんだよ!」と思わせることで、読者の心を掴みます。

  • × 日記: 「仕事が辛い」
  • ○ ベネフィット: 「『辞めたい』は甘えじゃない。真面目なあなたが壊れる前に知っておくべき、逃げる勇気の話」

4. 元社長流・「変換」トレーニング

今日から、投稿ボタンを押す前に「これは誰が得するんだ?」と自問自答してください。 そして、自分語りをベネフィットに変換するのです。

【例題:資格の勉強をしている時】

  • Before(自分語り): 「今日は日曜日だけど、資格の勉強頑張るぞ! #勉強垢」 ↓ (これでは「偉いね」としか思われない)
  • After(竹久流ベネフィット変換): 「高卒の私が年収を上げるために『一番コスパが良かった』と思う資格は〇〇です。日曜に30分勉強するだけで、半年後には手当で給料が月2万上がりました。その勉強法をシェアします」 ↓ (これなら「え、何それ? 知りたい!」と読まれる)

まとめ:GIVEの精神がない奴は、SNSでも勝てない

ビジネスもSNSも同じです。 「先に相手を喜ばせた奴」が勝つのです。

「俺を見てくれ!」「承認してくれ!」というクレクレ根性(TAKE)では、誰も寄ってきません。 「君の役に立つ情報を教えるよ」「君の悩みを解決するよ」というGIVE(与える)の精神を持つこと。

画面の向こうにいるのは、スマホを持った生身の人間です。 その人が、あなたの投稿を見た後に「あー、いいこと知った!」「勇気が出た!」と少しでもプラスの感情になれるか。

それができれば、あなたのフォロワーは必ず増えます。 さあ、日記帳は閉じて。 読者のための「有益な手紙」を書きましょう。

あわせて読みたい
【在宅副業】「スキルなし・時間なし」でも月5万稼ぐ。高卒アナログ人間が実践したおすすめ5選と、詐欺... こんにちは、竹久 夢藤(たけひさ むとう)です。 「今の給料だけじゃ将来が不安…」 「会社に行かず、家で稼げるようになりたい」 「でも、特別なスキルなんて何もない...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次