こんにちは、竹久 夢藤(たけひさ むとう)です。
ブログやSNSを始めると、必ずぶち当たる壁があります。
「やばい、書くことがない…」
最初の3記事くらいは勢いで書けます。 でも、10記事、20記事と書いていくうちに、 「あれ、次は何を書けばいいんだ?」 「このネタ、前にも書いたっけ?」 と、頭の中がごちゃごちゃになって手が止まる。
そして、パソコンの前で「うーん」と唸っている間に時間が過ぎ、結局YouTubeを見て終わる…。 これ、ブログ挫折あるあるのNo.1パターンです。
でも安心してください。 あなたが書けないのは、ネタがないからではありません。 脳みその中が「散らかった倉庫」みたいになっているだけです。
今回は、その散らかった脳内を一瞬で整理し、「一生ネタに困らない状態」を作るための最強ツール、「マインドマップ」の使い方を伝授します。
高卒で、論理的な思考なんて苦手だった私でも、これを使うようになってから記事の量産スピードが3倍になりました。 ぜひ盗んでいってください。
なぜ「ネタ切れ」が起きるのか?

そもそも、なぜ私たちは「書くことがない」と感じるのでしょうか?
それは、「頭の中だけで考えているから」です。
人間の脳みそ(ワーキングメモリ)は、一度に覚えられることが3つか4つしかありません。 それなのに、「ブログの構成」も「ネタ」も「文章」も同時に考えようとするから、脳がパンク(フリーズ)するのです。
現場仕事でも、両手に道具を持ったままじゃ、新しい材料を持てませんよね? 一度、道具を全部床に並べる必要があります。
マインドマップとは、「脳みその中の情報を、全部外に出して見える化する作業」のことです。
マインドマップって何?(ただの連想ゲームです)

名前はかっこいいですが、やることは単純です。 「連想ゲーム」を書き出すだけ。
中心に「テーマ」を置き、そこから木の枝のように「関連する言葉」を広げていくだけです。
【実演】「副業」というテーマで広げてみる
例えば、あなたが「副業」についてブログを書きたいとします。
- 中心(幹): 「副業」と書く。
- 太い枝(大分類): そこから派生する大きなジャンルを書く。
- 種類
- メリット
- デメリット
- 必要なもの
- 細い枝(小分類): さらに具体的に広げる。
- 種類 ➡ ブログ、せどり、動画編集、Webライター…
- メリット ➡ お金が増える、スキルがつく、会社に依存しない…
- デメリット ➡ 時間がない、怪しい詐欺がある、会社バレのリスク…
どうですか? たったこれだけで、もう10個以上のキーワードが出てきましたよね?
この「枝の先っぽ(末端)」の一つ一つが、そのまま「ブログ1記事分のネタ」になるのです。
- 「副業の種類おすすめ5選(ブログ・せどり等)」
- 「副業を始めるメリットとは?会社依存からの脱却」
- 「【注意】副業のデメリットと会社バレ対策」
ほら、もう3記事書けます。 1つのテーマから、芋づる式に無限にネタが出てくる。これがマインドマップの威力です。
おすすめツールは「XMind(エックスマインド)」
紙とペンでもできますが、修正や保存が楽なアプリを使うのがおすすめです。 私が愛用しているのは「XMind(エックスマインド)」です。
- 基本無料で使える。
- スマホアプリとPC版が連携できる。
- 操作が直感的(Enterキーで枝が増える)。
「マインドマップ ツール」で検索すればすぐ出てきます。 まずは無料版で十分です。今すぐダウンロードしましょう。

【竹久流】マインドマップ活用3ステップ
では、実際に私がどうやって記事を量産しているか、具体的な手順を公開します。
ステップ1:思いつくままに吐き出す(発散)
まずはXMindを開いて、中心にテーマ(例:ブログ運営)を置きます。 そして、何も考えずに思いついた言葉をどんどん枝分かれさせていきます。
- サーバー、ドメイン、SWELL、Canva、ASP、A8.net、AdSense…
- 書けない悩み、時間がない、眠い、モチベーション…
ここでは綺麗に整理しなくてOK。 とにかく「脳みそを空っぽにする」つもりで、単語を打ち込みまくります。
ステップ2:整理してグループ分けする(収束)
出し切ったら、似たものをまとめます。
- 「サーバー」「ドメイン」「SWELL」➡ 【準備編】 という枝にまとめる。
- 「書けない」「時間がない」➡ 【マインド編】 という枝にまとめる。
こうすると、ブログ全体の「地図」が出来上がります。
ステップ3:枝の先っぽを「タイトル」にする
整理された枝の末端を見てください。 例えば、「【準備編】ー【サーバー】ー【Xserver】」となっていたら…
➡ 記事タイトル:「初心者が選ぶべきサーバーはXserver一択!その理由を解説」
これで1記事完成です。 あとは、以前紹介した「PREP法(結論・理由・具体例・結論)」の型にはめて書くだけ。
この地図さえあれば、「今日は【マインド編】の枝から1つ書こう」と選ぶだけなので、「何を書こう?」と悩む時間がゼロ秒になります。
X(Twitter)のポストにも使える
これはブログだけではありません。 Xのポスト作成にも抜群に効きます。
マインドマップの「枝」を見て、 「今日は『時間がない時の対策』について呟こう」 と決めるだけ。
さらに、ブログ記事を書いた後に、その内容を要約してXに投稿すれば、「ブログ更新のお知らせ」と「有益ポスト」が同時に完了します。 まさに一石二鳥です。
まとめ:天才になる必要はない。地図を持て
ネタが尽きない人というのは、発想力がすごいわけではありません。 ただ、自分の引き出し(マインドマップ)の中身が見えているだけなんです。
私たちアナログ人間は、記憶力や瞬発力では勝てません。 だからこそ、ツールを使って「地図」を作るのです。
地図さえあれば、どんなに森(ブログ運営)が深くても、迷子になることはありません。 次に行くべき場所(書くべき記事)が、常に目の前に示されているからです。
騙されたと思って、一度XMindで好きなテーマを広げてみてください。 「うわっ、俺の頭の中にこんなにネタがあったのか!」 と驚くはずです。その快感を味わったら、もうネタ切れなんて怖くありませんよ!


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