現場を知らん人間が書いた記事。
それ読んであなたの手は動きますか。
たぶん動かんですよね。
「初心者でもできる溶接のコツ」みたいなやつ。
書いた本人が一度もトーチを握ってないの読めば一発でバレます。
私はそういうのが心底嫌いです。
だから先に私が何者なのかだけ聞いてください。
売り込みの話は一切ありません。
スタートは手取り9万の整備士だった
私の社会人一年目は自動車整備士です。
大学も専門も出てないただの高卒。
手取りは9万でした。
オイルで真っ黒になった手を洗いながらこの先どうなるんやろって毎晩思ってた。
金がないのもきついけどそれ以上に「自分には何もない」ってのが一番こたえた。
そこから私はとにかく現場を渡り歩きます。
溶接、組立、据え付け。体で覚えた十数年
整備士の次は溶接工の見習い。
火花で腕を焼きながら半自動もアークも体に叩き込んだ。
その次は組立工。
図面通りにモノが組み上がっていくあの快感を覚えた。
さらに機械の据え付け。
何トンもある機械をミリ単位で決める腹の底が冷えるような緊張感。
私はずっと手が汚れる側の人間でした。
知識で知ってるんやない。
指が覚えてる。
ここ、あとで効いてきます。
残業120時間。泥だらけの現場監督だった
現場の場数が積み上がって私は現場監督になります。
でも監督って言っても机に座って指示だけ出すような偉い立場やない。
私は自分でも手を動かした。
朝は誰より早く現場に立って段取りを組んで時には一緒に汗をかいて。
夜は書類と睨めっこ。
残業は120時間。
家族の顔より図面を見てる時間の方が長かった。
上から偉そうに人を使う監督にはどうしてもなれんかった。
だって私自身がついこの前まで下っ端で怒鳴られてた側やから。
そして私は壊れた
そのまま私はM&Aで買われた会社の雇われ社長にまでなります。
肩書きだけは立派になった。
でも体はとっくに限界を超えてた。
先に折れたのは心の方でした。
適応障害。
朝布団から出られない。
監督も社長も関係ない。
私はただの動けない無職になりました。
あれだけ現場を走り回ってた人間がカーテンを閉めた部屋で天井をずっと見てる。
正直もう終わったと思った。
AIを拾って人生のOSを入れ替えた
そんな私が今こうして文章を書けてるのはAIに出会ったからです。
現場で溜め込んだ知識と経験。
それをAIって道具を使って外に出す方法を覚えた。
体は一度壊れた。
でも頭と手に染み込んだ現場はまだ生きてた。
私は自分の人生を電源から入れ直したんです。
だから「現場メモ」は嘘をつかない
長々と自分語りをしました。
ここからが本題です。
このサイトで私が書くのは机の上で考えただけの話じゃない。
- 先端が詰まった時のあの苛立ち。
- チップがくっついて思わず舌打ちする瞬間。
- 「この工具、値段ぶんの価値あるんか」って財布とにらめっこする迷い。
全部私が同じ現場で本当に味わってきたやつです。
偉い人の目線やない。
あなたと同じ汗と油まみれの目線で書きます。
だから紹介する工具もカタログの受け売りは絶対にしません。
「こういうトラブルの時、これさえあれば早く帰れる」ってものだけを書く。
あなたを困らせて広告を踏ませたいわけやない。
あなたの明日の現場をほんの少しでも軽くしたいだけです。
現場に一本心から頼れる相棒の工具があると安心しますよね。
私はこのサイトをあなたにとってのその一本にしたい。
手が汚れたことのある人間の言葉だけ、ここに置いていきます。
本日もご安全に。
