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アーク溶接の特別教育はWEBで取れ。指導員が教える「休日の体力と時間を無駄にしない」SATという最適解

一週間トーチを握り続けた。
目の奥は重いし肩も背中も張っている。

その体で迎えた休日にわざわざ会場まで出向く。
硬いパイプ椅子で一日座って疲れて帰ってくる。

そして月曜。
その体でまたアークを飛ばすんです。

これのどこが安全管理なんでしょうか。
今日はその話をさせてください。

目次

1. 身を守る知識は必須や。でもそのために体を削る必要はない

アーク溶接の現場は光と熱との戦いです。
アーク光には強烈な紫外線が含まれています。

屋外では弱く見えるから直視してしまう。
そして8時間から10時間経った夜中に激痛で飛び起きるんです。

電気性眼炎です。
足元では油の染みた服が一瞬で燃える。

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冷えかけたフラックスが弾けて顔に飛んでくる。
だから身を守る知識は絶対に必要です。

アーク溶接等特別教育を受けずにトーチを握るのは無防備で火に飛び込むのと同じことです。
私は溶接を教える立場もやってきました。

だから知識の必要性は誰よりも分かっているつもりです。
そこに妥協はありません。

ただし話が変わるのはここからです。
その大事な知識を得る手段のほうに納得がいかんのです。

なんで現場でクタクタになった休日を丸ごと差し出さなあかんのか。
知識を得るために体を削る。

その順番はどう考えてもおかしいんです。

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2. 講習会場という拷問と本末転倒な疲労

溶接の仕事は体を静かに削ります。
面の中で息を詰めて同じ姿勢を保つ。

肩と首がガチガチに固まります。
夏場は面の中が蒸し風呂です。

汗が目に入っても拭えません。
一日終われば目の奥がずっしり重くなる。

そうやって一週間戦って迎える休日です。
本来は月曜からの安全作業のために体を回復させる時間やないですか。

特に目です。
アーク光に晒された目こそ休ませなあかんのです。

それやのに休みを返上して会場へ向かう。
早起きして電車を乗り継いで知らん街まで行く。

着いた時点でもう半日分の体力が消えています。
そこから座学が始まります。

アーク溶接の学科は正直しんどい内容です。
電流と電圧の話。

アークの性質。
災害事例と法令。

どれも命に関わる大事な話です。
でも疲れた頭に入る話やないんです。

昼飯の後の午後が地獄になります。
瞼が落ちてくる。

講師の声が遠のいては戻ってくる。
これは講師が下手やからやない。

現場で削られた体がもう限界やからです。
しかもこの教育は学科11時間と実技10時間の計21時間です。

丸一日では終わりません。
休日が二日や三日まるごと消えることもあるんです。

そして疲れを抱えたまま月曜が来る。
ここが一番あかんところです。

溶接は手元一つで結果が変わる仕事です。
疲れた体は面を下ろすのが一瞬遅れる。

その一瞬でアーク光を直視するんです。
足元の確認も甘くなる。

火の始末も雑になる。
つまり講習で溜めた疲労がそのまま災害の原因になるんです。

安全を守るための講習で危ない体を作っている。
これほど本末転倒な話はありません。

そして肝心の中身がどれだけ残るのか。
眠気と殴り合って聞いた話は半分も残らんのです。

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3. 体力と時間を守り抜くSATのWEB講習

だから私はSATのWEB講習を激推しします。
理由は単純です。

体力を削らずに知識だけ手に入るからです。
自宅のソファーに座る。

好きな飲み物を横に置く。
その状態で命を守る理論を頭に入れられるんです。

移動時間はゼロ。
早起きも要らない。

硬いパイプ椅子もありません。
これだけで奪われる体力がまるで違います。

そして指導員として一番いいと思うのがここです。
自分のペースで進められること。

溶接の学科には難しい部分があります。
アーク光の波長の話。

感電を防ぐ理屈。
火災を防ぐための条件。

一度で頭に入らんところは何度でも巻き戻せるんです。
会場ではそれができません。

分からんまま次へ進むしかない。
質問しようにも疲れて頭が回らんのです。

私が教えてきて痛感したことがあります。
安全の知識は分かったつもりが一番危ない。

分かるまで戻れることの価値は本当に大きいんです。
そしてもう一つ。

現場の工程を止めずに済みます。
会場講習は日程が固定されています。

工程が押していても関係なく人が抜ける。
でもWEBなら段取り待ちの時間や夜に少しずつ進められる。

ここで不安に思う人がおるはずです。
WEBで取った資格は会場より格下やないかと。

そんなことは一切ありません。
法令で定められた同じ内容を修めて同じ修了証が出ます。

違うのは受ける場所と削られる体力だけなんです。

休日の時間と体力をパイプ椅子の上で溶かすな。私も会社も使ってるSATのWEB講習はこちらから申し込めます。

【特別教育をうけるなら eラーニング現場系・国家資格のSAT】

導入して何が変わったか。
工程を止めずに全員の資格が揃いました。

休日出勤の手当も浮いた。
何より若い衆が休日にしっかり目と体を休められるようになったんです。

疲れの抜けた体は面を下ろすのが遅れません。
それがそのまま災害の予防に繋がっていく。

その生々しい中身は別の記事に書きました。

私が実際にWEB講習を使い倒して会社に導入させたリアルな感想はこっちに書きました。

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4. 万全の体調でトーチを握れ

最後に一番伝えたいことを書きます。
溶接の知識は間違いなくあなたの命を救います。

なぜ屋外の光が危ないのか。
なぜ汚れた作業服が燃えるのか。

なぜ最後まで防具を外したらあかんのか。
この理屈を知っている人間だけが長く現場に立てます。

知識は絶対に要るんです。
でもその知識を得るために体を壊したら意味がありません。

休日の回復時間を犠牲にする。
疲労を抱えたまま月曜にトーチを握る。

その手元が狂った瞬間に自分を焼くんです。
資格はサクッと取ればええ。

それも自宅のソファーで取ればええんです。
浮いた休日で目と体をしっかり休める。

万全の体調で月曜のトーチを握る。
これこそが本当の安全管理やと私は思います。

溶接の下準備と同じやと思うんです。
開先の処理や母材の清掃を飛ばしたビードは必ず荒れます。

体調も全く同じ下準備です。
疲れ切った体で握るトーチは仕上がりも安全も荒れる。

休むことまで含めて溶接の段取りなんです。
私の時代にはこの選択肢がありませんでした。

でも今はある。
使わん手はないでしょう。

本日もご安全に!

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この記事を書いた人

手取り9万整備士から、残業120時間超え現場監督まで走ってきた。
そこで一度心が折れて無職に。
底から再出発!机上の空論は書きません。
本日もご安全に。

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