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足場の部材①|建地・布・腕木・筋交いとは?役割と付く場所を初心者向けに解説

足場屋との打合せで部材名がぽんぽん出てきます。
建地。布。腕木。筋交い。

新人のころはこれが呪文みたいに聞こえるんです。
名前が分からへんと打合せも図面確認も止まってしまいます。

私は足場を組む職人やありません。
管理側として図面や打合せで部材名を使ってきた側です。

その立場から先に言うときます。
足場の骨組みはまず4つから覚えれば入口としては十分なんです。

足場の種類によって部材の呼び方や構成は変わります。
この記事では私が図面や打合せでよく使ってきた基本用語を入口として整理します。

足場そのものの全体像をまだ見ていない人はこちらから読むと部材の話が入りやすいです。

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目次

足場の骨組みはまず4つから覚える

先に結論を言い切ります。
足場の骨組みはこの4つから覚えます。

建地は縦の柱です。
布は長手方向につなぐ水平材です。
腕木は短手方向で作業床を支える横材です。
筋交いは斜めに入れて変形を抑える補強材です。

足場の骨組みを理解する入口として、私はまずこの4つを覚えると分かりやすいと思っています。
実際の足場は種類によって構成部材や組み方が違うので、この4つだけで成り立つという意味ではありません。

だからまずはこの4つの名前と役割からいきます。
それぞれ何でどこに付いて何のためにあるかを順に見ていきます。

同じ部材でも規格が違うと寸法が変わります。規格の話を先に押さえたい人はこちらです。

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建地(たてじ)とは

どこに付いて何のためにある?

建地はたてじと読みます。
足場の一番の基本になる縦の柱です。

垂直方向に立てる支柱で足場の鉛直方向を支える主要な部材です。
上からかかる荷重を受け止める役目を持っています。

上からの荷重を脚部側へ伝えていく主要な部材が建地です。
図面では縦に通る線として描かれます。

現場では「たてじ」とそのまま呼ばれます。
足場を見上げたときに縦に何本も立っている柱がそれです。

建地が無かったらどうなる?

建地がなければそもそも足場が立ちません。
縦の柱がないと上に何も積めへんのです。

足場は建地という縦の柱があってはじまります。
だから4つの中でも土台になる部材なんです。

布(ぬの)とは

どこに付いて何のためにある?

布はぬのと読みます。
建地と建地を長手方向につなぐ水平材です。

長手というのは足場が横に長く伸びる方向です。
その方向で建地どうしを横につないでいきます。

布は建地どうしを水平方向につないで足場の骨組みを構成する部材です。
柱が一本立ちのままやと横からの力に弱いからです。

一番下の布には決まりもあります。
単管足場では地上第一の布を高さ2m以下に設けると、労働安全衛生規則で定められています。

ただしこれは単管足場の基準です。
第一の布の扱いは足場の種類や仕様で変わるので、細かい基準は公式や仕様で確認してください。

図面では建地をつなぐ横の線として見えます。
現場でもそのまま「ぬの」と呼ばれます。

布が無かったらどうなる?

布は建地どうしを水平方向につなぐ部材です。
これがないと必要な骨組みが構成できません。

縦の柱だけがばらばらに立っていても足場にはなりません。
布は柱をつないで足場を一つの骨組みにする材なんです。

腕木(うでぎ)とは

どこに付いて何のためにある?

腕木はうでぎと読みます。
私が扱ってきた図面では内側と外側の建地をつなぐ短手方向の横材でした。

短手というのは足場の奥行き方向です。
建物側の建地と外側の建地を横に渡すように付きます。

腕木は作業床を支持する横材として使われます。
人が乗る床を下から受けるのが腕木の役目です。

私がいた現場では腕木を「転ばし」「転がし」と呼ぶ人もいました。
図面では建地の間を短く渡す横の線として見えます。

腕木が無かったらどうなる?

腕木で作業床を支持する構造では腕木が床を受ける重要な部材になります。
これがないと作業床がうまく載りません。

足場は乗って作業するための設備です。
その床を支える腕木は欠かせない部材なんです。

筋交い(すじかい)とは

どこに付いて何のためにある?

筋交いはすじかいと読みます。
建地と建地の間に斜めに入れる材です。

縦と横だけで組んだ枠は四角のままです。
その四角に斜めの材を一本入れると三角形ができます。

斜材を入れることで骨組みの変形を抑えやすくなります。
斜めに入れることで足場のゆがみを抑えるんです。

私が関わった現場では「筋違い」や「ブレス」という呼び方を聞くこともありました。
図面では枠の中を斜めに横切る線として描かれます。

筋交いの入れ方には基準があります。
どこにどう入れるかは使う足場の仕様や公式で確認してください。

筋交いが無かったらどうなる?

筋交いがないと枠が四角のまま残ります。
斜めの補強がないと骨組みが変形しやすくなります。

筋交いは足場の変形を抑えて安定させるための補強材です。
縦と横に斜めが加わることで骨組みが崩れにくくなるんです。

図面での見え方と現場での呼び名

ここまでの4つを図面と現場の両方で見ておきます。
名前と見え方がつながると打合せが一気に楽になります。

これは正式な製図ルールの話やありません。
図面を読み取るときのイメージとして押さえてください。

建地は縦の線。
布は長手の横の線。
腕木は短手の横の線。
筋交いは斜めの線。

私が見てきた足場図では、建地と布と腕木と筋交いの位置関係を線で追うと骨組みをつかみやすくなりました。
線の向きが分かると図面もぐっと読みやすくなります。

現場での呼び名も押さえておきます。
建地はたてじ。
布はぬの。
腕木は転ばしや転がし。
筋交いは筋違いやブレス。

私は部材名が分かるようになってから足場屋や鳶との打合せがしやすくなりました。
名前が言葉として出てくるだけで図面確認もずいぶん楽になったんです。

足場は自分だけやなくあとから多くの職人が乗る設備です。
足場の骨組みを理解する最初の4語やと思えば名前も覚えやすくなります。

この4つの役割が分かると足場図や打合せの言葉が少しずつつながってきます。
まずはこの建地と布と腕木と筋交いから覚えていってください。

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この記事を書いた人

手取り9万整備士から、残業120時間超え現場監督まで走ってきた。
そこで一度心が折れて無職に。
底から再出発!机上の空論は書きません。
本日もご安全に。

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