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足場のインチ系・メーター系とは?まず依頼先の足場会社の使用規格を確認

足場図をなんとなく描いてみる。
それを足場屋に渡したら「うちの材料と合わへんよ」と言われる。

こういうつまずきは初心者ほどやりがちです。
図面は間違ってないのに現物と噛み合わへんのです。

原因の多くは寸法体系の違いです。
枠組足場にはインチサイズとメーターサイズと呼ばれる寸法体系があります。

私は足場を組む職人やありません。
管理側として足場屋がどの材料を使うか確認してきた側です。

その立場から先に言うときます。
部材の名前を覚えるより先に確認しておくことがあるんです。

足場そのものの全体像から知りたい人はこちらを先に読んでください。

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目次

枠組足場にはインチサイズとメーターサイズがある

先に言い切ります。
枠組足場にはインチサイズとメーターサイズと呼ばれる寸法体系があります。

この2つは寸法体系が違います。
だから図面を描く前に使用する足場の仕様や規格を確認する必要があるんです。

やる順番としてはこうです。
部材の名前を覚えるのは後でいい。

先に今回使う足場がどちらのサイズ体系かを確かめるんです。
ここを飛ばすと図面や数量が現物と食い違います。

インチサイズとメーターサイズってなに?

名前のとおり寸法のもとになる考え方が違います。
インチサイズはヤード・ポンド系の寸法をもとにしたサイズ体系です。

メーターサイズは、1800mmや1500mmや1200mmや900mmなど、メートル法で扱いやすい寸法が使われます。
数字がきりよく現場でも扱いやすいのが持ち味です。

どちらも今の日本で流通しています。
だから自分の現場がどちらなのかは調べないと分かりません。

見た目が似てるのに何が違う?

違うのは一つ一つの部材の寸法です。
同じ役割の部材でもサイズ体系ごとに長さが少しずつ変わります。

例えば同じくらいの長さの部材でも違いが出ます。
インチサイズでは1829mm。
メーターサイズでは1800mm。
その差は29mmです。

数センチの違いでも図面や部材の組み合わせには影響します。
ここで挙げた数値はあくまで一例です。

実際の寸法や使える組み合わせはメーカーのカタログで確認してください。
サイズ体系によって専用品もあれば兼用品もあるからです。

インチとメーターを勝手に混用しない

違うサイズ体系は勝手に組み合わせてええの?

インチサイズとメーターサイズでは部材寸法が違います。
だから、見た目が似ているからと現場判断で部材を組み合わせるものやありません。

使う足場システムやメーカーの仕様に合った部材かを確認します。
専用品と兼用品があるのでそこはカタログや足場会社に確かめるんです。

大事なのはここです。
使う足場の仕様を先に確認して自己判断で違う体系の部材を組み合わせないことです。

部材を覚える前に足場会社へ確認する

部材の名前はあとからでも覚えられます。
先に押さえるべきは今回使う足場のサイズ体系です。

今回の足場屋がインチサイズかメーターサイズか。
この確認を段取りの早い段階でやっておくんです。

現場監督は最初に何を聞く?

私は現場監督として足場屋にどの材料を使うか確認してきました。
その中で最初に押さえるのはやっぱりサイズ体系です。

どのサイズ体系の材料を使うのか。
そこが分かれば私は図面や数量をその条件に合わせて考えられます。

逆にそこを確かめずに進めると後がしんどいです。
図面や数量が現物と噛み合わないと現場は止まります。

私はその噛み合わない怖さを管理側として見てきました。
だから段取りの初期にサイズ体系を確認する癖がついたんです。

サイズ体系は図面と数量にどう効くのか

サイズ体系を知らずに足場図を描くとどうなる?

足場図を描くときは実際に使う部材の寸法を前提にします。
インチサイズかメーターサイズかでもスパン寸法などが変わります。

前提にした寸法と実際に使う材料が違ったらどうなるか。
図面に修正が必要になることがあります。

使う材料を確かめずに描くと図面の直しが増えやすいんです。
描き直しになれば私の場合はその分だけ段取りにも響きました。

数量拾いにどう影響する?

数量拾いもサイズ体系の影響を受けます。
スパン寸法などが違えば同じ範囲を計画しても数量の拾い方が変わることがあります。

例えば同じ距離を割り付けるとします。
1800mmと1829mmでは納まりが変わることがあります。

使うサイズ体系によって拾う数量が変わることもあるんです。
だから数量を拾う前提としてもサイズ体系の確認が要ります。

覚える順番を整理する

最後に順番だけ整理します。
足場は覚えることが多くて最初は戸惑います。

でも入口はシンプルです。
足場とは何かを知る。
次に今回使う足場のサイズ体系を確認する。
そのうえで部材を覚える。

私はこの順番で確認すると分かりやすいと思っています。
実際に使う材料を確認してから進めるほうが、図面や数量と現物の食い違いを減らしやすくなります。

私は足場を組む職人やありません。
それでも管理側としてサイズ体系の確認が段取りの土台になると感じてきました。

まずは足場屋に一言聞いてみてください。
「今回使う足場はインチですか。メーターですか。」
その一言が図面と数量の土台になります。

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この記事を書いた人

手取り9万整備士から、残業120時間超え現場監督まで走ってきた。
そこで一度心が折れて無職に。
底から再出発!机上の空論は書きません。
本日もご安全に。

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