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足場屋の仕事とは?組むだけではない段取りと調整を初心者向けに解説

足場屋の仕事は「ただ組むだけ」やと思われがちです。
パイプを組み上げて終わり、というイメージを持つ人は多いと思います。

でも実際に現場で見ていると、それは仕事の一部でしかありません。
組む前も組んだ後も、足場屋はいろんな段取りと調整を動かしています。

私は足場を組む職人やありません。
それでも監督として、足場屋の仕事ぶりを間近で見てきた側です。

その立場から、足場屋の仕事の実態を整理していきます。
腕と段取りで現場を支える仕事やと、私は敬意を持って見てきました。

足場そのものの全体像から知りたい人はこちらを先に読んでください。

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目次

足場屋の仕事は組むだけやない 結論から

先に結論を言い切ります。
足場屋の仕事は、組む作業だけやなく、材料の段取り・搬入と配置の調整・他業者との連携・安全への気配りまで含めて成り立っています。

組む場面はそのうちの一つです。
その前後に、見えにくい仕事がたくさんあります。

段取りとは、作業をうまく進めるための前もっての準備のことです。
私が現場で見てきた足場屋の仕事は、組む作業だけでなく、こうした段取りや調整まで含んでいました。

まずはこの全体像を押さえてください。
そこから一つずつ見ていきます。

なぜ組むだけではないと言える?

理由は足場という設備の性格にあります。
足場は、それ自体が完成品として残るものやありません。

足場は、あとから乗る他の職人の作業の土台になります。
塗装も設備も、その足場の上に乗って仕事をします。

土台やからこそ、いつ・どこに・どんな形であるかが大事になります。
だから実際の現場では、足場屋と監督や元請が、他業者の工程も見ながら段取りを合わせていきます。

足場を組む前の仕事

組む前は何をしている?

足場屋の仕事は、現場に着く前から始まっています。
まず図面や現場の条件を確認します。

そのうえで、計画に必要な部材や数量を確認して材料を段取りします。
必要な部材が足りなければ組めませんし、余れば無駄な運搬になります。

搬入の手配も要ります。
いつ・どの経路で材料を運び込むかを決めておきます。

現場の施工計画や条件に合わせて、組立ての段取りを決めていきます。
この段取りが合っていないと、当日に搬入や組立てが止まることがあります。

発注する側が足場屋へ伝えておくことはこちらでまとめています。

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足場を組むときの仕事

組む作業では何をしている?

段取りが整って、いよいよ組む作業です。
ここは腕と段取りとチームワークで進みます。

まず部材を上へ運び上げる動きがあります。
下で材料を渡す手元と、上で組む人の連携で足場が上がっていきます。

手元とは、材料や道具の受け渡しなど、組立てを補助する役のことです。
息が合わないと、この受け渡しだけで時間がかかってしまいます。

施工計画に合わせて、足場の通りや建ちを確認しながら組み上げていきます。
そして必要な墜落防止措置や手すりなどの安全設備も、進めながら設けていきます。

組む作業は、腕だけでなく段取りとチームワークで成り立っています。
一人で完結する仕事やなく、チームで動く仕事なんです。

足場の組立て等の作業に必要な特別教育についてはこちらで詳しく書いています。

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組んだ後や周りとの仕事

組んだ後や他業者とは?

足場は組み上げて終わりではありません。
組立て後には必要な点検が行われ、異常があれば補修します。

実際に誰が点検や補修を担当するかは、現場の体制や契約によって変わります。
使用中に異常や変更の必要が見つかれば、関係者で確認したうえで、必要な補修や変更を行います。

他の職人が安全に作業できるよう、監督や元請と打合せをしながら、必要な足場の形や動線を調整します。
勝手に足場を変えるのやなく、計画と安全を前提に手を入れます。

工事の進み方に合わせて、計画された増設や変更や解体を行うこともあります。
そのために元請や監督との打合せも欠かせません。

他業者の工程と、足場の組立てや変更や解体の時期を合わせるためにも打合せが要ります。
足場の段取りは、周りの職種の動きとつながっているんです。

組立て後や悪天候後の足場点検の決まりはこちらでまとめています。

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腕と段取りが仕事につながる まとめ

最後に整理します。
足場屋の仕事は、組む腕だけで決まるものやありません。

段取りと調整の力まで含めて評価される仕事です。
準備と周りとの合わせ方がうまい足場屋ほど、現場がスムーズに回ります。

腕と段取りの両方が、次も頼みたいと思われる理由になると私は感じてきました。
私が見てきた現場でも、一人親方や小規模の会社が腕と段取りで仕事をつないでいました。

足場屋がつくるのは、自分たちだけの足場やありません。
あとから乗る多くの職人みんなの、作業の土台です。

先輩が新人に言う「倒すなよ」は、その土台をつくる誇りの言葉でもあります。
組むだけやなく段取りまで背負う仕事やからこそ、その一言が重いんです。

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この記事を書いた人

手取り9万整備士から、残業120時間超え現場監督まで走ってきた。
そこで一度心が折れて無職に。
底から再出発!机上の空論は書きません。
本日もご安全に。

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