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自動車整備士3級は機械の原点。整備士から施工管理へ、そして老後は趣味で車屋という夢

手取り9万の整備士見習いから私の社会人生活は始まりました。
油まみれの手で工具を握った日々。

あのころ取った一枚の資格が今もずっと私を支えています。
今日はその話をさせてください。

目次

1. 自動車整備士3級は私のすべての原点や

整備士をしながら取った、社会人としての最初の国家資格

私が社会に出て最初に取った国家資格。
それが自動車整備士3級でした。

整備工場で働きながら取ったんです。
昼は先輩の下で車の下に潜る。

夜は疲れた体で参考書を開く。
そんな毎日でした。

整備士3級には種類があります。
ガソリンエンジン。

ジーゼルエンジン。
シャーシ。

私は自分の仕事に合ったものから取りました。
実務をしながらやったから知識が体に染みたんです。

給料は手取りで9万円でした。
今思えばよく食えていたなと思う額です。

でも不思議と惨めやなかった。
毎日車の構造が分かっていく手応えがあったからです。

昨日まで謎やった部品が今日は意味を持って見える。
その積み重ねが何より楽しかったんです。

貧乏やったけど頭の中だけは日に日に豊かになっていきました。

ここで機械の構造を体で覚えたことが、その後のキャリア全部の土台になった

今振り返って一番思うことがあります。
この資格で機械の構造を体で覚えたことです。

これがその後のキャリア全部の土台になりました。
エンジンがなぜ回るのか。

力がどう伝わってタイヤが動くのか。
その理屈を手を動かしながら覚えたんです。

教科書だけの知識やありません。
油の匂いと一緒に体に入った知識です。

だからこそ一生消えないんです。
今でも覚えている瞬間があります。

バラバラやったエンジンの部品が一つの流れで繋がって見えた日です。
吸って圧縮して爆発して排気する。

その一連が頭の中で動画のように動いた瞬間でした。
世界の見え方が変わった気がしました。

機械が意思を持った生き物のように見えたんです。

2. 整備士で得た知識は、施工管理の今も芯で活きている

工業系の機械は、車のパーツをそのまま大きくしたようなものや

整備士から溶接や組立を経て施工管理まで来ました。
まるで違う世界に見えるかもしれません。

でも私はこう思っています。
工業系の機械は車のパーツを大きくしたようなものやと。

プラントのポンプもモーターも軸受も。
根っこの理屈は車と同じなんです。

回転を伝える。
力を変える。

熱を逃がす。
車で覚えた原理がそのまま大きくなっただけなんです。

エンジンや駆動の理屈が分かっていると、プラントの機械も理屈で読める

だからプラントの機械も理屈で読めます。
初めて見る機械でも構造を想像できるんです。

これはたぶんこう動いている。
ここに力が集中している。

その勘が働くのは整備士時代のおかげです。

その機械の知識を資格にした話はこっちに書いた。機械保全技能士の話。

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整備士の目線があるから、機械の異常や故障のサインに気づける

そしてもう一つ大きいのが異常に気づく目です。
整備士は壊れた車と毎日向き合います。

だから故障のサインが体に刻まれているんです。
この音はおかしい。

この振動は普通やない。
この匂いは焼き付きの前兆や。

異常のサインに気づける目は現場で何より役立ちます。
大事故になる前に手を打てるからです。

実際にプラントの現場で助けられたことがあります。
あるポンプの音がいつもとほんの少し違ったんです。

若い衆は誰も気づきませんでした。
でも私の耳には引っかかった。

止めて見たら軸受が焼き付く一歩手前でした。
あのまま回していたら大きな故障で現場が止まっていました。

この耳を作ってくれたのが整備士時代なんです。

3. 整備士から施工管理へ。しんどさと、その先の夢

整備士から溶接、施工管理と現場を渡ってきた。正直、施工管理はしんどい仕事や

正直な話をします。
整備士から溶接工になり組立や据え付けを経て施工管理まで来ました。

いろんな現場を渡ってきたんです。
そして正直に言えば施工管理はしんどい仕事です。

工程に追われる。
人の管理に神経をすり減らす。

残業も多い。
体だけやなく心も削られる仕事なんです。

残業が120時間を超えた月もありました。
家に帰っても頭が現場から離れない。

図面と工程が寝ても覚めても頭を回る。
そんな時期が確かにあったんです。

それでも機械に触れてきた原点は、どの現場でも私を支えてくれた

それでも私が折れずに来られた理由があります。
機械に触れてきた原点があったからです。

どんなにしんどい現場でも機械の前に立つと落ち着くんです。
これは分かる。

これなら読める。
その安心感が心の支えになりました。

原点があるというのは強いことなんです。

老後はこの整備士の資格を生かして、趣味で車屋をやりたいと思っている

そして今ひそかに描いている夢があります。
老後はこの整備士の資格を生かしたい。

趣味で小さな車屋をやりたいんです。
儲けは要りません。

好きな車をいじって暮らせたらそれでいい。
若いころ油まみれで覚えた仕事に最後にまた戻る。

そんな締めくくりができたら幸せやと思っています。

4. 手に職の原点として整備士は強い

整備士資格は一生ものの手に職や。若いうちに機械の基礎を体に入れる価値は大きい

最後に伝えたいことを書きます。
整備士資格は一生ものの手に職です。

一度体に入れた機械の基礎は一生消えません。
そして取ったあとも上を目指せます。

3級から2級へ。
経験を積めば道は続いていくんです。

若いうちに機械の基礎を体に入れる価値は本当に大きい。
その基礎はどんな現場に行っても効きます。

木で言えば根っこと同じやと思うんです。
どれだけ幹が太く枝が広がっても根がなければ倒れます。

整備士3級は私という木の一番深い根っこです。
この根があるから何度でも新しい枝を伸ばせた。

溶接も施工管理も全部この根から伸びた枝です。
枝は時代や現場で変わります。

でも根っこだけは一生変わりません。
手に職の原点を一つ持っておく。

それが長い現場人生で一番効いてくるんです。

本日もご安全に!

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この記事を書いた人

手取り9万整備士から、残業120時間超え現場監督まで走ってきた。
そこで一度心が折れて無職に。
底から再出発!机上の空論は書きません。
本日もご安全に。

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