同じ腕で同じ作業をする。
それやのにもらえる金が場所で違う。
そんなことあるかと思いますか。
私はずっとそれを肌で感じてきました。
四国で現場をやってきた人間の体感です。
橋を渡って本州で仕事をすると単価が上がる。
今日はその場所と単価の話を正直にします。
1. 同じ腕で同じ作業でも働く場所で単価は変わる
結論。私は四国から橋を渡ると単価が上がると感じてきた
先に体感を正直に言います。
同じ腕で同じ作業でも働く場所で単価は変わる。
私は四国で長く現場をやってきました。
そこで感じてきたことがあります。
瀬戸大橋や明石海峡大橋を渡る。
本州側で仕事をすると単価が上がるんです。
同じ溶接同じ据え付けでもです。
渡った先で出る金が違うと肌で感じてきました。
最初は気のせいかと思いました。
でも何度渡っても同じ感覚が残ったんです。
だから偶然やないと思うようになりました。
もちろん現場や時期にもよります。
それでも全体としては上がる感覚が強かった。
金額の桁が変わるわけやありません。
派手な違いやなく地味な差です。
でも積み重なれば年の稼ぎで大きな差になる。
そもそも職人の単価がどう決まるかはこっちに書いた。

田舎だからかもしれん。でも場所で単価が違うのは間違いない
先に断っておきます。
これは統計やありません。
私の体感の話です。
四国が田舎やからそう感じるだけかもしれません。
そこは正直に認めます。
でも一つだけ間違いないことがあります。
働く場所によって単価は確かに変わるんです。
地元だけで働いていると気づけません。
橋を渡って初めてその差を体で知りました。
地元の相場が世界の相場やと思い込んでいた。
でもそれは狭い井戸の中の話でした。
外に出て初めて空の広さが分かりました。
場所を変えるだけで見える景色が変わるんです。
だから今の相場に不満があるなら考えてほしい。
それは腕のせいやなく場所のせいかもしれません。
一度そう考えてみるだけで視野が広がります。
腕を疑う前に場所を見直してみるんです。
2. なぜ都会は単価が高いのか。隠れコストの話
駐車場も騒音対策も近隣対応も手間とカネがかかる
ではなぜ都会は単価が高いのか。
私なりに読んでいることがあります。
都会の工事には隠れコストが多いんです。
まず車を停める場所からして金がかかる。
現場の近くに駐車場を借りるだけで出費です。
そして騒音対策も欠かせません。
近隣への挨拶や苦情対応も手間になります。
都会の工事は見えないコストが積み重なる。
その分が単価に乗ってくるんやと私は見ています。
地方ならさっと停めてさっと始められる作業。
それが都会では一手間も二手間も増えるんです。
段取りの手間はそのまま金に化けます。
誰かがその手間の分を払わなあかんからです。
都会は土地も人も高い場所です。
その高さがじわじわ単価に反映されるんです。
だから都会の高い単価には理由があります。
決してぼったくりやなく手間の対価なんです。
人件費の最低ラインもこっちより高い。どこかが間で抜いてるのかもしれん
もう一つあります。
人件費の最低ラインが都会は高いんです。
同じ作業でも土台の賃金水準が違う。
だから地方よりも金額が上がりやすい。
そしてこれは疑問として置いておきます。
もしかしたらどこかの中間業者が抜きすぎているのかもしれません。
発注から現場に届くまでに何社も挟む。
その途中でどれだけ抜かれているかは見えません。
断定はできません。
でも現場感覚としてそう思うことはあるんです。
だから元請が出す額と自分の手取りは別物です。
間の抜かれ方まで見えたら景色が変わるんやろけど。
そこは職人には見えん部分です。
だからせめて場所の相場だけは知っておくんです。
3. 働く場所は自分で選べる変数や
単価が高い場所もあればコスパのいい場所もある
ここで一番大事な気づきを渡します。
働く場所は自分で選べる変数なんです。
腕は一朝一夕には変わりません。
でも働く場所は今日からでも変えられる。
単価が高い場所もあります。
一方でコスパのいい場所もあるんです。
物価や移動を差し引いて手元に残る額で考える。
そうやって場所を選ぶ目を持つことが大事なんです。
高い場所が必ず得とも限りません。
物価も家賃も高ければ手元は案外残らない。
だから額面やなく残る額で見るんです。
遠くの高単価も近くの低コストもどちらも武器です。
自分に合うほうを選べる目が財産になるんです。
出張で宿を伴っても呼び寄せる側が単価を合わせるなら行く価値はある
遠征の話もしておきます。
出張で泊まりがけになることもあります。
一見すると宿代がかかって損に見える。
でもそう単純やないんです。
呼び寄せる側がその分の単価を合わせてくれる。
そういうケースなら行く価値は十分あります。
遠征しても割に合う仕事はあるんです。
宿泊込みでも手元に残るなら遠くても行く。
そういう判断ができる人間が得をします。
私も遠征で割に合った現場が何度もありました。
逆に近くても薄い現場もあった。
距離やなく中身で決めるのが賢いんです。
呼ばれたら条件を一度冷静に計算する。
それだけで損な遠征を避けられるんです。
場所も条件も自分で選べるんやと知ること。
それだけで働き方の幅が広がるんです。
4. 場所の違いは動いた人間にしか分からない
地元だけで完結してると気づけん。いろんな場所で働いて初めて見える
最後に一番伝えたいことです。
場所ごとの単価差は動いた人間にしか分からない。
地元だけで完結しているとまず気づけません。
そこが世界の全部やと思ってしまうからです。
私も橋を渡るまでは知りませんでした。
渡って別の現場に立って初めて見えたんです。
ここではこの額なんやと。
その驚きは動いたからこそ得られたものでした。
一度知ってしまえばもう戻れません。
場所という物差しが頭に一本増えるんです。
腕という物差しに場所という物差しが加わる。
二本あれば稼ぎの見通しが一気に立つんです。
腕だけでも場所だけでも片手落ちになる。
二つそろって初めて自在に稼げるんです。
腕を磨いたら次は場所を意識しろ。選択肢を持てる側になれ
だから順番はこうです。
まず腕を磨く。
その腕はどこへ行っても通用する土台になります。
そして次に場所を意識するんです。
腕があれば呼ばれる場所も増えていく。
選択肢を持てる側に回れるんです。
その腕をどう磨くかはこっちに書いた。

動ける腕と動く勇気があれば場所は選べます。
そこに気づいた人間から稼ぎ方が変わるんです。
場所ごとの単価は海の潮の満ち引きと同じやと思うんです。
同じ浜に立っているだけでは水位の差は見えません。
いくつもの浜を歩いて初めて高い低いが分かる。
自分の足で歩いた人間だけがいい潮時を選べるんです。
橋の向こうに何があるか。
それは渡った人間にしか見えないんです。
本日もご安全に!

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