MENU

職長・安全衛生責任者教育を休日に受けるな。現場の時間を救う「SATのWEB講習」完全ガイド

私が職長を取ったのはもう10年20年前。
会場で丸2日間の缶詰。

でも最近若い子の受け方を見て驚いたんです。
今日はその話をさせてください。

目次

1. 導入:私らの頃は「2日間の缶詰」やった

職長・安全衛生責任者教育。
現場を回すには避けて通れん資格です。

私がこれを取ったのはもうずいぶん前になります。
その頃は受け方が一つしかなかった。

会場に行くんです。
指定された日に指定された場所へ。

朝から夕方まで硬いパイプ椅子に座りっぱなし。
それが2日間続くんです。

平日開催も多かった。
現場を2日休むか貴重な休みを潰すか。

眠気と戦いながらひたすらテキストを追う。
やっと終わった頃には休みが丸ごと消えてました。

これが職長を取るということやったんです。
でも最近うちの若い子が同じ資格を取るのを横で見てました。

その受け方が私らの頃とは全然違ったんです。

2. なぜ職長教育は「WEBと相性がいい」のか

若い子は空き時間にスマホを見てました。
職長の講習を動画で受けてたんです。

なんでそんなことが可能なのか。
理由があるんです。

職長・安全衛生責任者教育は学科が中心の教育やからです。
溶接や足場の資格を思い出してください。

あれには法律で決まった実技があります。
実際にトーチを握る。

実際に足場を組む。
体を動かして覚える部分があるからどうしても現場に集まらなあかん。

でも職長教育は違うんです。
学ぶのは知識と考え方です。

作業手順の決め方。
危険の見抜き方。
部下への指導の仕方。
関係する法律。

こういうものは動画で聞いて頭に入れられる。
だからeラーニングと相性がええんです。

私らの頃はその学科を全部会場で聞いてた。
でも今はその部分を家で受けられるようになったんです。

職長そのものの役割や法律で決まった中身についてはこっちで詳しく書いてます。

あわせて読みたい
「次はお前が職長な」と言われたら。職長・安全衛生責任者とは何か、現場監督がその「重み」を語る 次からお前が職長な。ある日突然そう言われる日が来ます。 嬉しいですよね。でもその肩書きの本当の重さわかってますか。 1. 導入:その肩書きの重さ、わかってるか あ...

3. 正直に言う。「時間そのもの」は短くならん

ここで勘違いしてほしくないことがあります。
WEBにしたらサクッと1時間で終わる。

そう思う人がおるんです。
違います。

受講しなあかん時間そのものは短くなりません。
職長教育は6時間。

安全衛生責任者教育を足すと合計14時間。
これは法律で決まった時間です。

会場でもWEBでもこの14時間は変わらん。
そこは魔法やないんです。

じゃあ何が変わるのか。
時間の使い方です。

会場講習は2日間まるごと拘束される。
その2日を動かせん。

でもWEBならその14時間を細切れにできるんです。
今日は1時間。

現場が早く終わった日に2時間。
そうやって自分の空いた時間に積み上げていける。

まとまった2日を丸ごと空けんで済むんです。
私らの頃は2日連続で現場を離れるしかなかった。

その2日工程が止まる。
今の子はその拘束から解放されてるんです。

これはでかい違いです。

4. 横で見て驚いた「Zoomのグループ討議」

でも一つ面白いものを見ました。
若い子がある日だけ決まった時間にパソコンの前に座ってたんです。

動画は好きな時間に見てたのにその日だけは違った。
聞いたらグループ討議やと言うんです。

最後に実技・演習として位置づけられるグループ討議があるらしいんです。
これがZoomで行われる。

しかも他社の受講生と一緒に。
だから自分の好きな時間ってわけにはいかん。

予約制で決められた日程から都合の合う枠を選ぶ。
その時間になったらオンラインで集まるんです。

中身は数人のグループに分かれるらしい。
そして与えられた課題をみんなで討議して結論を出す。

危険予知やリスクアセスメント。
そういう現場の課題をあーだこーだ言い合うそうです。

なるほどなと思いました。
危険の見抜き方は一人で動画を見てるだけでは身につかん。

いろんな現場の人間がそれぞれの視点を出し合う。
そこで初めて自分にない気づきが生まれるんです。

私らが会場でやってた討議を今はオンラインでやってる。
時代は変わったなと横で感心してました。

つまりWEB講習といっても完全に一人で完結じゃないんです。
この討議だけは人と集まる。

そこは知っておいた方がいいと思います。

5. 結論:昔を美談にするな。賢く取れる時代や

私は2日間の缶詰を経験した世代です。

だからといって若い子にも同じ苦労をしろとは言いません。
昔の苦労を美談にして後輩に押し付ける。

それは一番みっともない先輩です。
いい方法があるなら若い子はそれを使えばええんです。

動画の学科は空いた時間に少しずつ。
グループ討議だけ日程を合わせてオンラインで。

これでまとまった2日を潰さんで済む。
移動も交通費もいらん。

現場を止めることもない。
内容は私らが受けたのと同じ14時間。

中身は薄まってへん。
薄まってないどころか繰り返し見返せるぶんむしろ頭に残る。

資格から逃げろと言うてるんやない。
中身はしっかり14時間ぶん受ける。

ただその受け方は賢い方を選べる時代になったんです。
私らの頃は選択肢がなかった。

でも今の子にはある。
だったら使わん手はないんです。

苦労した分だけ偉い。
そんな時代はもう終わってます。

同じ知識をいかに賢くいかに時間を無駄にせず手に入れるか。
それができる人間がこれからの現場を回していくんです。

WEB講習そのものの仕組みや顔認証や記録の話はこっちに詳しくまとめてます。

あわせて読みたい
講習会場へ行くのはもうやめろ。足場も職長も「スキマ時間のWEB受講」でサクッと取るのが現場の鉄則 WEB講習なんて動画を流しっぱなしにしとけばええんやろ。そう思ってませんか。 その認識やと修了できずに金だけ捨てることになります。今日はその話をさせてください。 ...

本日もご安全に!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

手取り9万整備士から、残業120時間超え現場監督まで走ってきた。
そこで一度心が折れて無職に。
底から再出発!机上の空論は書きません。
本日もご安全に。

コメント

コメントする

目次