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元請 下請 ゼネコン サブコンでもう混乱するな。現場20年の私が建設業のピラミッドを全部つなげて解説

ゼネコン。
サブコン。

元請。
下請。

一次に二次。
言葉は聞いたことがありますよね。

でもこれを一枚の絵で説明できますか。
私は長く現場にいてもずっとできませんでした。

今日はこのバラバラの言葉を全部つなげます。

目次

1. 建設業はピラミッドや。バラバラに覚えても現場では繋がらん

元請 下請という言葉は知ってても全体像は曖昧。長くいた私もそうやった

元請という言葉は知っています。
下請という言葉も知っています。

でも元請の上には誰がいるのか。
下請の下にはどこまで続くのか。

そう聞かれると急に曖昧になる。
長く現場にいた私ですらそうでした。

言葉は一つずつ知っている。
でも頭の中で一枚につながっていないんです。

これがしんどいところなんです。
点で覚えても現場では線にならない。

施主を頂点にゼネコン サブコン 一次 二次と下りていく一枚のピラミッド

だから今日は一枚の絵を描きます。
建設業はきれいなピラミッド構造になっています。

一番上に施主がいます。
工事の金を出す発注者ですね。

その下にゼネコンがいる。
さらに下にサブコンが並ぶ。

そのまた下に二次三次と続いていく。
施主を頂点に下へ下へと枝分かれする序列なんです。

施主から末端までの序列はこっちで一枚に描いた。まず読んでほしい。

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この絵を頭に入れて先へ進みましょう。

2. 頂点の司令塔=ゼネコン(元請)

ゼネコンは工事全体を統括する総合建設会社。施主と直接契約する側や

まず頂点近くにいるゼネコンです。
ゼネコンはゼネラルコントラクターの略です。

日本語で言えば総合建設会社のことです。
一番の特徴はここにあります。

施主と直接契約して工事一式を請け負う元請なんです。
発注者とじかに向き合う唯一の立場ですね。

だから現場全体の顔になります。
ゼネコンって結局何やという話はこっちに書いた。

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自分で作るのやなく計画 品質 安全 予算を握る頭脳の役割

勘違いしやすいのがここです。
ゼネコンが全部自分の手で作るわけやありません。

ゼネコンの本当の役割は統括です。
計画と品質と安全と予算を握る頭脳なんです。

図面を引く。
工程を組む。

品質を見て安全を守る。
その全体を回すのがゼネコンの仕事です。

自分の手を動かすより全体を仕切る。
それが司令塔の役割なんです。

3. 技術を持つ手足=サブコン(専門工事=一次下請)

設備 電気 空調みたいな専門工事を担うのがサブコン。ゼネコンの下につく

では実際に手を動かすのは誰か。
そこでサブコンが出てきます。

サブコンはサブコントラクターの略で下請を意味します。
設備や電気や空調の専門工事を担う会社です。

給排水や衛生や消防もここに入ります。
ゼネコン一社では専門工事まで手が回りません。

だからその道のプロに任せるんです。
サブコンはゼネコンの下につく立場になります。

多くは元請の直下につく一次下請にあたります。
サブコンの正体はこっちで白状した。実は自分のことやった。

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長く現場を渡ってきた私自身が実はこのサブコンの人間やった

正直に言います。
私はずっとこのサブコンの側にいました。

設備や電気や機械の専門工事。
それを何十年も現場で納めてきたんです。

言葉を知らんだけで私自身が当事者やった。
だからこの目線で全部を語れます。

頂点のゼネコンを下から見上げてきた人間です。
その見え方も後で話します。

下から見上げてきたからこそ分かることもある。
上がしっかりしている現場のありがたさです。

4. 一次の下に二次 三次。ピラミッドはまだ続く

一次下請の下に二次下請 三次下請。末端ほど元請の顔が見えなくなる

ピラミッドは一次で終わりません。
その下にまだ続きます。

一次の下に二次がつき二次の下に三次がつく。
こうやって末端まで枝分かれしていくんです。

そして下に行くほどある変化が起きます。
末端ほど元請の顔が見えなくなるんです。

二次三次になると元請と直接話す機会はまずない。
自分を呼んだ一つ上の会社としか繋がっていない。

だから指示は一つ上から降りてくる。
それがピラミッドの動き方なんです。

私も末端に近い立場で入ったことがあります。
元請の顔なんか一度も見んまま現場が終わった。

それでも仕事はちゃんと回っていくんです。

どの層に立つかで見える景色も守るべきものも変わってくる

面白いのはここです。
どの層に立つかで景色が変わります。

ゼネコンは全体を見渡している。
一次は自分の専門工事を仕切っている。

二次三次は自分の持ち場を守っている。
立つ層によって見える範囲も責任も違うんです。

自分が今どの層にいるか。
それを分かっているかどうかが効いてきます。

5. 構造が壊れると現場は地獄になる

司令塔がポンコツやと後出しじゃんけん地獄が始まる

ここからは体験談です。
このピラミッドは頂点が要です。

司令塔のゼネコンがしっかりしていれば回る。
でも頭脳がポンコツやと一気に崩れます。

決めたはずの仕様が何度も覆る。
後出しじゃんけんが始まるんです。

下はそのたびに手戻りで振り回される。
頭が揺れると足元は倍揺れます。

末端に行くほどそのしわ寄せが濃くなるんです。
その頭脳がポンコツやと現場がどう地獄になるかはこっち。

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知恵と腕で無理やり納めるんです。

図面が現場と合わん理不尽の話はこっちに書いた。

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最後は交渉で丸く収めるしかない。

他業種との取り合いを丸く収める交渉術はこっちや。

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6. 一枚の地図を持って現場に立て

構造が頭に入ると誰の言うことを聞けばいいかで迷わなくなる

ここまで来たら一枚の地図が完成です。
この地図の一番の効能はこれです。

誰の言うことを聞けばいいかで迷わなくなる。
自分に金を払う一つ上の相手が分かるからです。

ピラミッドの上下が見えていれば筋を通せる。
飛び越えて混乱することもなくなるんです。

これは現場に出たその日から効いてきます。
知っているだけで動きに迷いが消えるんです。

自分が業界のどこに立ってるか分かると仕事の見え方が変わる

そしてもう一つの効能です。
自分が業界のどこに立っているかが見える。

私は手足のサブコンの側の人間です。
その上に頭脳のゼネコンがいる。

さらに上に施主がいる。
その関係が腹に落ちると仕事の景色が変わるんです。

自分の現在地が分かれば次に進む道も見える。
就職や転職を考える人ほどこれが効きます。

自分の立ち位置を言葉で説明できる。
それだけで面接でも現場でも強くなれるんです。

建設業のピラミッドは登山と同じやと思うんです。
地図を持たずに山へ入る人間は必ず迷います。

でも一枚の地図さえあれば自分の現在地が分かる。
次にどの尾根を進めばいいかも見えてくる。

この構造の地図を頭に入れて現場に立ってください。
もう元請や下請の言葉で迷うことはありません。

本日もご安全に!

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この記事を書いた人

手取り9万整備士から、残業120時間超え現場監督まで走ってきた。
そこで一度心が折れて無職に。
底から再出発!机上の空論は書きません。
本日もご安全に。

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