もう三時間、同じ回路を追いかけてる。
なのに原因がわからない。
こういう時人は本気で泣きそうになりますよね。
私も現場で何度も味わいました。
でもその粘り実は逆効果かもしれません。
今日はその話をします。
結論:原因不明のトラブルで「詰んだ」時こそ、一度現場から離れて休む勇気を
先に言います。
原因不明のトラブルにドツボにハマったら一回休んでください。
粘るよりその方が早く解決します。
根性で机にかじりつくのが正解やない。
むしろそれが答えを遠ざけてる。
なんでか順番に話します。
ドツボにハマった脳では、目の前にある「些細な違和感」すら見逃してしまう
トラブル解決のコツは実はシンプルです。
些細な違和感を見逃さない。
これに尽きます。
いつもと違う音。
わずかなランプの点き方。
答えはたいていその小さなサインの中にあります。
でも疲れきってドツボにハマった脳はそのサインが見えない。
必死になればなるほど、視野が狭くなるんです。
行き詰まった時、思考をリセットする「戦略的休息」の重要性
だから一回現場から離れる。
逃げるんやない。
これは戦略的な休息です。
凝り固まった頭を一度まっさらに戻す。
そうするとさっきまで見えんかったものが急に見えてくる。
休むのも仕事のうち。
これ本当です。
【実体験】PLCのラダーバグ。全員で徹夜して泣きながら追いかけた絶望の夜
なんでここまで言い切れるか。
忘れられん夜があるからです。
いくら追っても原因不明。目に見えないプログラムのバグという地獄
機械制御のPLC。
シーケンサーのラダープログラムでバグが出た。
これが本当に地獄でした。
溶接の不良ならまだ目で見える。
ビードの荒れ、スパッタの飛び方、そこから原因を探れます。
でもプログラムのバグは目に見えない。
電気信号の流れを頭の中だけで追いかけるんです。
チーム全員で回路図とにらめっこ。
気づけば外は明るくなってた。
追っても追っても原因がわからない。
みんな無言で正直泣きそうでした。
お酒を飲んで寝ている時にパッと閃く、あの「脳汁が出る」快感
結局その夜は一旦解散しました。
私は家に帰って風呂に入って酒を一杯だけ飲んで寝た。
もう考えるのもやめてた。
そしたら寝てる最中です。
「あそこや」
パッと閃いた。
飛び起きました。
翌朝そこを確認したらドンピシャ。
原因はそいつでした。
あの閃いた瞬間の脳汁が出るような快感。
あれがあるから現場はやめられんのです。
力ずくで掴めんかった答えが力を抜いた瞬間に降ってくる。
不思議ですよね。
閃きを現場の力に変える。具体的なトラブルシューティングの引き出し
とはいえ閃きだけに頼るのも危うい。
原因究明をショートカットする「技術と知識のストック」
閃きってゼロからは生まれません。
頭の中にストックされた知識と経験が寝てる間に勝手に繋がるんです。
つまり引き出しが多いほど閃く確率も上がる。
だから普段から現場の知識を貯めておく。
これが原因究明の一番の近道です。
私がつまずいた技術系のトラブルはここにまとめてあります。
↓ 溶接・切断のトラブル解決
↓ 現場の知恵・トラブル解決

引き出しの中身を少しずつ一緒に増やしていきましょう。
最後に
トラブル対応は力比べやない。
握った手をふっと緩めた時に答えは向こうから寄ってきます。
固く握った拳では水はすくえませんよね。
詰まった時こそ、一度手のひらを開いてみてください。
本日もご安全に!


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