独立すれば稼げる。
現場にいるとそんな話をよく聞きます。
経費が使える。
雇われより手取りがいい。
そういう景気のいい話が耳に入ってきます。
私も個人事業主をかじった時期があります。
その上で言うと独立は稼げる面もしんどい面も両方あるんです。
私が独立して感じたのは収入の手応えと自己責任の重さ
独立は本当に得なのか。
私の実感を先に言います。
私が独立して感じたのは収入の手応えと同じくらいの自己責任の重さでした。
いい面だけを見て飛び込むと足をすくわれます。
私の場合は雇われていた頃より稼げたと感じる時期もありました。
その一方で毎月同じ収入が入る安心感はなくなりました。
そして独立には向き不向きがあります。
誰にでも勧められる道やないんです。
独立して良かったことは何か
まず良かった面を正直に書きます。
独立して感じたのはお金の見え方の変化です。
独立すると仕事に必要な支出を事業の必要経費として管理するようになりました。
雇われていた頃とはお金の見え方がまるで違ったんです。
私の場合は売上と経費を自分で見るようになって、働いた分のお金が動く感覚を強く持つようになりました。
稼いだ分が自分に返ってくる手応えがあったんです。
私はこの自由度に独立の魅力を感じました。
ここに惹かれて独立を考える人が多いのも分かります。
ただし必要経費は自由に使えるお金やないです。
事業のために必要な支出かどうかで考えるものなんです。
独立のしんどさはどこにあるのか
ですが良い面ばかりやないです。
むしろしんどい面の方が背中に重くのしかかります。
仕事がないときの不安と自分で背負う責任の重さが背中に乗ってきました。
これは雇われのときには感じなかったものでした。
会社員だった頃の私は会社が受注した仕事をする立場でした。
独立すると自分の仕事がなくなったときの不安も自分で背負うようになりました。
うまくいかなくても誰も守ってくれません。
体を壊しても代わりがいません。
稼げる自由と背負う責任は表と裏です。
片方だけを手にすることはできんのです。
独立に向いている人・向いていない人
独立は向き不向きがはっきり出ます。
私が見てきた範囲で正直に分けて書きます。
どんな人が独立した方がいいのか
私が見てきて独立と相性がよさそうだと感じた人がいます。
自分の腕を磨いた職人です。
誰にも簡単にはまねできない腕を持った職人を見ると、独立という選択肢が生きる人もいると思います。
その腕がそのまま看板になるからです。
私が見てきた腕のある職人の中には、技術を評価されて継続的に声がかかる人もいました。
ただ腕があるだけで仕事が途切れないとは限りません。
だから独立を考えるなら腕以外のことも見ておくのが大事です。
技術が高いというだけで独立向きと決められるものやないんです。
極めなくても現場で生きる道はあるのか
ではみんなが腕を極めなあかんのか。
そうやないです。
正直に言うと私は専門の職人にはなれませんでした。
一つだけを極めるよりいろいろな仕事を経験してきた人間です。
ですがそういう生き方もあります。
一つを極めるのやなく幅広く知る生き方もあるんです。
一点を極める職人の道もあれば全体を見渡す道もあります。
自分がどっちのタイプかを知ることが大事なんです。
何者でもなかった私が一段ずつ登ってきた全記録はこの記事です

お金と制度は独立前に知っておく
独立で変わるのは働き方だけやないです。
お金の流れそのものが変わります。
独立するとお金の流れはどう変わるのか
会社員だった頃は、給与計算や年末調整など会社側で処理されるものが多くありました。
自分で細かく手を動かさなくても回る部分があったんです。
個人事業をやると、売上や必要経費を自分で管理して必要に応じて確定申告する側になります。
お金まわりを自分で握る立場に変わります。
このお金まわりは制度も絡んで話が細かくなります。
数字や手続きの詳しいところは国税庁や税務署などの最新情報で確認してほしいです。
制度は年によって扱いが変わることもあります。
思い込みで進めず必ず最新の情報を当たってください。
個人事業主をかじった私が語るインボイスの本音はこの記事です

なぜ私は会社員に戻ったのか
私は個人事業主を経験した後に会社員へ戻りました。
稼げる面を知った上での選択です。
理由は自己責任のしんどさと安定でした。
仕事がないときの不安を背負い続けるより安定を選んだんです。
これはどちらが正解という話やないです。
私にとってはこの選び方が合っていたというだけです。
独立が向く人もいれば雇われが向く人もいます。
私は両方やった上で今の働き方を選んでいます。
まとめ
独立の話をまとめます。
私の場合は独立して収入の手応えを感じた時期がありました。
仕事に必要なお金を事業の必要経費として、管理するようになり会社員とはお金の見え方も変わりました。
ですが仕事がないときの不安と自己責任が背中に乗ります。
稼げる自由と背負う責任は表と裏なんです。
腕を極めた職人にとって独立が有力な選択肢になることはあります。
一方で一つを極めず幅広く知る生き方もあります。
大事なのは自分がどっちのタイプかを見極めることです。
自分の腕だけでなく仕事を確保できるか。
収入が途切れても耐えられるかまで考えてほしいです。
同じ腕でも働く場所で単価が変わる話はこの記事で語っています

独立も雇われもどちらも道です。
自分に合う方を選べたらそれが一番なんです。
本日もご安全に!

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