組図を渡された。
部品図の束も一緒に渡された。
さあどこから見ればいいのか。
その一枚目で固まる新人は多いんです。
私は組図を見て実際に組んできた側です。
どこからどの順で読むかの話をします。
そもそも組図と部品図の役割の違いが分からない人はこちらから読んでください

組図は全体から見る。流れをつかんでから部品へ入る
先に言い切ります。
組図は全体から見て流れをつかむ。
いきなり細かい部品から見にいかない。
まず全体を眺めて何がどう組み上がるのかをつかむんです。
そこから部品番号を追って詳細へ入っていく。
この順番で読むと組立の流れがぐっとつかみやすくなります。
逆に詳細から入ると迷子になります。
全体が見えていないまま部品を追っても何が何か分からんのです。
組図を読む順番
では具体的な順番です。
全体から部品番号そして詳細へと進んでいきます。
難しいことやありません。
大きいところから小さいところへ降りていくだけなんです。

まず全体を見て流れをつかむ
最初にやるのは全体を見ることです。
どんな形に組み上がるのか。
どこがどう動くのか。
それを頭に入れます。
この機械は何をするものなのか。
どこから組んでいくのが自然か。
私の場合は全体像がつかめると組む順番も見えやすくなります。
ここを飛ばして部品に入ると後で苦労します。
まず引きで全体をつかむ。これが読み始めの一歩なんです。
部品番号を追って詳細へ進む
全体がつかめたら次は部品番号です。
部品番号を追って詳細へ進むんです。
部品番号が振られている組図ならその番号を追います。
どの部品がどこに付くのかを一つずつ確かめていくんです。
全体の中でこの番号はここ。
そうやって位置を確かめながら細部へ降りていくと取り違えが減ります。
私の現場では図面に番号も名称も入っているので基本は図面で組める。
私が扱ってきた図面では基本的に図面を追えば組めるようになっています。

部品表はいつ使うのか
ここで部品表の話をしておきます。
これは私がやってきた現場での使い方の話です。
私の場合は組むときの主役は図面です。
部品表も使いますが使う場面が違うんです。
私が図面主体で組める理由
なぜ私が図面主体で組めるのか。
私が扱ってきた図面には部品番号や名称が入っているからです。
どこに何番の何が付くのか。
それが図面に書いてあれば部品表を横に置かなくても組めるんです。
もちろん例外はあります。
部品が大量で図面だけでは追いきれないときは別のやり方も要ります。
ただ基本は図面主体で組める。
これが私の組み方なんです。
部品表は入荷チェックと部品集めで使う
では部品表はいつ使うのか。
部品表は入荷チェックと部品集めで使うんです。
頼んだ部品が全部そろっているか。
組む前に必要な部品を集めておく。
そういう準備の段階で部品表が生きます。
部品表も使いますが主に入荷チェックや組む前の部品集めで使っています。
これは私がやってきた現場での使い分けです。
そう役割を分けると図面と部品表がきれいに噛み合います。
どっちも使うけど使う場面が違うということです。
新人が読む順でやりがちな失敗
ここで新人がやりがちな失敗を書いておきます。
読む順を外すとこういうところでつまずくんです。
詳細まで見ずに手を動かす
一番多いのがこれです。
詳細まで見ずに手を動かしてしまう。
だいたい合ってるやろと思い込んで組みにいく。
その思い込みが取り違えを生むんです。
図面に必要な情報がそろっているならまず最後まで読む。
途中まで見て思い込みで手を動かすと取り違えにつながります。
図面には描かれない裏側や突起を読む苦労はこの記事にまとめています

1mm違いの似た部品を思い込みで取り違える
もう一つ多いのが似た部品の取り違えです。
1mm違いの似た部品を思い込みで取り違えるんです。
○○Aと○○B。
見た目はそっくりでも別物という部品があります。
1mmしか違わない似た部品を思い込みで違う場所に使う。
ぱっと見が同じだから確認せずに付けてしまうんです。
おもしろいことにこういうときの外し方は独特です。
感覚の話ですが2分の1のはずやのになぜかこういうときに限って外します。
どっちかのはずやのになぜか間違ったほうを選ぶ。
思い込みで動くと確率どおりにはいかんのです。
だからこそ似た部品ほど番号で確かめる。
思い込みを一度止めて図面に戻るだけで見直しが減ります。
まとめ。全体から流れを追い、思い込みで部品を決めない
もう一度整理します。
組図は全体から見て流れをつかむ。
そこから部品番号を追って詳細へ進む。
私が扱ってきた図面では番号や名称を追いながら基本は図面主体で組んできました。
部品表は主に入荷チェックや部品集めで使っています。
これは私がやってきた現場での使い分けです。
そして似た部品は思い込みで決めない。
1mm違いを番号で確かめるだけで取り違えはぐっと減ります。
図面通りに現場が納まらない理不尽はこの記事にまとめています

組図は全体から降りていくと素直に読めます。
迷ったら一度引いて全体に戻る。
そこから追い直せばまた部品の位置関係が見えてきます。

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