会社を離れて無職になった時期がありました。
朝起きても行く現場がない。
そんな私が最初に手に取ったのが機械保全技能士の参考書でした。
資格の勉強がこんなに面白いとは思わんかった。
今日はその話をさせてください。
1. 機械保全技能士3級は独学で十分取れる
現場で機械や設備を触ってきた人間なら難しい資格やない
先に結論を言います。
機械保全技能士3級は独学で十分取れます。
特に現場で機械や設備を触ってきた人間なら難しくありません。
そもそも3級は誰でも受検できます。
実務経験も学歴も要りません。
学科は真偽法30問で試験時間は1時間。
つまり丸かバツかを答える形式です。
そして100点満点中65点以上で合格です。
記述式やありません。
現場の勘がそのまま点になる試験なんです。
私はこの資格を人生のどん底で最初に取った
正直に書きます。
私はこの資格を人生のどん底で取りました。
適応障害で会社を離れた時期です。
何もかも止まってしまった時間の中で最初に取った一枚でした。
だから私にとってこれはただの資格やありません。
止まった歯車をもう一度回し始めた最初の一歯やったんです。
2. なぜ休業中の私が最初にこれを選んだのか
適応障害で会社を離れ無職になった時期。何か手を動かしたくてこれを選んだ
会社を離れてしばらくは何もできませんでした。
でもある日ふと思ったんです。
何か手を動かしたいと。
大それた目標やありません。
ただ頭を少し動かしたかっただけです。
そのとき本棚の隅にあったのが機械保全の参考書でした。
これならやれるかもしれん。
そんな軽い気持ちで開いたのが始まりでした。
整備士から施工管理まで機械に関わってきた。だから機械保全は自分の土俵やと思えた
私は自動車整備士から始まりました。
溶接工。
組立工。
機械据え付け。
そして施工管理まで来ました。
ずっと機械のそばで生きてきたんです。
だから機械保全は自分の土俵やと思えました。
ゼロから知らんことを覚えるんやない。
今まで手で知っていたことを確かめる作業やと。
私がどんな現場を歩いてきたかはこっちに書いた。

工場の保全や設備管理を目指すなら持っておいて損はない一枚や
この資格は工場の保全や設備管理を目指す人に向いています。
機械の異常を見つける。
潤滑や締結の理屈を知る。
どれも現場で一生使う知識です。
持っておいて損はない一枚やと私は思います。
3. 私の勉強法はシンプル。過去問をひたすら解くだけ
参考書を一周したら、あとは過去問を繰り返すだけで学科は通る
勉強法はシンプルでした。
まず参考書を一周ざっと読む。
それから過去問をひたすら繰り返すだけです。
ありがたいことに過去問は公式サイトで数年分が無料公開されています。
まずはそこから手をつければいい。
間違えた問題だけ参考書に戻る。
これを繰り返せば学科は通ります。
特別な塾もWEB講座も要りませんでした。
3級は学科と実技があるが、現場経験があれば実技のハードルは高くない
3級には学科と実技があります。
実技と聞くと身構えるかもしれません。
でも機械系の実技は資料を見て判断する形式が中心です。
現物をゼロから組み立てる試験やありません。
だから現場経験がある人間ならハードルは高くない。
普段見ている異常や摩耗の話が出てくるだけなんです。
机上の暗記やなく、体で知っていることに名前と理由がつく感覚や
勉強していて気づいたことがあります。
これは机上の暗記やないと。
体で知っていることに名前と理由がつく感覚なんです。
このガタは芯ズレやったんか。
この焼き付きは潤滑不足やったんか。
手が先に知っていた答えに言葉が追いついてくる。
だから頭に入りやすいんです。
4. 参考書を読むのが楽しかった。常識に裏付けがつく喜び
今まで当たり前にやってきた作業。その「なぜ」が全部書いてある
一番の発見はこれでした。
参考書を読むのが楽しかったんです。
今まで当たり前にやってきた作業。
その理由が全部書いてありました。
なぜこの向きで締めるのか。
なぜこの油を使うのか。
現場で先輩に言われて守ってきたことです。
その根っこが理屈で説明されていました。
感覚でやっていたことが理論で裏打ちされる。これが独学の一番の収穫やった
感覚でやっていたことが理論で裏打ちされる。
これが独学の一番の収穫でした。
資格そのものより中身のほうが価値があった。
どん底で沈んでいた頭に光が差した気がしたんです。
自分がやってきたことは間違いやなかった。
そう思えたのが何より大きかった。
電気系の区分もある。私は次は電気も勉強してみたいと思っている
機械保全には電気系の区分もあります。
制御回路やリレーの分野です。
私は機械系から入りました。
でも次は電気も勉強してみたいと思っています。
一つ取ると次が見えてくる。
学ぶ楽しさを思い出させてくれた資格なんです。
5. プラント・機械・保全の人間にこそ勧めたい
現場経験を資格という形にしておくと、キャリアの武器になる
最後に伝えたいことを書きます。
現場経験は目に見えません。
でも資格という形にすれば誰にでも見える武器になります。
特にプラントや機械や保全の人間にはこれが効きます。
面接でも異動でも一枚の証明が背中を押してくれる。
手の中の経験を紙の形に変えておくんです。
まずは過去問集と参考書を一冊。そこから始めればいい
身構える必要はありません。
まずは過去問集と参考書を一冊買う。
そこから始めればいいんです。
私が実際に使った過去問集と参考書はこれ。
この一冊やり込めば景色が変わります。
機械を見る目が変わるんです。
私はこの一枚から止まった歯車を回し直しました。
どん底でも歯車は回せる。
最初の一歯さえ動かせば後は勝手に噛み合っていく。
その最初の一歯にちょうどいい資格なんです。
本日もご安全に!

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