小型移動式クレーンはWEBで取れない。技能講習だから通うしかない現実と玉掛け持ちの免除の話
小型移動式クレーンの資格をWEBで探していませんか。
フォークリフトはWEBで取れた。
高所作業車もWEBで座学が終わった。
だから同じ感覚で探しているはずです。
先に言うておきます。
この資格だけはWEBで取れません。
その理由と一番賢い受け方を今日は話します。
1. 先に結論。小型移動式クレーンはWEBで取れない
フォークリフトや高所作業車と同じ感覚でWEBを探しても無駄足になる
はっきり言います。
小型移動式クレーンはWEBだけでは取れません。
どれだけ検索しても完結できるサービスは出てきません。
ここで時間を溶かす人が本当に多いんです。
フォークリフトや高所作業車で味を占めた人ほどはまります。
同じクレーン系やから同じやろと。
でも違うんです。
探すだけ無駄足になります。
だから先に結論を渡しておきます。
理由はたった一つ。これが特別教育やなく技能講習やからや
なぜ取れないのか。
理由はたった一つです。
これが特別教育やなく技能講習や874からです。
フォークリフトも高所作業車も特別教育でした。
だからWEBと自社の組み合わせが効いた。
でも小型移動式クレーンは技能講習です。
一段上の資格区分なんです。
この違いが全てを分けます。
そもそも移動式クレーンの何が怖いのか。
転倒の恐怖はこっちに書いた。

2. なぜ技能講習はWEBで完結できないのか
特別教育は事業主が自社でやれる。だから学科WEB+実技自社が成立した
まず特別教育の仕組みをおさらいします。
特別教育はもともと事業者が自社で行える教育です。
だから学科をWEBで受けて実技を自社でやる。
この組み合わせが成立しました。
会社の機械で先輩が教えることが認められていたからです。
これが特別教育の柔軟さでした。
技能講習は登録教習機関でしか実施できない。自社実技は違法になる
でも技能講習は根本から違います。
技能講習は登録教習機関でしか実施できません。
国に登録された教習所だけが行える講習なんです。
自社でやることは認められていません。
先輩がどれだけ腕利きでも会社では教えられない。
無理にやれば違法になります。
ここが特別教育との決定的な壁なんです。
実技7時間と修了試験は対面必須。ここはオンラインでは認められていない
学科の一部は制度上eラーニングにできる余地があります。
でも問題はその先です。
実技7時間と修了試験は対面が必須なんです。
実際に機械を操作して採点を受ける。
これは画面越しでは絶対にできません。
しかも一般向けにWEB対応コースを常に出している教習所はほぼ無い。
だから現実的には通うしかない一択なんです。
3. 玉掛け持ちなら免除がある。ここは得しろ
玉掛け技能講習を持っていれば学科の力学3時間と実技の合図1時間が免除される
ただし損ばかりやありません。
賢く受ける道はあります。
それが免除です。
玉掛け技能講習を持っていれば科目が一部免除されます。
具体的には学科の力学3時間。
そして実技の合図1時間です。
私は玉掛けを先に持っていました。
だから実際に通ったとき力学の時間は退出できました。
すでに玉掛けで習った内容やからです。
二度同じことを座って聞かずに済んだんです。
その玉掛けがどれだけ命に直結するかはこっちに書いた。

ただし免除があっても通う日数は3日のまま短縮されないことが多い
ここで過度な期待はせんでください。
科目が免除されても通う日数は変わらんことが多いんです。
免除で減るのは時間であって日数やない。
3時間の科目が消えても3日間は3日間のままです。
一日まるごと消えるわけやない。
そこは勘違いせんように。
それでも同じ話を二度聞かずに済むのは楽です。
勘違い注意。自動車免許や大型特殊免許では一切免除されない
そしてもう一つ大事な勘違いを潰します。
自動車免許を持っているから免除されるやろと。
大型特殊があるから楽になるやろと。
これは完全な間違いです。
車の免許ではこの講習は一切免除されません。
理由は簡単です。
これは車を運転する資格やない。
クレーンで荷を吊る作業そのものの資格やからです。
運転の免許とは畑が違うんです。
ついでにもう一つ混同を潰します。
この修了証はあくまでクレーンを運転する資格です。
この資格だけでは玉掛け作業はできません。
荷にワイヤーを掛け外しするなら別に玉掛けが要ります。
運転と玉掛けは何度でも言いますが別物なんです。
4. 通うしかないなら、一番賢い受け方をしろ
標準は学科13時間+実技7時間の合計20時間・3日間
受け方を整理します。
標準は学科13時間と実技7時間の合計20時間です。
日数にすると3日間が基本になります。
申し込み先は登録教習機関です。
コベルコ教習所やクレーン協会などが有名です。
そこへ直接申し込むのが一番確実です。
WEBで探し回るより先にここを押さえてください。
費用の相場も知っておくと安心です。
免除なしで1万5千円から2万円台が目安になります。
玉掛け免除があればそこから少し安くなる教習所もあります。
どうせ通うなら玉掛けを先に取っておく。順番が大事や
そしてここが一番の裏技です。
どうせ通うなら玉掛けを先に取っておくんです。
そうすれば免除が効きます。
しかも吊り作業の基礎が先に身につく。
クレーンで吊る前に玉掛けの理屈を知っておく。
この順番なら現場での動きも変わります。
資格の取り方には順番があるんです。
これを考える人間だけが得をします。
WEBで取れる資格はWEBで賢く済ませろ。
私も会社も使ってるSATのWEB講習で取れる資格はこっちにまとめた。

地図と同じやと思うんです。
WEBで取れる道とそうやない道がある。
その地図を持たずに歩けば無駄に山を登り下りします。
小型移動式クレーンは通うしかない道です。
そこを正しく知って玉掛けを先に取る。
正しい地図を持った人間だけが遠回りせず資格にたどり着くんです。
本日もご安全に!

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