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元請が多い私が1次で入って分かった。ポンコツ現場監督・施工管理のリアルと後出しじゃんけん地獄

決めたはずの仕様が三日後にひっくり返る。
そんな現場に当たったことはありませんか。

私は普段は元請の側に立つことが多い人間です。
でもたまに一次で下請として入ることがあります。

その立場になって初めて見えたものがあります。
元請の現場監督のポンコツぶりです。

今日はその話を正直にさせてください。

目次

1. 元請が多い私が、一次で入ると見えてしまうもの

普段は元請側にいる。だからこそ一次で入ると元請のアラが丸見えになる

私は普段所長として元請の側で現場をまとめています。
だから元請がどう動くべきかは体で分かっています。

そのうえでたまに一次下請として現場に入る。
すると見たくないものが見えてしまうんです。

元請の現場監督や施工管理のアラです。
自分がやる側やから余計に目につく。

ここはこう段取るべきやろというところで動かない。
その歯がゆさは元請を知っている人間ほど強いんです。

そもそも元請や一次二次って何やという人はこっちを先に読んでほしい。

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ポンコツな現場監督や所長に当たると現場は一気に地獄になる

先に言うておきます。
まともな元請もたくさんいます。

きっちり段取って情報を回してくれる監督もいる。
そういう現場は本当に気持ちよく回ります。

でもポンコツな現場監督に当たると現場は一気に地獄になるんです。
たった一人の司令塔が機能しないだけで全部が狂う。

その地獄の正体を今から順番に話します。
名前は出しません。

どこの現場にもいるあるあるとして聞いてください。

2. 後出しじゃんけんという名の地獄

決めたはずの仕様が何度も覆る。最初に全部詰めたはずやのに

一番きついのが後出しじゃんけんです。
最初の打ち合わせで仕様を全部詰めたはずやのに。

数日後には話がひっくり返っています。
決めたはずの仕様が何度も覆るんです。

一度や二度やありません。
何度も何度も覆る。

こっちは決定に沿って材料も手配しています。
それが覆るたびに手戻りが出る。

時間も金も無駄になっていくんです。
現場の士気もそのたびに削られていきます。

現場責任者が話をまとめられない。仕方なく一次同士で詰めながら進める

覆る原因ははっきりしています。
現場責任者が話をまとめられないからです。

各業者の言い分を交通整理できない。
判断を下せずにずるずる引き延ばす。

だから私たちはどうするか。
仕方なく一次同士で先に話を詰めて進めるんです。

本来は元請がやるべき交通整理です。
それを下請が肩代わりしている。

おかしな話やと思いませんか。
でもそうせんと現場が止まるんです。

連絡がつかない。メールも返ってこない。図面の最新すら降りてこない

さらにきついのが連絡がつかないことです。
働き方改革のせいなのか元請の担当がつかまらない。

電話に出ない。
メールを送っても返ってこない。

判断を仰ぎたくても仰げないんです。
そして一番困るのが図面です。

図面の最新版が現場に降りてこない。
古い図面のまま作業したら手戻りになる。

だから最新かどうかを毎回こっちで確認する羽目になります。
本来は黙っていても降りてくるべきものです。

図面が現場と合わん理不尽の話はこっちに書いた。

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3. 安全書類の丸投げが一番きつい

元請が何の書類が必要か理解していない。会社から現場へ丸投げされる

現場の作業以上にきついのが安全書類です。
グリーンファイルとも呼ばれる一式ですね。

これがまた地獄なんです。
元請が何の書類が必要か理解していない。

だから会社が現場へ丸投げしてくる。
本来まとめるべき側が中身を分かっていない。

現場の下請が手探りで揃えることになるんです。
何が要るか分からんまま集める書類ほどしんどいものはありません。

半年後の審査で毎回詰む。あの会社のあの書類が足りない、と後から言われる

丸投げの怖さは後から来ます。
書類を出した時点では何も言われません。

でも半年後くらいの審査で毎回詰むんです。
あの会社のあの書類が足りないと後から言われる。

半年前の話を今さら持ち出される。
記憶も資料も引っ張り出すのが大変です。

最初にきっちり指示してくれたら一発で済んだ話です。
それを後出しでやられるから二度手間三度手間になる。

本来まとめる側が機能しないと、下がその穴を全部埋めることになる

結局これに尽きます。
本来まとめる側が機能しない。

すると下がその穴を全部埋めることになるんです。
段取りも交渉も書類も全部です。

元請はなるようにしかならないと構えている。
業者間のやり取りも放置したままです。

その放置のツケを全部下請が払う。
これがポンコツ元請に当たった現場のリアルなんです。

4. 愚痴で終わらせず、こう自衛する

書面とメールで必ず残す。「最初に言ったよね」が通じない相手にはそれしかない

ここからは愚痴で終わらせません。
どう身を守るかの話です。

まず決定事項は必ず書面とメールで残す。
口約束は絶対に信用しない。

ポンコツ元請には最初に言ったよねが通じません。
言った言わないの水掛け論になる。

だから証拠を文字で残しておくんです。
覆されたときにこれが盾になります。

もっとも書面で残しても認めん相手もいます。
それでも残さんよりは百倍ましなんです。

元請が動かないなら、一次同士で先に詰めて現場を止めない

次に元請が動かないときの話です。
待っていても連絡は返ってきません。

なら一次同士で先に詰めてしまう。
現場を止めないことを最優先にするんです。

元請の判断を待って全部止まるより百倍ましです。
後で元請に一言通しておけば筋も通る。

現場の業者間のやり取りを丸く収める交渉術はこっちや。

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まともな元請もいる。ポンコツに当たったときにどう身を守るかが全てや

最後にもう一度言うておきます。
元請が全部悪いわけやありません。

まともな元請のほうがむしろ多いくらいです。
問題はポンコツに当たったときです。

そのときにどう身を守るか。
それが全てなんです。

腐って手を抜いたら困るのは自分です。
だから割り切って自分の持ち場を守り抜く。

ポンコツ元請の現場は雨漏りする屋根と同じやと思うんです。
上がちゃんと塞いでくれんなら下でバケツを置くしかない。

文句を言うても雨は止まりません。
自分の手元を濡らさん工夫をした人間だけが乾いていられるんです。

本日もご安全に!

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この記事を書いた人

手取り9万整備士から、残業120時間超え現場監督まで走ってきた。
そこで一度心が折れて無職に。
底から再出発!机上の空論は書きません。
本日もご安全に。

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