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職人の日当はこれから上がる。日当7万の塗装工に喜んで金を払った元経営者がAI時代の単価を語る

職人の日当って結局いくらなんやろ。
この先ちゃんと食えるんやろか。

そう思って検索してここに来たはずです。
ランキングや平均の数字は他でいくらでも出てきます。

でも今日はそれやありません。
私が実際に日当7万を払った塗装工の話をします。

払う側に立った人間だから見えた単価の正体です。

目次

1. 職人の日当は腕やない。生産性で決まる

結論から言う。私は職人の日当はこれから上がると見てる

先に結論を置いておきます。
職人の日当はこれから上がると私は見ています。

しかも単価を決めているのは腕そのものやない。
単価は腕やなく生産性で決まるんです。

腕は生産性を生む材料の一つにすぎません。
最後に値段がつくのはどれだけ現場を前に進めたかです。

この話は根性論でも夢物語でもありません。
私が実際に金を払って学んだことなんです。

もらう側にいた頃はこの理屈が見えませんでした。
値段のつき方を知らんだけで損をしていたんです。

整備士から施工管理そして社長まで。私は払う側にも立った

私は整備士から現場の世界に入りました。
そこから施工管理へ進みました。

そしてある時スカウトされて会社の社長もやりました。
つまり職人としてもらう側にいた人間です。

その後で発注して金を払う側にも立ったんです。
この払う側の経験が今日の話の根っこです。

もらう側の推測で語るんやありません。
実際に財布を開けた人間として語ります。

財布を開ける側になると見え方が一変します。
誰にいくら出すかで会社の利益が決まるからです。

だから価値のある人間には迷わず出すんです。

2. 日当7万の塗装工に私が喜んで払った理由

7万は高いんやない。安いんや。凡人2人雇うよりこの1人が速い

社長時代にある塗装工がいました。
私はその人に日当7万を払っていました。

世間で言えばプレミア単価です。
でも私にとっては高い出費やありませんでした。

むしろ7万は高いんやなく安い判断やったんです。
凡人を二人雇えば単純な日当は同じくらいになる。

でもその二人よりこの一人のほうが速くて確実でした。
だから私は喜んで7万を払っていたんです。

安く二人雇って現場がもたつくほうがよほど高い。
遅れや手直しは金と信用を両方削るからです。

現場は一日止まればその分だけ金が溶けます。
速い一人はその損をまるごと消してくれるんです。

仕上がりが段違い。速い。クレームがない。乾燥待ちに2現場回す

なぜそこまで言えるのか。
理由を具体的に並べます。

まず仕上がりが全く違いました。
同じ塗料同じ壁でも見た目の質が段違いなんです。

そして速い。
人の倍の速さで手が動きます。

塗った後の乾燥を待つ時間があります。
その間にもう一つ別の現場を回してくるほどでした。

さらにクレームが一切ない。
やり直しも呼び戻しもゼロなんです。

呼び戻しが一回でもあれば利益は吹き飛びます。
その一回がないだけで安心して任せられるんです。

大きな現場では段取りが最短。10人を一人で回す。単価は生産性の値段や

大きな現場になるとさらに差が出ました。
段取りが手際よくて最短で終わるんです。

しかもリーダーとして指示も的確でした。
10人くらいを一人で軽々と回すんです。

職人気質で少し気難しい面はありました。
でもそれも腕への自信の裏返しで味のうちです。

考えてみてください。
仕上がりも速さも段取りも人の何倍も生む。

その人に7万払うのは高いですか。
これが単価は生産性の値段やという実例です。

腕そのものに払っているんやありません。
その腕が生み出す速さと確実さに払っているんです。

3. AIの時代こそ職人は言い値になる

組立工 重量屋 塗装工 配管工 施工管理 電工。現場系はもう奪い合いや

ここから未来の話をします。
現場系の職人はこれから奪い合いになります。

組立工。
重量屋。

塗装工に配管工。
施工管理に電気工事。

こういう手を動かせる人間はすでに足りていません。
建設業で働く人はこの二十数年で大きく減りました。

ピーク時から二百万人以上も減ったと言われています。
一方で工事の需要は高いままです。

だから現場を回せる人間の取り合いが起きているんです。
人手不足で潰れる建設会社も増えています。

仕事はあるのに回す人がおらんという倒産です。
同じ腕でも働く場所で単価は変わる。橋を渡ると上がる話はこっちに書いた。

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今は安い所に仕事が集まる。だがそこが回らなくなれば全体が上がる

今はまだ安いところに仕事が集まっています。
発注する側は少しでも安い先を選びますから。

でもそこには限界があります。
安いところが人手不足で回らなくなる日が来る。

そうなったら次は高いところにも仕事が回ります。
仕事があふれて受け手が足りなくなるからです。

そうやって全体の単価が底上げされていく。
これが私の見ている流れなんです。

現に職人の賃金はこの数年で上昇に転じています。
人が足りん世界では出す側が単価を上げるしかないんです。

安いだけの会社に人は残りません。
待遇で負ければ職人はすぐ隣へ移る時代です。

手を動かせる人間はAIに消されん。むしろ言い値でイケる時代が来る

そしてAIの時代です。
私はAIを毎日使い倒している人間です。

だからこそ言えます。
AIは事務や設計の一部を確かに変えます。

でも足場は組めません。
配管もつなげないし壁も塗れません。

現場で手を動かす仕事はAIに消されんのです。
むしろ人が減るほど価値が上がる。

手を動かせる職人はこれから言い値でイケる。
これはAIから逃げた人間の負け惜しみやありません。

AIを使い倒しているからこそ見える予測なんです。
AIで効率が上がるほど人の手が最後の砦になります。

図面はAIが速く描いても壁は人が塗るんです。
その塗る手にこそ最後の値段が残るんです。

だから私は現場の側に賭けています。

4. これから現場に来る人へ

腕さえ磨けば場所も単価も選べる側になれる

だからこれから現場に来る人に言いたい。
腕さえ磨けば立場は逆転します。

選ばれる側やなく選ぶ側になれるんです。
どこで働くか。

いくらでやるか。
それを自分で決められるようになる。

その塗装工がまさにそうでした。
腕が彼を言い値の側へ押し上げていたんです。

腕がないうちは条件を飲むしかありません。
でも腕がつけば条件を出す側に回れるんです。

高卒でも社会不適合でもここまでやれる。その話はこっちに書いた。

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単価の正体を知って自分の腕に値段をつけていけ

最後にこれだけ覚えて帰ってください。
単価は生産性で決まります。

どれだけ現場を前に進められるか。
そこに値段がつくんです。

不満を言う時間で腕を一つ増やすほうが早い。
値札は自分で上げにいくものなんです。

その一歩を今日から積み上げていけばいい。
腕は裏切らん一番確かな資産なんです。

腕を磨くのは自分に高い値札をつける作業です。
そして人が減るこの先ほどその値札は効いてきます。

もらう額に不満を言う前に生む量を上げる。
値段は後から必ずついてきます。

これは根性論やなく私が数字で見た事実です。
払う側にいたからこそ断言できるんです。

職人の腕は研いだ刃物と同じやと思うんです。
よう切れる刃物は誰もが高くても欲しがります。

鈍らな刃はいくら数をそろえても選ばれません。
自分の刃をとことん研ぐことです。

研ぎ澄ました刃にはこの先必ず高い値がつくんです。

本日もご安全に!

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この記事を書いた人

手取り9万整備士から、残業120時間超え現場監督まで走ってきた。
そこで一度心が折れて無職に。
底から再出発!机上の空論は書きません。
本日もご安全に。

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