ゼネコンという言葉は誰でも知っています。
ではサブコンはどうですか。
長く現場にいる私でも正直この言葉は曖昧でした。
何となく分かった気になって使っていたんです。
でもある日ちゃんと調べてみた。
そしたら意外な答えにたどり着きました。
今日はその発見の話をさせてください。
1. サブコンという言葉、正直よく分かってなかった
ゼネコンは知っていてもサブコンは曖昧。私もそうやった
ゼネコンはみんな知っています。
大手の総合建設会社のことやなと。
でもサブコンとなると急に曖昧になる。
私も長いこと現場にいてこれでした。
何となく下請の会社やろとは思っていた。
でも人にきっちり説明できるかというと怪しい。
現場で当たり前に使う言葉ほど実はそうなんです。
分かった気になっているだけやったりする。
サブコンもまさにそれやったんです。
毎日近くにあるのに説明できん言葉でした。
でも調べてみたら答えは意外なほど身近にあった
だから一度ちゃんと調べてみました。
サブコンとは何かと。
そしたら答えは意外なほど身近にありました。
遠い世界の話やなかったんです。
むしろ自分のすぐ足元にあった。
その話は後半でします。
まずは言葉の意味からきっちり整理しましょう。
2. サブコンとは何か。ゼネコンとの違い
ゼネコンは工事全体を統括する総合建設会社(元請の立場)
まずゼネコンからです。
これはゼネラルコントラクターの略です。
日本語で言えば総合建設会社のことです。
施主から工事一式を元請として受注します。
そして工事全体を統括して進行を管理する。
現場の一番上でまとめる立場ですね。
前に話した元請とほぼ同じ位置にいる会社です。
これがゼネコンの役割です。
サブコンはその下で専門分野を請け負う会社。設備・電気・空調・給排水などが代表格
ではサブコンです。
これはサブコントラクターの略で下請を意味します。
ゼネコン一社だけで全部の工事はできません。
専門の分野はその道の会社に任せます。
そこで登場するのがサブコンです。
ゼネコンの下で専門の設備工事を請け負う会社なんです。
代表的なのが電気・空調・衛生・消防の設備工事です。
給排水や配管もここに入ります。
建物に命を通す専門工事を担うのがサブコンです。
そしてゼネコンがサブコンに仕事を出す形にも種類があります。
一番多いのが一式請負という契約形態です。
ゼネコンが施主から工事一式を受注する。
その設備部分をサブコンに発注していくんです。
これが建設現場で最も標準的なやり方です。
ゼネコンが体の骨格なら、サブコンは血管や神経を通す専門家や
ここで違いを一言で整理します。
ゼネコンとサブコンの違いは元請か下請かの違いです。
ゼネコンが建物の骨格を組む。
コンクリートや鉄骨の躯体ですね。
でも骨格だけでは建物は動きません。
そこに電気を流す。
空気を送る。
水を通す。
その血管や神経を通す専門家がサブコンなんです。
どちらが欠けても建物は生きません。
近ごろはサブコンの役割がさらに重くなっています。
設備が高度化して設計の段階から加わることも増えました。
それだけ高い専門性が要る仕事になっているんです。
3. 前に話した「元請・一次・二次」とどうつながるか
サブコンはゼネコン(元請)の下請、多くは一次下請にあたる
ここで前の記事とつながります。
元請と一次と二次の重層構造の話です。
サブコンはゼネコンから直接工事を受けます。
つまり元請の下につく一次下請にあたることが多いんです。
ゼネコンが元請。
その下で設備を受けるサブコンが一次下請です。
こう並べると一気に腑に落ちませんか。
別々に覚えた言葉が一本の線でつながるんです。
私も調べてこの一本の線が見えました。
ばらばらやった知識が急に地図になったんです。
元請や一次二次の関係がまだ曖昧な人はこっちを先に読んでほしい。

重層構造の中でサブコンがどの位置にいるかが分かると全体像が見える
言葉と構造が結びつくと現場の見え方が変わります。
このサブコンはゼネコンの一次やなと分かる。
その下にさらに二次の専門業者がぶら下がる。
全体の地図が頭の中に描けるんです。
地図があれば誰の指示で動くかも見えてきます。
用語を知ることは立ち位置を知ることなんです。
自分が一次なのか二次なのか。
それが分かるだけで現場での動き方が変わります。
4. 実は私自身がサブコンやった
設備や電気や機械の専門工事。それをずっとやってきた私はまさにサブコンの人間やった
ここでさっきの伏線を回収します。
調べて一番驚いたのはこれでした。
私はずっと設備や電気や機械の専門工事に関わってきました。
ゼネコンの下でその分野を請け負ってきたんです。
それはまさにサブコンそのものの立ち位置やった。
言葉を知らんだけで私自身が当事者やったんです。
これやったんかと一人で笑ってしまいました。
言葉を知らなくても現場で当たり前にその役割を担っていた
面白いのはここです。
言葉を知らんでも役割はちゃんと果たしていた。
現場ではサブコンなんて言葉は要らんかったんです。
自分の専門をきっちりやる。
ゼネコンと話を詰めて設備を納める。
それを毎日当たり前にやっていました。
言葉は後から知っただけ。
中身はとっくに体に入っていたんです。
考えてみれば当たり前の話でした。
ゼネコンの下で設備をきっちり納める。
それを長年ずっとやってきたんですから。
用語を知ると、自分が業界のどこに立っているかが見えてくる
でも言葉を知る意味はちゃんとあります。
自分が業界のどこに立っているかが見えるんです。
サブコンという地図上の現在地が分かる。
すると次にどこへ進めるかも見えてきます。
就職や転職を考える人ほどこれは効きます。
自分の立ち位置を言葉で説明できる強さがあるんです。
面接でサブコンとは何かと聞かれても答えられる。
それだけで見える景色が変わってくるんです。
用語は現場を照らす地図の記号やと思うんです。
記号の意味を知らんでも歩ける。
でも記号が読めた瞬間に地図全体が立ち上がる。
自分が今どこにいて次にどこへ行くかが一目で分かるんです。
本日もご安全に!

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