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でんさいや手形で実際いつ金が入る?手形を割ると何が消えるか。現金主義だった元社長が支払いの裏側を語る

仕事は終わった。
請求も出した。

なのに口座にはまだ金が入らない。
そんなもどかしさを感じたことはありませんか。

支払われるはずなのに現金が手元に来ない。
これが手形やでんさいの世界のリアルです。

今日はその実際にいつ金が入るのかの話をします。
そして早く現金にする手形割引の裏側もです。

目次

1. 支払われても実際に金が入るのはずっと先や

前回はでんさいの仕組みを整理した。今回は実際にいつ金が入るかの話や

前回は手形とでんさいの仕組みを整理しました。
手形とは何か。

でんさいとは何か。
支払いサイトとは何か。

そこを一緒に確かめた続きが今日です。
今回は実際にいつ金が入るのかを見ていきます。

仕組みが分かると次に気になるのはお金の時間です。
いつ自分の口座に届くのかという現実です。

手形とでんさいの仕組みそのものは前回こっちに書いた。先に読むと分かりやすい。

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結論。手形もでんさいも支払期日まで現金にならん。早めるには割引やが手取りが減る

先に結論を言います。
手形もでんさいも支払期日が来るまで現金にならない。

納品しても請求しても現金はすぐ来ません。
支払期日という先の日まで待つのが基本です。

だから手元の資金が薄いと苦しくなる。
そこで早く現金にする方法が手形割引です。

ただし早めるぶん手取りは減る。
この代償の構造をこのあと正確に説明します。

早さと満額は両立しません。
どちらかを取ればどちらかを手放すんです。

2. 手形割引とは。早く現金にできるが満額は入らん

支払期日より前に金融機関などに買い取ってもらって早く現金化する仕組み

まず手形割引とは何か。
支払期日より前に手形を買い取ってもらい早く現金化する仕組みです。

手元の受取手形を金融機関などに持ち込む。
そこで審査を通れば期日前に現金が入ります。

期日まで待たずに資金を手にできるわけです。
資金繰りが厳しいときの調達手段の一つですね。

銀行での手続きにも数日はかかります。
今日出して今日満額というわけやありません。

だから割引は前もって段取りするものです。
追い込まれてから慌てても間に合わんこともある。

そのぶん割引料を引かれる。だから額面の満額は入らん。早さの代償や

ここが一番大事なところです。
早く現金にするにはただでは済みません。

割引料という手数料が差し引かれるんです。
だから額面の満額は受け取れません。

たとえば額面100万円の手形でも100万円が入るわけやない。
そこから割引料を引かれた金額が手元に来ます。

これはあくまで構造を示す例です。
割引料は期日までの日数などで変わります。

期日が遠いほど引かれる分は大きくなりがちです。
具体的な率は金融機関や条件で違います。

だから断定はしません。
大事なのは早さと引き換えに手取りが減るという構造です。

早く欲しいなら身を少し削ることになるんです。
その削りが一回なら小さく見えます。

でも回数が増えれば地味に効いてくるんです。

でんさいにも期日前に資金化する仕組みがある。構造は同じや

でんさいも同じです。
でんさいにも支払期日前に資金化する仕組みがあります。

でんさいの割引や譲渡と呼ばれるものですね。
電子になっても考え方は手形割引と変わりません。

期日前に現金化すれば手数料を引かれる。
だから満額は入らないという構造は同じです。

紙か電子かの違いだけで本質は一緒なんです。
ここを押さえておけば迷いません。

紙が消えても資金化の考え方は残ります。
だから今のうちに構造を頭に入れておくんです。

3. 私は現金主義でやってきた

社長時代あえて現金でやった。割れば早いが身を削るのが怖かった

ここからは私の実感の話です。
私は社長時代あえて現金主義でやってきました。

だから手形を自分で割った経験はありません。
割るという選択肢を外から見てきた人間です。

なぜ現金にこだわったのか。
割れば早く入るが身を削ることになるのが怖かったからです。

手取りが減るのを毎回受け入れるのはきつい。
その積み重ねが会社の体力を静かに削ります。

だから私は待ってでも現金で回す道を選びました。
これは正解というより一つの経営判断です。

現金で回すぶん資金には常に緊張がありました。
でも手取りをまるごと守れる安心もあったんです。

溶接工見習いから社長まで登った私の話はこっちに書いた。

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割るとは手取りが消えること。それでも割らなあかん状況もある。否定はせん

誤解のないように言っておきます。
私は割引そのものを否定しているんやありません。

割るとは手取りの一部が消えることです。
でも現金がなければ会社は止まります。

支払いが回らんくらいなら割って現金を作る。
そういう判断が正しい場面も確かにあります。

大事なのは割るなという話やない。
割るとは何が消えることかを知って選ぶことなんです。

構造を分からず割るのが一番危ういんです。
何が減るか分からんまま繰り返すのが怖い。

そこだけは知っておいてほしいんです。

4. 割るなら構造を知って使え

追い詰められて悪い業者に走る前に金融機関や公的な相談先を頼れ

ここで一つ強く言いたいことがあります。
資金に追い詰められたときほど冷静さが要ります。

焦って怪しい業者に飛びつくのが一番危ない。
うまい話には必ず裏があります。

まず頼るのは取引のある金融機関です。
そして公的な相談窓口もあります。

商工会議所や公的な支援機関に相談できます。
一人で抱えて悪い方へ走らないことです。

売掛債権を現金化するファクタリングという手段もあります。
ただしこれも手数料がかかり満額は入りません。

どの手段も仕組みと手数料をきちんと確かめる。
そして信頼できる相手を選ぶことです。

相手の言い値をそのまま飲まないことです。
複数を比べて条件を確かめる冷静さが要ります。

焦りは判断を鈍らせます。
落ち着いて比べるだけで損は減るんです。

自分の金がいつ満額でいくら入るか。それを分かって選ぶことが資金繰りや

最後にまとめます。
資金繰りの土台はたった一つです。

自分の金がいつ満額でいくら入るかを分かっておくこと。
これに尽きます。

いつ入るのか。
割ればいくら減るのか。

それを分かった上で早さを取るか満額を取るか選ぶ。
その判断の連続が資金繰りなんです。

どちらが偉いという話やありません。
状況で最善が変わるだけなんです。

分からんまま流していると足をすくわれます。
だからまず自分の金の流れを自分で握ることです。

握っていれば早く割る判断も落ち着いてできます。
知っている人間だけが慌てずに選べるんです。

手形割引は熟す前の果実を売るのと同じやと思うんです。
待てば満額の甘い実になります。

でも今すぐ腹が減っているなら早採りで売る。
その代わり値は下がるんです。

どちらが正解かは畑の状況次第です。
だから自分の畑の懐具合を知って選んでください。

本日もご安全に!

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この記事を書いた人

手取り9万整備士から、残業120時間超え現場監督まで走ってきた。
そこで一度心が折れて無職に。
底から再出発!机上の空論は書きません。
本日もご安全に。

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