WEB講習なんて動画を流しっぱなしにしとけばええんやろ。
そう思ってませんか。
その認識やと修了できずに金だけ捨てることになります。
今日はその話をさせてください。
1. 導入:WEB講習は「怪しい抜け道」やない
資格を家でスマホで取る。
そう聞くとこう思う人がおります。
そんなん怪しい抜け道やないんかと。
ちゃんとした資格として認められるんかと。
その心配はいりません。
WEB講習は国がルールを定めた正式な受講方法なんです。
eラーニングとも言います。
厚生労働省が令和2年と令和3年に通達を出してます。
インターネットを介したeラーニングで安全衛生教育をやってええと。
そして令和5年2023年の改正でさらに進みました。
申込から受講修了証の交付まで。
その全部をデジタルで完結してええことになったんです。
つまり会場に行って受けようが家でWEBで受けようが。
出来上がる修了証の効力は全く同じなんです。
怪しくもなんともない。
時代に合った正式な受け方なんです。
2. なぜ会場に行かなくてよくなったのか
そもそもなんで昔は会場に行ってたのか。
理由は受けた事実を証明するためです。
会場に本人が来て椅子に座って最後までいた。
それを講師が目で見て確認してた。
居眠りしてたら起こされる。
途中で抜けたら修了させてもらえん。
この受講した事実の担保が会場に行く一番の意味やったんです。
じゃあWEBでそれをどう担保するか。
ここが技術で解決されたんです。
答えが顔認証です。
受講中カメラが本人の顔を確認し続けるんです。
申込の時に本人確認書類をカメラで撮る。
運転免許証やマイナンバーカードですね。
そして受講中も顔を照合する。
別人が代わりに受けることを防いでるんです。
つまり動画を流しっぱなしにして席を立つ。
これはできんのです。
顔がカメラの前にないと受講時間としてカウントされん。
サボったら修了できないんです。
会場に行かんでよくなったのは監視を機械が肩代わりしてくれたからなんです。
3. WEB講習の「本当のメリット」は3つある
WEB講習の良さはただ家で受けられる。
それだけやないんです。
現場の人間にとって効くメリットが3つあります。
一つ目。
まとまった時間を空けんで済む。
会場講習は指定された日に一日拘束される。
その日は現場を休むか貴重な休日を潰す。
でもWEBなら法定の受講時間を細切れにできる。
今日は1時間。
現場が早く終わった日に2時間。
そうやって自分の空いた時間に積み上げられるんです。
二つ目。
移動時間と交通費がまるごとゼロ。
遠くの会場まで朝早く起きて向かう。
その往復の時間も電車賃やガソリン代も全部消える。
これが地味にでかいんです。
三つ目。
繰り返し見られること。
会場講習は一度聞き逃したら終わりです。
でもWEBなら期間内は何度でも見返せる。
わからんかったところを巻き戻せる。
これは理解の深さに直結するんです。
4. WEBで「完結する講習」と「集合が要る講習」
ここが一番大事な話です。
これを知らんと勘違いで失敗します。
WEB講習には二つのタイプがあるんです。
一つ目はWEBだけで完結するタイプ。
学科だけで成り立つ教育がこれです。
動画を見て試験に受かれば修了。
自由研削といし特別教育。
酸欠の特別教育。
こういうものは家で全部終わります。
二つ目は一部リアルタイム受講が要るタイプ。
動画学科は自分のペースで見られる。でも一部だけ日時を指定されるんです。
たとえばグループ討議が要る教育。
何人かで課題を出し合って答えを導く演習です。
これは一人で動画を見るだけでは成立せん。
だから予約制で他社の受講生とオンラインで集まる。
その部分だけは好きな時間にはできんのです。
決められた日程から都合の合う枠を選ぶ。
そしてもう一つ。
実技が法律で決まってる教育です。
アーク溶接。
足場の組立て。
こういうものは学科はWEBでいけても実技が別途要る。
学科をWEBで済ませて実技は会社や指定の場所で受ける。
WEBで全部終わると思い込んで実技をやってへん。
それやと修了になりません。
無資格のまま現場に立つことになる。
自分が取る資格がどっちのタイプか。
申し込む前に必ず確認してください。
5. 会社で受けさせるなら「記録の保存」を忘れるな
ここからは人を使う立場の人向けの話です。
若い衆にWEB講習を受けさせる。
それは休日を奪わんええ判断です。
でも一つだけ絶対に忘れたらあかんことがあります。
受講記録の3年保存です。
労働安全衛生規則の第38条。
特別教育をやったら受講者や科目の記録を作って3年間保存せなあかん。
これは事業者の義務です。
そしてここが怖いところです。
記録を作ってなかったら安衛法違反。
50万円以下の罰金が科される可能性があります。
外部のWEB講習機関が記録を持っててもそれは関係ない。
受けさせた会社側に保存義務があるんです。
修了証のコピーを取っておく。
受講者名簿を作っておく。
WEBは記録がデータで残るからむしろ管理しやすい。
その利点を活かしてきっちり保存しておくんです。
そしてもう一つ注意があります。
個人事業主が自分で自分の受講を証明する。
これは無効になる恐れがあるんです。
受けた事実を担保するのは教育を実施する側。
自分で自分を担保はできんという解釈です。
だから一人親方は顔認証つきの個人受講タイプを選ぶ。
ここは間違えんようにしてください。
6. 結論:賢く取って、時間を取り戻せ
WEB講習は怪しい抜け道やないんです。
国が認めた正式でそして賢い受け方です。
顔認証でちゃんと本人が受けたことを担保する。
だから出来上がる資格は会場と全く同じ。
まとまった休みを潰さんで済む。
移動も交通費もゼロになる。
ただしWEBで完結するものと一部集合が要るものがある。
そこだけは申込前に見極める。
そして会社で受けさせるなら記録は3年保存。
これさえ押さえたらあとはメリットしかありません。
現場の人間にとって時間は命です。
平日体を張って働いた対価の貴重な休み。
それを遠くの会場のパイプ椅子で溶かすのか。
家で賢く取って体を休めるか。
答えは決まってますよね。
制度を正しく理解して賢く使う。
それがこれからの時代を生き抜く職人のやり方なんです。
自分の時間を自分の手に取り戻してください。
本日もご安全に!
WEBで取れる資格










コメント