組図に丸で囲んだ番号が並んでいる。
そこから線が伸びて部品を指している。
これがバルーンです。
読み方が分からないと組図は追えないんです。
私は組図を見て実際に組んできた側です。
バルーンと部品番号の見方を話します。
バルーンは部品番号を引き出し線で指す記号。拡大詳細まで見る
先に言い切ります。
バルーンは部品番号を引き出し線で指す記号です。
丸の中に番号が入っていて線がその部品を指しています。
どの部品が何番なのかを教えてくれる目印なんです。
ここで一つ気をつけたいことがあります。
大きな図のバルーンだけ見て拡大詳細のバルーンを見落とすと組み間違えるんです。
だからバルーンは拡大詳細まで見る。
これが今日いちばん伝えたいことです。
バルーンと部品番号の基本
まずは基本からいきます。
バルーンが何を指しているのかを押さえておきます。
バルーンとは何か
バルーンというのは現場での通称です。
JISでは照合番号という言い方をします。
部品を引き出し線で指してその先の丸に番号を書く。
この丸で囲った番号のことを現場ではバルーンと呼んでいるんです。
このバルーンの番号は部品表の番号と対応しています。
組図のバルーンと部品表を番号でつないで部品を特定するんです。
だから番号がズレると一気に分からなくなります。
バルーンと部品表の番号が合っていることが大前提なんです。

引き出し線はどの部品を指すのか
次が引き出し線です。
引き出し線はその部品を指しているんです。
バルーンから伸びた線の先端。
そこが指している部品がその番号の部品ということです。
線の先がどこに当たっているかをきちんと見る。
なんとなくこの辺やろで済ませると隣の部品と取り違えます。
線が混み合っていると先端を追いにくいこともあります。
そういうときほど一本ずつ丁寧に先をたどるんです。
見落としが起きるポイント
バルーンは見落としが起きやすい。
どこで起きるかを知っておくと防げます。
私自身がやってきた見落としもあります。
正直に書いておきます。

大きいバルーンだけ見て拡大詳細を見逃す
一番やりがちなのがこれです。
大きいバルーンだけ見て拡大詳細を見逃すんです。
全体図の大きなバルーンは目に入ります。
でも別枠の拡大詳細にもバルーンが振ってあることがあるんです。
私も大きな図のバルーンだけ見て拡大詳細を見逃したことがあります。
細かい部分は拡大側にしか番号がないこともあるので油断できません。
だから全体図だけで満足しない。
拡大詳細の枠までバルーンを探すんです。
付箋(引き出し)が分かりにくい・省略しすぎの図面
もう一つが図面そのものの分かりにくさです。
これはこちらの努力だけでは防ぎきれない部分もあります。
引き出し線が分かりにくい図面があります。
線が入り組んでいてどの部品を指しているのか追いにくいんです。
省略しすぎの図面もあります。
拡大してほしいと言いたくなるくらい小さくまとめられていることもあるんです。
こういう図面は誰が読んでも迷います。
迷う図面ほど思い込みで進めず一つずつ確かめるようにしています。
図面には描かれない裏側や突起を読む苦労はこの記事にまとめています

私がやっている見落とし対策
見落としを減らすためにやっていることがあります。
道具はマーカーと数のチェックだけです。
難しいことやありません。
誰でもすぐ真似できる工夫なんです。
組む前に必要数をチェックする
まずやるのがこれです。
組む前に必要数をチェックするんです。
この番号の部品が何個要るのか。
組みだす前に数を数えておくんです。
数を先につかんでおくと足りないことに早く気づけます。
組んでいる途中で部品が足りずに止まるのを防げるんです。
同じ部品は蛍光マーカーで色分けする
もう一つが色分けです。
同じ部品は蛍光マーカーで色分けするんです。
同じ部品が何か所かに付くことがあります。
そのときはこことここに付くを同じ色で書くと分かりやすいんです。
蛍光マーカーで同じ部品を同じ色に塗っておく。
そうすると目で見ただけでどこに同じ部品が付くのか分かります。
番号だけで追うより色があるほうが早いです。
見落としが減って手も止まりにくくなるんです。
まとめ。バルーンは拡大詳細まで、同じ部品は色で追う
もう一度整理します。
バルーンは部品番号を引き出し線で指す記号です。
現場ではバルーンと呼びますがJISでは照合番号といいます。
番号は部品表と対応しているので番号のズレに気をつけます。
見落としが起きやすいのは拡大詳細のバルーンです。
大きな図だけ見て拡大側を見逃すと組み間違えます。
私の対策は組む前に必要数を数えることと色分けです。
同じ部品を蛍光マーカーで同じ色に塗ると目で追えるようになります。
図面通りに現場が納まらない理不尽はこの記事にまとめています

バルーンは小さくても組み立ての道しるべです。
拡大詳細まで拾って同じ部品を色で追えば取り違えはぐっと減るんです。

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