組図の隅に表がある。
番号と材質と数量がずらっと並んだあれです。
これが部品表です。
どこで何を見る表なのか分からない新人は多いんです。
私は組図を見て組んできて今は発注までやっています。
部品表の見方を話します。
部品表は品番・材質・数量を拾い、図面と照らし合わせて確認する表
先に言い切ります。
部品表は品番・材質・数量を拾う表です。
どの部品を何の材料でいくつ用意するのか。
それが一覧で分かるようにまとめてあるんです。
でも部品表はそれだけの表やありません。
私は部品表と図面を照らし合わせて確認するようにしています。
拾うだけやなく照らし合わせる。
ここまで使えると部品表は一気に頼りになります。
部品表で何を見るのか
では具体的に何を見るのか。
基本の欄から順にいきます。
難しい表やありません。
どこに何が書いてあるかが分かれば読めるんです。

品番・材質・数量をどこで拾う
まずは基本の三つです。
品番、材質、数量。この欄を拾います。
品番はその部品の番号です。
私が扱ってきた図面では組図のバルーン番号と部品表の番号を対応させて部品を追っています。
材質はその部品を何で作るかです。
数量はいくつ要るか。この二つは発注や部品集めに直結します。
材質欄にはSS400などの材料記号が書かれていることがあります。
記号の中身そのものはここでは深追いしません。
部品表でよく見るSS400という材質の特徴はこの記事にまとめています

組図の丸い番号と部品表をどう対応させて読むかはこちらにまとめています

部品の寸法に間違いがないか照合する
部品表は拾うだけの表やありません。
照らし合わせにも使います。
部品表に寸法や仕様が載っている場合は図面と見比べて食い違いがないかも確認します。
図面ではこの寸法。部品表ではこの材質と数量。両方を突き合わせると見落としに気づけます。
私は部品表を照合の道具として使っています。
拾って終わりやなく図面と付き合わせることで間違いを先に潰すんです。
部品表は準備段階で効く
部品表がいちばん効くのは準備の段階です。
組みだす前にこの表が仕事をします。
私の場合は組むときは図面主体です。
部品表はその手前で使う道具という位置づけなんです。
入荷チェックや部品集めで使う
具体的にはこの場面です。
私は部品表を主に入荷チェックと部品集めで使うんです。
頼んだ部品が全部そろっているか。
入荷したものを部品表と照らし合わせて確認します。
組む前に必要な部品を集めておくときにも使います。
数量の欄を見ながらいくつ用意するかを揃えていくんです。
組図をどこから読むかの全体の順番はこちらでまとめています

新人が見落としやすいのは「少し違う細かいところ」
ここで新人がつまずくところを書いておきます。
部品表で外すのは大きなところやないんです。
似ているが少し違う部品を見落とす
新人が少し違う細かいところを見落とすんです。
似たような部品が並んでいる。
でもよく見ると材質が違ったり数量が違ったりします。
そのわずかな差を拾えるかどうか。
ぱっと見が同じだからと流すとその一行を読み違えるんです。
私は発注までやるようになって部品表を見る回数が増え中身が頭に入りやすくなりました。
だから今は自分では迷いません。
でもそれは何度も見てきたからです。
新人のうちは似た行ほど指で押さえて一つずつ確かめるのがいいと思います。
まとめ。部品表は照合の道具。細かい差まで拾う
もう一度整理します。
部品表は品番、材質、数量を拾う表です。
そして部品表に寸法や仕様が載っている場合は図面と付き合わせて確認にも使います。
拾って照らし合わせる。この二つの使い方を覚えておいてください。
私の場合は部品表を主に入荷チェックや部品集めで使っています。
組立では図面を主体に追っています。
新人が外すのは似ているけど少し違う細かいところです。
その一行の差を拾えるかどうかで間違いが変わります。
図面通りに現場が納まらない理不尽はこの記事にまとめています

部品表は地味な表に見えます。
でも細かい差まで拾えるようになると準備の精度がぐっと上がるんです。

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