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図面の断面図とは?どこで切りどの向きで見るかを製缶上がりが現場目線で解説

図面に斜線の入った切り口の絵がある。
中身が見えているようなあの図です。

これが断面図です。
どこを切ってどっちから見ているのか分からないと読めないんです。

私は図面を読んで組んできた側です。
断面図の見方を話します。

目次

断面図は部品を切って内部を見せる図。切る位置と向きを読み違えると逆になる

先に言い切ります。
断面図は部品を切って内部を見せる図です。

外から見ただけでは分からない内部の形。
それを見せるために部品を仮に切って切り口を描いたものなんです。

ここで気をつけたいことがあります。
切る位置と向きを読み違えると逆になるんです。

どこで切ってどっちから見ているか。
これを取り違えると部品が左右逆にできてしまうことがあります。

断面図とは何か

まずは断面図が何かからいきます。
なぜこの図が要るのかを押さえておきます。

なぜ断面図が必要なのか

外形線だけでは内部が見えません。
中に空洞があっても穴が通っていても表からは分からないんです。

隠れた部分を隠れ線だけで表そうとすると線だらけになります。
それでは分かりにくいので切って見せるのが断面図なんです。

部品を仮に切って手前を取り除く。
そうすると内部の形がはっきり見えるようになるんです。

切り口のハッチングは何を表すのか

断面図には斜線が入っていることがあります。
これはハッチングといって切り口を表します。

部品を仮に切ったと考えたときの切り口。
そこに斜線を入れて「ここが切った断面ですよ」と示しているんです。

ハッチングは細い実線で45°に入れるのが基本です。
ただし断面であることが明らかなときは省略されることもあります。

同じ部品の複数の切り口ではハッチングをそろえて表すことがあります。
ただハッチングだけで部品を決めず図全体で確認します。

どこで切ってどの向きで見ているか

断面図で私がいちばん分かりにくいと感じるのがここです。
どこで切っているか。どの向きで見ているか。

ここを外すと形を読み違えます。
だから切る位置と向きは意識して確かめます。

切断線で切る位置を読む

まず切る位置です。
切断線で切る位置を読むんです。

切断面の位置を示す必要がある場合は切断線が描かれます。
細い一点鎖線を使い両端や切断方向が変わる部分などを太くして示します。

その線をたどればどの位置で切った断面なのかが分かります。
一点鎖線は中心線などにも使うので太くした部分で切断線と見分けます。

切断位置が明らかな場合は切断線などの指示が省略されることもあります。
だから切断線がないから断面やないとは限らないんです。

A-Aの表記で断面を見分ける

もう一つの手がかりが記号です。
A-Aの表記で断面を見分けるんです。

その図が断面図だと私が見分けるのはこのA-Aの表記です。
断面図の上か下にA-Aのように書いてあります。

切断線にはAなどの識別記号が付き対応する断面図にはA-Aのように表示されます。
図面の中の記号と断面図のA-Aを結ぶと同じ断面だと分かるんです。

さらに切断線の端には矢印が付くことがあります。
矢印は断面をどちら向きに見るかを示します。

向きを読み違えると部品が逆になる

ここが今日いちばん怖いところです。
向きの読み違いは形を丸ごとひっくり返すことがあります。

逆にできてしまった図面を見たことがある

私は向きを読み違えると左右を逆に捉えることがあるのを見たことがあります。
断面の向きを取り違えて部品を左右逆に作りかけていた例です。

切り口の形は合っていても向きが逆。
だから出来上がりが鏡に映したような逆の部品になるんです。

矢印がどっちを向いているか。
そこを見落とすとこういう逆転が起きるんです。

だから図面はよく見る

この手の失敗を見てきたから思うことがあります。
図面はよく見ないと危ないんです。

断面図は逆にできることがある。
それを知っているだけでも見る目が変わります。

切断線と矢印とA-A。
この三つを確かめてから手を動かすだけでも向きの読み違いは減らせます。

投影の向きそのものが不安な人は第三角法から先に押さえると読みやすくなります

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まとめ。断面図は切る位置と向きを必ず確かめる

もう一度整理します。
断面図は部品を切って内部を見せる図です。

外から見えない中身を切り口で見せてくれます。
切り口にはハッチングが入りその図が断面だと分かります。

大事なのはどこで切ってどの向きで見ているかです。
切断線で切る位置を確認し識別記号と矢印で対応する断面と見る向きを確かめます。

ここを読み違えると部品の向きを逆に捉えることがあります。
だから断面図ほど思い込みで読まずよく確かめるんです。

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断面図は中身を見せてくれる便利な図です。
でも切る位置と向きだけは必ず確かめる。
それだけでも向きの読み違いはかなり減らせるんです。

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この記事を書いた人

手取り9万整備士から、残業120時間超え現場監督まで走ってきた。
そこで一度心が折れて無職に。
底から再出発!机上の空論は書きません。
本日もご安全に。

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