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図面の面取りとは?C5・C10やRの意味と指示の考え方を製缶上がりが解説

図面の角にC5と書いてある。
Rと書いてあるところもある。

新人の頃はこの記号が何なのか分かりませんでした。
角の指示にはちゃんと意味があるんです。

私は図面を読み書きして加工屋に出す側でもあります。
面取りとRの意味と指示の考え方を話します。

目次

面取りは角を取ること。安全や組立など目的に合わせて指示する

先に言い切ります。
面取りは角を取ることです。

削り出したままの角は鋭く尖っています。
その角を斜めや丸に落として仕上げるんです。

なぜ角を取るのか。
安全のために鋭い角を落とす場合もあれば組立や機能のために形を指定する場合もあります。

私が現場でまず意識してきたのはぶつけても切れないようにすることでした。
尖った角は手を切るので怪我をしにくくする。それを基本にしてきたんです。

面取り(C)とは何か

図面では面取りをCという記号で表します。
まずこのCの意味からいきます。

Cは角を斜めに落とすこと

図面では45度の面取りをCを使って指示することがあります。
角を斜めに平らに落とすという意味です。

尖った角を45度で削り落とす。
その斜めの面を付けるのがC面取りなんです。

角がなくなって斜めの面になる。
だからぶつかっても手を切りにくくなるんです。

C5・C10はどういう意味か

Cの後ろには数字が付きます。
C5は角を斜めに落とす意味でその数字が面取り寸法です。

C5なら45度の面取りで面取り寸法が5mmという意味になります。
C10なら10mmです。数字が大きいほど大きく角を落とします。

一つ覚えておきたいことがあります。
Cは45度で落とすときに使う記号です。

45度以外の面取りはCを使いません。
その場合は必要な寸法と角度が分かるように指示します。

Rとは何か。面取りとの違い

角の処理にはCだけやありません。
もう一つRという指示があります。

Rは角を丸めること

Rは半径を表す記号です。
角を斜めに落とすCに対してRは角を丸めます。

R5なら半径5mmの丸みを付けるという意味です。
斜めの面やなくて丸い面で角を仕上げるんです。

面取りは角取り、Rは意図があることが多い

ここで私の使い分けの感覚を書いておきます。
これは一般論やなく私が扱ってきた図面での話です。

私が扱ってきた図面ではCは角取りとして使われている場面を多く見てきました。
一方でRは形そのものに意味がある部品で見ることもありました。

Cにも機能上の意図がある場合はあります。
ただ私の感覚ではRのほうが形に理由があると感じる場面が多かったんです。

なぜ面取りやRを指示するのか

角の処理を指示するのには理由があります。
大きく安全と機能の二つです。

怪我をしないため・ぶつけても切れないため

一つは安全です。
怪我をしないため。ぶつけても切れないためです。

尖った角は作業する人を危険にさらします。
だから角を取って安全にするんです。

これは私も常に意識しています。
角は基本的に面を取る。怪我をしないようにするのが基本なんです。

可動部や吊りピースなど機能のため

もう一つは機能です。
角の処理が働きに関わることがあります。

私が扱ってきたものでは可動部や吊りピースでRの指示を見ることがありました。
角を丸めておくことで引っかかりにくくする狙いもあります。

ただどんな役割でRが必要なのかは部品によって変わります。
だから図面と設計意図で確認するのが確実です。

吊りピースの形状や使用条件は設計指示に従ってください。
ここではRが機能のために使われる例として触れるだけにとどめます。

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指示が抜けると加工屋から確認が来る

面取りやRは指示の仕方が大事です。
適当だったり抜けていたりすると後で連絡が来るんです。

指示が抜けると加工屋から確認が来る。
私も何度か経験しています。

適当な指示は「これできる?」と返ってくる

指示が現実的でないとこうなります。
加工屋から「こんなRできる?」と返ってくるんです。

無理のあるRを描いてしまう。
すると本当に作れるのかと確認が入ります。

これは加工屋が悪いのやありません。
指示のほうに無理があるから確認が返ってくるんです。

抜けは「このR面取りいくら?」と後から連絡

指示が抜けているとこうです。
「このRや面取りいくら?」と後から連絡が来ます。

必要な面取りやRの指示が読み取れなければ加工屋から確認が入ることがあります。
見積もりも作業もそこで一度止まるんです。

先に明確に指示しておけばこのやり取りは減ります。
指示は曖昧にせずはっきり書くことが大事なんです。

加工屋に出す前に指示の抜けを確認する話はこの記事で書いています

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まとめ。角は取る。面取りとRは意図を持って指示する

もう一度整理します。
面取りは角を取る加工です。
安全のためだけでなく組立や部品の機能に合わせて指示されることがあります。

Cは角を斜めに落とす指示でC5なら45度で面取り寸法5mmです。
Rは角を丸める指示で半径で表します。

私が扱ってきた図面ではCは角取りとして見る場面が多く。
Rは形に意味がある部品で見ることもありました。

そして指示は曖昧にしない。
抜けや無理があると加工屋から確認が返ってくるからです。

加工図の寸法をどの面を基準に入れるかはこの記事にまとめています

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角を取るのは小さなことに見えます。
でもその一つが安全や組立や機能に関わることがある。
だから意図を持って指示するんです。

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この記事を書いた人

手取り9万整備士から、残業120時間超え現場監督まで走ってきた。
そこで一度心が折れて無職に。
底から再出発!机上の空論は書きません。
本日もご安全に。

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