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図面指定の材質を勝手に変えてはいけない理由|強度と履歴を守る設計責任

材料を発注するとき指定の材質が廃番だった。
似た材質があるしこれでいいか。

その判断がいちばん危ないんです。
図面で指定された材質を発注側の独断で変えてはいけません。

私は材料を発注し図面を管理してきた側です。
なぜ材質を勝手に変えてはいけないかを話します。

目次

図面の材質は勝手に変えてはいけない。発注側の独断で代えない

先に言い切ります。
図面指定の材質を発注側の独断で変えてはいけない。

図面に指定された材質には理由があります。
それを現場の判断で似た材料に置き換えてはいけないんです。

変える必要が出てくることはあります。
でもそのときも自分で決めず決められた承認先へ確認する。

私の仕事では材質変更の判断は設計へ返してきました。
発注する側が勝手に代えていいものやないんです。

なぜ勝手に変えてはいけないのか

ではなぜ勝手に変えてはいけないのか。
理由の一つは強度です。

材質が変われば必要な性能が変わります。
そしてその性能は人の安全に直結することがあるんです。

材質は強度に関わる

材質は強度に関わる。
似ているように見える材料でも性質は違います。

材質が変われば強度をはじめ必要な性能が変わることがあります。
どれが使えてどれが使えないかは設計者や強度計算の領域なんです。

私は材料を発注する側で作りには関わってきました。
それでも材質の可否を自分で判断することはしません。

見た目や名前が似ているというだけで代えるのは危険です。
発注側が根拠なく決める領域やありません。

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間違った材質は安全に関わることがある

材質の話は品質の話だけやありません。
間違った材質は安全に関わることがあるんです。

必要な性能が足りない材料を使えば壊れることがあります。
その先に人がいれば安全に関わります。

実際に指定と違うゴムが来て要求していた性能を満たしていなかった例を見たことがあります。
指定と違うものが来て求めていた性能に届いていなかったんです。

これは見聞きした例です。
でも材質を軽く扱うとこういうことが起きると知っておいてほしいんです。

要求性能を満たさない材料は重大な故障や事故につながることがあります。
だからこそ材質は絶対に確認して決められた承認先に返すんです。

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もう一つの理由。後で何を使ったか分からなくなる

材質を勝手に変えてはいけない理由はもう一つあります。
安全とは別の話です。

後で何を使ったか分からなくなる。
記録が残らないと後の管理が崩れるんです。

履歴が残らないと次の修理で困る

勝手に材質を変えて記録を残さない。
すると図面と実物が食い違ったまま残ります。

次に修理や交換をするとき困るのはここです。
図面を見ても実際に何を使ったのか分からないんです。

いつ誰が何に変えたのか。
それが残っていないと後を引き継ぐ人が判断できません。

図面と実物が合っていること。
それが後々の修理や保守を支えているんです。

変える必要があるときはどうするのか

とはいえ材質を変えざるを得ないこともあります。
そういうときにどうするか。

答えは決まっています。
自分で決めず決められた承認先へ返すんです。

廃番品は勝手に決めず承認先に確認する

廃番品も勝手に決めず確認する。
材質だけでなく指定部品や仕様が廃番になることもあります。

ヒンジや取っ手のような既製品が廃番になることもあります。
そういうとき代わりの品を自分の判断で決めないんです。

私の場合は廃番品が出たら勝手に決めず設計へ返します。
たとえ小さな部品に見えても代替を独断で決めない。これを崩さないんです。

変更内容を後から追える状態で残す

そして変更が決まったら必ずこれをやります。
変更内容を後から追える状態で残す。

変更が承認されたら決められた方法で記録を残します。
私の仕事では図面を改訂して残してきました。

記録の残し方は会社によって違います。
改訂図や変更通知や管理システムなど方法はいろいろあるんです。

大事なのは形やありません。
変更した内容が後から追える状態まで残しておくことなんです。

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まとめ。材質は決められた承認先に確認。勝手に代えない

もう一度整理します。
図面で指定された材質を発注側の独断で変えてはいけません。

材質は強度をはじめ必要な性能に関わります。
必要な性能を満たさなければ故障や事故につながることがあるからです。

もう一つは履歴です。
勝手に変えて記録を残さないと後で何を使ったか分からなくなります。

変える必要があるときも手順は同じです。
私は設計に確認し変更が決まったら図面を改訂して記録を残してきました。

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材質は似ているからで代えていいものやありません。
迷ったら自分で決めず決められた承認先へ確認する。
それが安全と後の管理を守るんです。

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この記事を書いた人

手取り9万整備士から、残業120時間超え現場監督まで走ってきた。
そこで一度心が折れて無職に。
底から再出発!机上の空論は書きません。
本日もご安全に。

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