【高卒の生存戦略】学歴なし・コネなしのわたしが「手取り9万」から「年収を上げ続けた」3つのキャリアハック

目次

学歴フィルターなんて、現場力でぶち壊せる

「高卒だから、給料が安くても仕方ない」 「一生、誰かに使われて終わるのかな」

もしあなたがそう思っているなら、今すぐその思考を捨ててください。 わたしを見てください。 最終学歴は高卒。キャリアのスタートは手取り9万の自動車整備士。 そこから、溶接工、施工管理、そして社長、現在は事業統括マネージャー。

なぜ、学歴もコネもないわたしが、ここまでキャリアを上げることができたのか? それは、「戦う場所」と「武器」を、戦略的に変えてきたからです。

今回は、エリートたちがデスクで勉強している間に、わたしが泥泥になりながら体得した「高卒が高年収を勝ち取るためのキャリアハック」を3つ、叩き込みます。

1. 「職人」で終わるな。「管理」へ回れ

高卒キャリアの最大の落とし穴。それは「作業のプロ」になって満足してしまうことです。

わたしも整備士や溶接工時代、「誰よりも早く、綺麗に仕上げる」ことに命をかけていました。それは素晴らしいことです。 しかし、残酷な真実を言います。 「手を動かす人」よりも「人を動かす人」の方が、給料は何倍も高い。

わたしが年収を大きく上げたタイミングは、明確です。 「溶接工」から「施工管理(セコカン)」へ移った時です。

  • Before: 自分の作業だけを完璧にする
  • After: 職人たちを束ね、工程を引き、金と安全を管理する

「現場を知っている管理者」は、建設業界において最強です。 大卒の管理者にはわからない「現場の痛み」や「職人のプライド」がわかるから、言葉の重みが違う。 現場経験がある高卒こそ、泥臭く「管理職」を目指すべきなのです。

2. 転職は「逃げ」ではない。「スキルの掛け算」だ

わたしの履歴書を見て、「職を転々としていて忍耐がない」と笑う人もいるでしょう。 なんとでも言わせればいい。 わたしにとって転職は、RPGの「ジョブチェンジ」と同じです。

  • 自動車整備士で「機械の構造」と「理不尽への耐性」を学んだ。
  • 溶接・組立で「図面の読み方」と「モノづくりの精密さ」を学んだ。
  • 施工管理で「全体を俯瞰する力」と「折衝力」を学んだ。

一つひとつの職場で得たスキルは、次の職場で必ず役に立ちます。 整備士の知識があったから、工場の機械組立がスムーズに理解できた。 工場の図面知識があったから、建設現場の図面も読めた。

嫌なことから逃げる転職は「ドロップアウト」ですが、新しい武器を拾いに行く転職は「キャリアアップ」です。 一つの会社にしがみつく時代は終わりました。自分の市場価値が上がらないと感じたら、そのスキルを持って、別の業界へ殴り込みに行けばいいのです。

3. 「人がやりたがらない仕事」にこそ、勝機がある

高卒が大卒エリートに勝つ唯一の方法。 それは、「エリートが嫌がる場所」で戦うことです。

彼らは、綺麗なオフィス、整備されたマニュアル、ホワイトな環境を好みます。 逆に言えば、「泥臭い」「きつい」「マニュアルがない」現場は、ライバル不在のブルーオーシャンです。

わたしが施工管理や、今の統括マネージャーとして重宝されている理由。 それは、他の人が「面倒くさい」「責任が重い」と逃げ出す仕事を、「やります」と言って引き受けてきたからです。

「誰もやりたがらない仕事」には、高い値がつきます。 そこに飛び込み、現場叩き上げの根性で成果を出せば、学歴なんて関係なく、一気にトップ評価まで駆け上がれます。 火中の栗を拾いに行け。そこには、ダイヤが埋まっています。

まとめ:過去は変えられないが、場所は変えられる

学歴コンプレックスを持っていた昔の自分に言いたい。 「教科書の勉強ができなくても、社会の勉強ができれば勝てるぞ」と。

今の会社で評価されないなら、場所を変えてください。 作業員で止まっているなら、手を挙げてリーダーをやってみてください。

わたしたちには、失うものなんてありません。 上向いて、場所を変えて、武器を拾い続ければ、必ず這い上がれます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次