こんにちは、竹久 夢藤(たけひさ むとう)です。
サーバーを契約し、SWELLを入れ、Canvaで画像も作った。 準備は完璧。さあ、記念すべき1記事目を書こう!
そう思った瞬間、手が止まりませんか?
「…で、何を書けばいいんだ?」 「自分なんかの自己紹介、誰が興味あるんだ?」
その感覚、正しいです。 厳しいことを言いますが、有名人でもない限り、あなたの「今日から頑張ります」という日記には、誰も興味がありません。

しかし、この「プロフィール記事(自己紹介)」は、ブログの中で最も収益に直結する重要なページでもあります。 なぜなら、読者は記事を読んで「おっ、役に立つな」と思った後、必ずこう思うからです。
「で、これを書いてるのって、どんな奴?」
ここで、「信頼できる!」「応援したい!」「自分と同じだ!」と思わせることができれば、その読者はあなたの「ファン」になり、紹介した商品を買ってくれるようになります。
今回は、何者でもない私たちが、読者の心を鷲掴みにするための「V字回復のストーリー・テンプレート」を伝授します。 私の恥ずかしい過去も全部晒して解説しますので、真似して書いてみてください。
履歴書を書くな、物語(ドラマ)を書け

初心者がやりがちな失敗。 それはプロフィールを「履歴書」にしてしまうことです。
- ×「〇〇大学卒業、〇〇商事入社、趣味はカフェ巡りです。」
これでは心が動きません。 人が心動かされるのは、「失敗」と「復活」の物語です。
映画や漫画を思い出してください。 主人公は必ず、一度どん底に落ちて、そこから這い上がりますよね? 順風満帆なだけの主人公なんてつまらないのです。
私たちも同じ。 「弱み」や「失敗談」こそが、最強の武器(コンテンツ)になります。
誰でもドラマチックになる「V字回復テンプレート」
文章力はいりません。 以下の5つのステップを埋めていくだけで、あなたの人生がドラマになります。
- 【現在】今のあなたの肩書き・実績(光)
- 【過去】どん底だった時代(闇)
- 【転機】変わるきっかけとなった出来事(気付き)
- 【挑戦】泥臭い努力と行動(汗)
- 【使命】なぜこのブログを書くのか(未来)
高いところから低いところへ落とし、また這い上がる。 この「V字」のギャップが大きければ大きいほど、読者は引き込まれます。
では、私(夢藤)の例を使って解説します。
ステップ1:【現在】今のあなたの肩書き(光)
まずは「自分は何者か」を提示し、話を聞く価値があることを示します。
例文(夢藤の場合): こんにちは、竹久夢藤です。 現在は建設事業の統括マネージャーとして働きながら、AIを活用した業務効率化や、副業ハックについて発信しています。 現場仕事の叩き上げですが、PC一台で複数の収益源を持っています。
ステップ2:【過去】どん底だった時代(闇)
ここが一番重要です。 今の姿からは想像できないような「ダメだった過去」や「苦労」をさらけ出します。 「恥ずかしい」と思うことほど、読者の共感を生みます。
例文: 「エリートなんでしょ?」と言われますが、真逆です。 最終学歴はギリギリの高卒。 父の自殺、極貧生活、社会への反発からグレていた時期もありました。
最初に就いた仕事は自動車整備士。手取りはまさかの9万円代。 その後、溶接工や施工管理になりましたが、待っていたのは「月120時間の残業」と「家に帰れない日々」。 泥と油にまみれ、家族との時間もなく、ただ生きるために働く毎日でした。
そして極めつけは、転職して社長になった後に襲った「適応障害」。 心が壊れ、1年間の無職生活も経験しました。
ステップ3:【転機】変わるきっかけ(気付き)
どん底の中で、何を感じ、何がきっかけで立ち上がったのかを書きます。
例文: 無職で天井を見つめる日々の中で、ふと思いました。 「俺の人生、このままでいいのか?」 「学歴がないから、時間がないからと、言い訳ばかりして逃げていないか?」
そこで出会ったのが、AI(人工知能)と副業の世界でした。 「これを使えば、俺のようなアナログ人間でも、時間と場所を越えて戦えるかもしれない」 一筋の光が見えた瞬間でした。
ステップ4:【挑戦】泥臭い努力(汗)
魔法でいきなり成功したわけではありません。 どんな行動をしたのかを書きます。読者は「努力する姿」に応援したくなるのです。
例文: そこからは必死でした。 キーボードの打ち方も分からないままPCを買い、睡眠時間を削ってココナラやブログに挑戦しました。 現場仕事に復帰してからも、朝4時に起きて作業し、休憩時間にはスマホで執筆。
失敗もたくさんしました。詐欺商材に騙されたこともあります。 それでも、「もうあの日々には戻りたくない」という一心で手を動かし続けました。 その結果、AIを活用して本業の事務作業を80時間削減し、副業でも社長時代以上の収入を得られるようになったのです。
ステップ5:【使命】なぜこのブログを書くのか(未来)
最後に、このブログで「あなた(読者)」に何を伝えたいのかを宣言します。 これが、読者があなたをフォローする理由になります。
例文: 私がこのブログを書く理由。 それは、過去の私と同じように「時間がない」「学歴がない」と諦めている現場の仲間に、 「やり方さえ知れば、人生は変えられる」 と伝えたいからです。
特別な才能なんていりません。 高卒・アナログ・元適応障害の私にできたんです。あなたにできないはずがありません。 このブログでは、私が泥臭く掴み取った「稼ぐノウハウ」を全て公開します。 私と一緒に、理不尽な現状をひっくり返しましょう!
いかがでしょうか? ただの経歴紹介ではなく、一つの「物語」になっているはずです。
プロフィール記事をさらに輝かせる3つのコツ
1. 「誰か一人」に向けて書く
「皆さん」ではなく、「過去の自分」に向けて書いてください。 「あの頃、手取り9万で絶望していた自分」に手紙を書くように言葉を紡ぐと、同じような境遇の人の心に深く刺さります。
2. 写真・画像を貼る
前回Canvaで作ったアイキャッチはもちろん、文章の途中にも写真を入れましょう。
- 現場で働いていた頃の作業着の写真
- 汚れた安全靴の写真
- 初めて買ったパソコンの写真 リアリティが段違いになります。顔出しNGなら、後ろ姿やシルエットでもOKです。
3. 固定ページにして、目立つ場所に置く
このプロフィール記事は、ブログの「投稿」ではなく、前回プライバシーポリシーを作ったのと同じ「固定ページ」で書くのがおすすめです。 そして、SWELLの機能を使って「サイドバー」や「ヘッダーメニュー」にリンクを貼りましょう。 「このブログに来たら、まずこれを読んで!」という看板にするのです。
まとめ:あなたの傷は、誰かの希望になる

「自分には大した過去なんてないよ」 そう思うかもしれません。
でも、借金、病気、ブラック企業、挫折、コンプレックス…。 あなたが「隠したい」と思っているその傷跡こそが、同じ悩みを持つ誰かにとっては「共感」の入り口であり、「希望」の証になります。
「あの人も苦労したんだ。なら、私にもできるかも」
そう思ってもらえたら、あなたの勝ちです。 綺麗事はいりません。 あなただけの、泥臭くて熱いストーリーを書き殴ってください。
それが、最初の1記事目にして、最強の集客コンテンツになります!

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