【絶対やるな】記事を書く前に「パーマリンク」を設定しないと地獄を見ます。WordPress初期設定の最重要項目

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こんにちは、竹久 夢藤(たけひさ むとう)です。

サーバーを契約し、SWELLも入れて、いよいよ「さあ、最初の記事を書くぞ!」と意気込んでいるあなた。

ちょっと待った!!!(大声)

そのまま書き始めるのは危険すぎます。 今の状態で記事を書いてしまうと、半年後、あなたは枕を濡らして後悔することになります。

記事を書く前に、絶対にやらなければならない設定。 それが「パーマリンク設定」です。

「パーマリンク?また難しい専門用語…」 と思いましたか?

大丈夫、やることは「クリック2回」だけです。 しかし、このクリック2回をサボるだけで、将来あなたのブログの価値が「ゼロ」になるリスクがあるのです。

今回は、なぜパーマリンク設定が重要なのか、そしてどう設定するのが正解なのか。 高卒アナログ人間の私でも理解できた「住所のルール」について解説します。

目次

そもそも「パーマリンク」って何?

パーマリンクとは、Webサイトの「記事ごとのURL」のことです。

この記事のURLを見てください。 takehisamuto.com/permalink-setting この、後ろの permalink-setting の部分などをどういうルールで決めるか、という設定です。

初期のままだと何がヤバい?

WordPressをインストールした直後の初期設定では、URLは以下のようになっています。 takehisamuto.com/?p=123

この ?p=123 という記号。 これの何がダメか分かりますか?

  1. 読者に意味が伝わらない: 数字だけ見ても、何の記事か分かりません。
  2. Googleが嫌う: Googleは「URLを見れば内容がわかる構造」を推奨しています。意味不明な数字はSEO(検索順位)的に不利です。
  3. サービス変更に弱い: 万が一WordPress以外のシステムに移行する時、この数字ベースのURLだと引き継げない可能性があります。

そして一番の恐怖は、「途中で変えるとリンクが死ぬ」ことです。

記事を100記事書いた後に、「やっぱり ?p=123 はカッコ悪いから変えよう」として設定を変更すると、過去の100記事すべてのURLが一瞬で変わります。 これまでのリンクは全て「404エラー(ページが見つかりません)」になり、Googleからの評価もリセット。 まさに、ブログという家の住所がいきなり消滅するようなものです。

だからこそ、「最初の1記事目を書く前」に設定を固定する必要があるのです。

結論:パーマリンク設定は「投稿名」一択

では、どう設定すればいいのか。 色々な説がありますが、個人ブログなら答えは一つです。

「投稿名」に設定してください。

設定手順(30秒で終わります)

  1. WordPressの管理画面(ダッシュボード)を開く。
  2. 左メニューの「設定」にマウスを合わせ、「パーマリンク」をクリック。
  3. 「パーマリンク構造」という項目の中で、「投稿名」のラジオボタンを選択する。
  4. 画面一番下の「変更を保存」をクリック。

以上です。 これだけで、あなたのブログのURL構造は %postname% という形になり、自由にURLを決められるようになります。

記事ごとのURL(スラッグ)はどう決める?

「投稿名」に設定したら、記事を書くたびに、その記事専用のURL(スラッグ)を決める必要があります。

ここで、前回の記事でも触れた「スラッグの決め方」をおさらいしましょう。

ルール1:必ず「英語(ローマ字)」にする

記事タイトルをそのままURLにすると、日本語のURLになってしまいます。 例:takehisamuto.com/パーマリンクの設定

これは絶対にNGです。 コピペした時に takehisamuto.com/%E3%83%91... という意味不明な記号の羅列に変換されてしまい、SNSで怪しまれたり、エラーの原因になったりします。

必ず、編集画面の「URL」設定欄で、英語に書き換えてください。

ルール2:シンプルで意味が通じるものにする

短すぎず、長すぎず、キーワードを含めるのがコツです。

  • × entry-1 (意味不明)
  • × how-to-set-up-wordpress-permalink-structure-perfect-guide (長すぎ)
  • permalink-setting (ベスト!)

単語と単語の間は「ハイフン(-)」でつなぎます。

もし、すでに記事を書いてしまっていたら?

「もう初期設定のまま30記事書いちゃったよ…!」 という方。

落ち着いて聞いてください。

もし、記事数がまだ5〜10記事程度で、アクセスもほとんどないなら、今すぐ「投稿名」に変えて、URLを修正しましょう。傷は浅いです。

しかし、もし50記事以上書いていて、ある程度アクセスもある場合。

今の設定のまま、触らないでください。

変えるメリット(SEO向上)よりも、変えるデメリット(リンク切れ・評価リセット)の方が大きすぎます。 悔しいですが、これまでの記事はそのままにして、未来の記事の中身で勝負しましょう。 「触らぬ神に祟りなし」もまた、現場の鉄則です。

まとめ:見えない配管こそ、最初に整備せよ

パーマリンク設定は、地味です。 デザインのように目に見える変化もありません。

でも、家を建てる時に、壁紙(デザイン)よりも水道管(URL構造)の方が重要なのと同じです。 一度壁を貼ってしまったら、中の配管を直すには壁を全部壊さないといけません。

「後で直せないもの」から先にやる。 これが、失敗しないための段取りです。

たった2クリック。 まだやっていない人は、今すぐ設定画面を開いてください。 あなたのブログの未来を守るための、重要な2クリックです。

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