こんにちは、竹久 夢藤(たけひさ むとう)です。
X(旧Twitter)を運用していて、スマホの通知欄に知らない人からのリプライが来た時、ドキッとしませんか?
開いてみたら… 「日本語がおかしいですね」 「それは間違ってると思います(上から目線)」 「詐欺師乙」
こんな「クソリプ」が飛んできた時、あなたはどうしますか? 落ち込みますか? イラッとして言い返しますか?
はっきり言います。 その反応、すべて時間の無駄です。
もし私のポストにクソリプがついたら、私はこう思います。 「よっしゃ! 巣の外まで届いたぞ!!」
今回は、元現場監督として数々のクレームを捌いてきた私が、アンチを「無料の宣伝マン」に変える、鋼のメンタル管理術と対処法を伝授します。
アンチは「成功の通知音」である

まず、マインドを変えましょう。 なぜ、あなたにアンチが湧いたのか?
それは、あなたの発信が「身内(フォロワー)」の枠を超えて、「赤の他人(外の世界)」にまで届き始めたからです。
フォロワー数が増えないうちは、誰もあなたのことなんて見ていません。 「いいね」してくれるのは、優しい仲間だけです。そこは居心地が良いですが、稼げません。
しかし、ポストが拡散され、インプレッションが増えると、必ず「あなたのことを知らない層」に届きます。 そこには、価値観の違う人間や、ただの憂さ晴らしをしたい人間もいます。
つまり、アンチが来たということは、あなたのポストが「バズり始めている」という動かぬ証拠なのです。
現場仕事で言えば、大きなビルを建てようとすれば、必ず近隣から「うるさい」と苦情が来ます。 苦情が来るのは、工事(仕事)が進んでいる証拠。 何もしていなければ、苦情も来ません。
だから、クソリプを見たら、心の中でこう呟いてください。 「おっ、工事が進んでるな。ご苦労さん!」
アルゴリズム的に「アンチは養分」
感情論だけでなく、システム的にもアンチは味方です。
Xのアルゴリズム(Grok)は、「エンゲージメント(反応)」を重視します。 それが「称賛」だろうが「批判」だろうが、AIにとっては「反応があった=注目のポスト」という判定になります。
アンチがわざわざ時間を割いて、あなたのポストにリプライを書き込み、引用RTで拡散してくれる。 これによって、あなたのポストはさらに多くの人のおすすめに表示されるようになります。
皮肉な話ですが、アンチこそが、あなたを有名にしてくれる「無料の拡声器」なのです。 「養分になってくれてありがとう」と感謝しましょう。
元現場監督流「スルー技術」3選
とはいえ、罵詈雑言を見るのは気分が良いものではありません。 そこで、私が実践している具体的な対処法を3つ紹介します。
1. 「反論」は絶対にしない
これが最大の鉄則です。 言い返したくなる気持ちは分かりますが、泥仕合をすると、それを見ている「あなたのファン」がドン引きします。
「夢藤さん、意外と短気だな…」 「あんな変な奴と同じ土俵で戦ってる…」
こう思われたら損です。 アンチと戦うのは、野良犬に噛み付かれて、噛みつき返すようなもの。 人間なら、スッと避けて通るのが正解です。
2. 「ブロック」ではなく「ミュート」を使え
「即ブロック!」という人もいますが、ブロックすると相手にバレて、「ブロックされたwww」とさらに騒がれるリスクがあります。
最強の武器は「ミュート」です。
ミュートにすれば、相手は気付かずに一生懸命あなたに悪口を書き続けます(=インプレッションを稼いでくれる)。 でも、あなたの画面には一切表示されません。
「相手は壁に向かって叫び続け、自分は無傷」 これが一番賢い勝ち方です。
3. プロフィールに飛んで「憐れむ」

イラッとしたら、その相手のプロフィールと過去のポストを見に行ってください。
- フォロワーが極端に少ない
- 政治批判や他人の悪口ばかり言っている
- 人生が上手くいってなさそうな雰囲気
これを見ると、怒りが消えて「憐れみ」に変わります。 「ああ、現実世界で誰にも相手にされないから、ここで構って欲しいんだな…」 そう思えたら、あなたの勝ちです。
まとめ:あなたは「ビル」を建てることに集中しろ
現場監督時代、理不尽なクレームおじさんの相手をしていて、工事の手を止めたことは一度もありません。 なぜなら、私の仕事は「おじさんを納得させること」ではなく、「ビルを完成させること」だからです。
X運用も同じです。 あなたの目的は、アンチを論破することですか? 違いますよね。「ブログで稼いで、人生を変えること」はずです。
ノイズに構っている暇があったら、手を動かしましょう。 記事を書きましょう。 有益なポストを作りましょう。
あなたが成功して、高いビルの屋上に行ってしまえば、地上のアンチの声なんて聞こえなくなりますよ。

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