こんにちは、竹久 夢藤(たけひさ むとう)です。
毎日ポストを考えるの、しんどいですよね?
「今日のネタはどうしよう…」 「昨日も絞り出したのに、また今日もゼロから考えなきゃ…」
そうやって毎日悩み続けているあなたに、衝撃の事実をお伝えします。
あなたの3ヶ月前のポスト、誰も覚えていません。 もっと言えば、あなた自身ですら、3ヶ月前の今日、何を呟いたか覚えていないはずです。
それなのに、なぜあなたは過去の傑作ポストを「使い捨て」にするのですか?
現場仕事で、一度使った足場材を「一回使ったから」と言って捨てますか? 捨てませんよね。次の現場でもまた使います。
X(旧Twitter)も同じです。 過去に反応が良かったポストは、何度も使える「資産」なのです。
今回は、過去の投稿をこっそりリメイクして、労力を半分にしながら、反応を2倍にする「賢いリライト術」を伝授します。 これは「サボり」ではありません。「効率化」です。
なぜ「再利用」が最強なのか?
「同じことを何回も言ったら飽きられるんじゃない?」 そう思うかもしれませんが、心配無用です。理由は3つあります。
- 人間の記憶力はザルだから 情報の濁流であるXにおいて、3ヶ月前のことなんて誰も覚えていません。
- フォロワーは入れ替わっているから 3ヶ月前にはいなかった「新規フォロワー」は、その過去の傑作を見ていません。彼らにとっては「初見の有益ポスト」です。
- 「ウケる」ことが保証されているから 一度バズったということは、そのネタは需要があるということです。新ネタでスベるリスクを負うより、実績のあるネタを出す方が確実です。
宝の山を発掘する「コマンド」

では、どのポストを再利用すべきか。 自分の過去ポストから「反応が良かったもの」だけを抽出しましょう。
Xの検索窓に、このコマンドを入れてください。
from:あなたのID min_faves:10
- from:あなたのID ➡ 自分のポストだけを表示
- min_faves:10 ➡ いいねが10以上ついたもの(数字は自分の平均に合わせて調整してください)
これでズラッと出てきたポストたちは、全て「再利用可能なダイヤの原石」です。
賢い手抜きリライト「3つの型」
ただし、一字一句同じものを「コピペ」するのはおすすめしません。 XのAIに「重複コンテンツ(スパム)」と判定されるリスクがあるし、単純に芸がないからです。
中身(主張)はそのままに、「見た目」を少し変えるのです。
型1:【切り口】を変える(1行目変更)
内容は同じでも、1行目の「釣り針」を変えるだけで、まったく別の層に刺さります。
- 過去ポスト: 「ブログ初心者は、まずは100記事書くことが大事です。」
- リライト後: 「質より量なんて時代遅れ? いいえ、初心者が質を語るのは100年早いです。」
中身は「量を書け」と同じですが、言い回しを強くしました。これだけで新鮮なポストになります。
型2:【要約】する(長文 ➡ 箇条書き)
過去に長々と書いた文章を、箇条書きでスッキリまとめ直します。
- 過去ポスト: (長文でSEOの重要性を語った文章)
- リライト後: SEOで勝つための3箇条。
- タイトルに命をかけろ
- 読者の悩みを解決しろ
- リンクを貼るな これだけ守れば、まだ勝てます。
逆に、箇条書きだったものを、1つの項目だけ深掘りして長文にするのもアリです。
型3:【対比】させる(Before/After)
過去の主張に、自分の「変化」を付け加えます。
- 過去ポスト: 「朝活は最高です。」
- リライト後: 「昔は夜型だった私が、朝型に変えて年収が2倍になった話。」
「昔言ったこと」を、「今の実績」で補強する形です。
運用スケジュールの「黄金比」
私は現在、以下のようなバランスで運用しています。
- 完全な新ネタ: 5割
- 過去のリライト: 5割
つまり、2回に1回は「使い回し」です。 それでもフォロワーは増え続けていますし、「いつも良いこと言いますね!」と感謝されます。 (中身が同じであることには、誰も気づきません)
まとめ:名曲は何度歌ってもいい

サザンオールスターズがライブで「勝手にシンドバッド」を歌って、ファンは「またかよ」と怒りますか? 怒りませんよね。「待ってました!」と盛り上がります。
あなたの渾身のポストも同じです。 良いことは、何度言っても良い。 むしろ、何度も言うことで「あなたのブランディング(一貫性)」が作られます。
「ネタがない…」と悩む暇があったら、3ヶ月前の自分のポストを掘り返してください。 そこには、今すぐ使える最強の武器が眠っていますよ。

コメント