ダ・ヴィンチ A5サイズ レビュー|資料も綴じるシステム手帳の「母艦」としての本音

システム手帳のA5はよく「大きすぎて持ち歩かない」と言われます。

半分は本当です。
でもその評価は使い方を1つに決めつけている。

A5は持ち歩くための手帳じゃない。
机に構える「母艦」として使うと化けるんです。

私はこのA5をまさに母艦として毎日使っています。
さらに穴あけパンチと組ませることでただのスケジュール帳を超えた「資料の基地」にしている。

この記事ではA5を持ち歩き目線で評価するのではなく据え置きの母艦として使い倒した本音を書いていきます。
重さやかさばりという弱点も正直に込みで。

目次

A5サイズとはどのサイズか

まず基本を押さえます。

A5サイズはシステム手帳の中で最も大きい主力サイズです。

リフィルの紙の大きさはW148×H210mm。
いわゆるA5判のノートと同じ大きさで広々と書けます。

ダ・ヴィンチのA5で選べるリング径は15mmから30mmまで。
他のサイズより大きめのリングしか設定されていません。

これはつまりたくさん綴じることを前提にしたサイズだということです。
薄く軽く持ち歩くよりどっしり情報を抱える設計。

最初からA5は「母艦タイプ」として作られていると考えると分かりやすいです。

↓ 他のサイズとの比較はこちらで詳しく解説しています

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私がA5を「母艦」にしている理由

ここから実体験です。

私は今A5を母艦にしてポケットサイズを持ち歩きにする2台持ちをしています。

A5に求めているのは機動力ではありません。
「腰を据えて考える場所」としての役割です。

頭の中がぐちゃぐちゃになったときA5を開いて全部書き出す。
広い紙面だからこそ考えを一望できる。

狭いページだと書いている途中で考えが切れてしまう。
でもA5なら思考をひとつの画面に広げたまま整理できるんです。

私は普段から仕事の多くをAIに任せています。
でもAIに相談する前の「何を聞きたいのか」を固める作業は紙の広さがないと進まない。

その思考の作業台が私にとってのA5でした。
据え置きで構えているからこそいつでもそこに戻って考えられる。

A5最大の武器|パンチで「A4資料」を綴じられる

ここがA5を母艦たらしめている最大のポイントです。

A5には専用の穴あけパンチという相棒があります。

このパンチを使うとA4の資料を半分に折ってそのままA5の手帳に綴じられるんです。
これが想像以上に強力でした。

紙の資料が、一冊に集約される

仕事をしていると紙の資料が次々に出てきます。
印刷した書類やメモ、もらった紙。

これをバラバラにファイルで管理するとどこに何があるか分からなくなる。
「あの紙どこいった?」が頻繁に起きる。

でもA5ならパンチで穴を開けて手帳に綴じてしまえばいい。
A4を半分に折ればちょうどA5に収まる。

一冊開けば関連する資料が全部そこにある。
この一元化の安心感は他のサイズでは絶対に味わえません。

「書く」と「貼る・綴じる」が一冊で完結する

普通の手帳は書くための道具です。

でもA5は書くだけじゃなく外から来た紙を取り込める。
自分で書いたメモともらった資料が同じ一冊の中で並ぶ。

プロジェクトごとに資料とメモをセットで綴じておける。
終わったら抜いて保管できる。

この「書く」と「綴じる」が一冊で完結する感覚がA5を単なる手帳から「情報の基地」へ引き上げてくれました。

正直レビュー|A5の「ここが不便」

良いところばかりではありません。
母艦として使うA5にもはっきりした弱点があります。

ここを隠すと買ったあとに後悔する人が出るので正直に書きます。

①重い

これは避けられない弱点です。

A5はサイズが大きくリング径も15mm以上しか選べない。
そこに本革の本体とたっぷりのリフィル、さらにパンチで綴じた資料まで加わる。

満載にしたA5はずっしりと重くなります。
本革のグランデならなおさらです。

片手で長時間持って書くのは正直しんどい。
だからこそ私は「持ち歩く」のではなく「据え置く」使い方に振り切りました。

②かさばる

重さと並んで大きさも弱点になります。

A5は鞄の中でそれなりの存在感を放ちます。
小さいバッグには入りにくいし入れても他のものを圧迫する。

「毎日どこにでも連れていく」には明らかに向いていない。
持ち運ぶ前提で選ぶとその大きさが毎日の負担になります。

③気軽にサッとは書けない

機動力という点ではA5は完全に不利です。

ポケットサイズのように立ったまま片手でサッととはいかない。
広げる場所が要るし開くのにもひと手間かかる。

だからこそ私はポケットサイズを別に持っている。
瞬発的なメモはポケット、腰を据えた思考はA5。
役割を分けることでA5の弱点を補っています。

私が選んだのは「育てる革」のA5

ここで私のA5の中身の話もしておきます。

私のA5は20000円ほどの革の一冊です。

私は最初ポケットサイズをスタンダードで使い始めました。
でも誕生日のご褒美にグランデへ格上げしたのをきっかけにすっかり「育つ革」に惚れてしまった。

その流れで母艦のA5も育つ革を選びました。

毎日机で開いて手で触れる。
据え置きでも触る頻度が高いぶん革はちゃんと育っていきます。

情報の基地でありながら使うほどに艶が出て自分の道具になっていく。
実用一辺倒ではなく育てる喜びも一緒に味わえるのが本革A5の良さです。

ただしリング径を大きくしすぎると重さが跳ね上がるのでそこだけは注意してください。

↓ リング径と重さの関係はこちらで詳しく解説しています

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A5が向いている人・向いていない人

ここまでをふまえて向き不向きを整理します。

A5が向いているのはまず据え置きで使う人。
机に構えて腰を据えて考えたり書いたりする人です。

そして紙の資料を手帳に一元化したい人。
パンチでA4を綴じる使い方は仕事で書類を扱う人に刺さります。

広い紙面で思考を広げたい人にもA5は最高の作業台になります。

逆に向いていないのは毎日持ち歩きたい人。
身軽さを求める人や小さい鞄で動く人には重さとかさばりが負担になります。

その場合は聖書サイズかポケットサイズを選んだほうが幸せです。

A5は「持ち歩かない」と割り切れる人にこそ真価を発揮するサイズなんです。

A5は単体より「2台持ち」で輝く

最後に私が一番伝えたいことを書きます。

A5はそれ単体で全部をこなそうとすると重さに負けます。

でも持ち歩き用のサブを別に持つと一気に輝く。

私の場合はA5を母艦にしてポケットサイズを持ち歩きにしています。

腰を据えて考えるときはA5。
外で素早くメモするときはポケット。

この役割分担ができるとA5の「重い・かさばる」という弱点が弱点じゃなくなる。
持ち歩かなくていいんだから重くて当たり前。
据え置きの基地としてどっしり構えていればいい。

A5を母艦と割り切った瞬間にこのサイズは最強の情報基地になります。

まとめ|A5は手帳ではなく、机に置く「司令室」だ

ダ・ヴィンチのA5をひとことでまとめます。

A5は持ち歩く手帳ではありません。
机に置く司令室です。

あらゆる情報がここに集まり、ここで考えがまとまり、ここから動き出す。
資料もメモも思考も全部この一冊が受け止めてくれる。

司令室を背負って歩き回る人はいません。
司令室はどっしり構えているからこそ機能する。

A5も同じです。
持ち歩こうとせず自分の基地として据えてやる。
そうすればこのサイズはあなたの仕事と思考の中心になってくれます。

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