せっかくきれいに書いたページ。
裏返したらインクが裏まで抜けていてげんなりする。
システム手帳を使っているとこの「裏抜け」に必ず一度はぶつかります。
裏抜けするとページの裏が使えなくなる。
リフィルを倍買う羽目になるし見た目も悪い。
地味だけど毎日のことだからストレスになるんです。
私はボールペンとフリクションを使い薄いトモエリバーも日常的に使っています。
だから裏抜けや裏写りの問題とはさんざん付き合ってきました。
この記事ではリフィルが裏抜けする原因と実際に効いた対策を全部書いていきます。
紙のせいだと思っていたものが実はペンや使い方の問題だったなんてこともあります。
そもそも「裏抜け」と「裏写り」は違う
まず言葉を整理します。
ここを分けないと対策を間違えます。
裏抜けとはインクが紙を貫通して裏面までしみ出ること。
裏のページにインクの汚れが出てしまう状態です。
裏写りとはインクは抜けていないけれど書いた文字が裏から透けて見えること。
こちらはインクがしみ出ているわけではなく薄い紙で起きやすい現象です。
この2つは原因も対策も違います。
裏抜けは主にインクと紙の相性の問題。
裏写りは紙の薄さの問題。
自分が困っているのがどちらなのかを見極めると対策がはっきりします。
裏抜けが起きる3つの原因
裏抜けにははっきりした原因があります。
大きく3つです。
①インクの量が多いペンを使っている
一番の原因がこれです。
水性インクやインクがドバッと出る万年筆やゲルインクのペン。
こういうインク量の多いペンは薄い紙だと裏抜けしやすい。
逆に油性ボールペンはインクの量が少なく裏抜けしにくい。
ペンを変えるだけで裏抜けが嘘のように消えることがあります。
②紙が薄いまたは安い
紙そのものの問題もあります。
薄い紙やインクの吸収が悪い安い紙は裏抜けしやすい。
逆に手帳専用に作られた紙は薄くても裏抜けしにくいよう調整されています。
紙とインクの両方の相性で裏抜けは決まります。
③ゆっくり書く・長く点を打つ
意外と見落とされがちなのが書き方です。
同じ場所にペン先を長く当てているとその分インクがしみ込みます。
点を打つように止めたりゆっくりなぞったりすると裏抜けしやすくなる。
サッと書くだけで裏抜けが減ることもあります。
私の実感|トモエリバーは裏抜けしない。でも別の落とし穴がある
ここから私の実体験です。
私は薄いトモエリバーを日常的に使っていますが裏抜けで困った経験はほとんどありません。
トモエリバーは薄いのに裏抜けしにくいよう作られた手帳専用紙です。
私はボールペンとフリクションで書いていますが、裏にインクが抜けて両面使えないという事態にはなっていない。
薄い紙なのに裏抜けしないのは本当に優秀です。
ただしここに落とし穴があります。
裏抜けはしないのに別の問題が出るんです。
それが筆圧による凹みでした。
↓ トモエリバーの実力と弱点はこちらで詳しく解説しています
の評判|裏抜けは?使い分けてわかった本音-200x300.jpg)
薄い紙の本当の敵は「筆圧の凹み」だった
トモエリバーのような薄い紙を使ってわかったこと。
それはインクが抜けなくても筆圧の跡は裏に響くということです。
しっかりした筆圧で書くとペン先の凹みが紙に残る。
薄い紙だとその凹みが下のページにまで伝わってしまう。
インクは抜けていないのに下のページが筆圧でデコボコになる。
これは「裏抜け」とは別の薄い紙ならではの問題です。
裏抜けしないと聞いて安心しているとこの凹みで肩透かしを食らう。
私自身そうでした。
そしてこの凹み問題に効く対策が次に書く下敷きなんです。
一番効いた対策は「下敷き」だった
いろいろ試した結果として私が一番効果を感じた裏抜けや凹み対策は下敷きでした。
下敷きを1枚書いているページの下に挟む。
たったこれだけで効果は劇的です。
下敷きが効く理由
下敷きを挟むとまず筆圧の凹みが下のページに伝わらなくなる。
硬い下敷きが筆圧を受け止めてくれるからです。
さらに書き心地も安定します。
柔らかいリフィルの束の上に書くより硬い土台があるほうがペンがしっかり走る。
万一インクが少し抜けても下敷きが下のページを守ってくれる。
つまり裏抜けと凹みと書き心地の3つを下敷き1枚で同時に改善できるんです。
薄い紙を使うなら下敷きはもう必須だと思っています。
「裏抜けしない紙だから下敷きは要らない」ではなく「薄い紙だからこそ下敷きが要る」。
ここはぜひ覚えておいてください。
↓ 自作リフィルや紙の使い分けはこちらで詳しく解説しています

ペンを変えるのも有効な対策
下敷きと並んで効くのがペンを見直すことです。
裏抜けに悩んでいるならまず油性ボールペンを試してください。
インク量が少ないので薄い紙でも裏抜けしにくい。
私もボールペンを多用していますが、これで裏抜けに困ることはほぼありません。
フリクションを使うときの注意
私はフリクションも使っています。
書いて消せるので手帳との相性はいい。
ただしフリクションには紙とは別の注意点があります。
熱で消えるインクなので車内など高温の場所に置くと書いた文字が消えることがある。
裏抜け対策とは別の話ですが、大事な記録をフリクションだけで残すのは避けたほうがいい。
消えて困るものは油性ボールペンで書く。
このペンの使い分けもトラブルを防ぐコツです。
裏抜け対策まとめ|試す順番
ここまでの対策を試す順番で整理します。
まず下敷きを使う。
これが一番手軽で一番効果が大きい。
凹みも裏抜けも書き心地もまとめて改善できます。
次にペンを油性ボールペンに変える。
インク量が減るので裏抜けそのものが起きにくくなります。
それでもダメなら紙を見直す。
安い紙を使っているならトモエリバーのような手帳専用紙に変える。
最後に書き方。
点で止めずサッと書くことを意識する。
この順番で試せばたいていの裏抜けや裏写りは解決します。
ほとんどの場合下敷きとペンの2つで片がつくはずです。
まとめ|裏抜けは紙のせいだけではない
システム手帳の裏抜け問題をひとことでまとめます。
裏抜けは紙だけの問題ではありません。
紙とペンと下敷きと書き方。
この4つの組み合わせで決まります。
雨漏りと同じです。
天井ばかり見ていても直らない。
屋根や配管や壁などいくつもの原因を順に潰していってはじめて止まる。
裏抜けも紙を変えるだけで解決しないことがある。
下敷きを敷いてペンを選び書き方を整える。
ひとつずつ手を打てば、あなたのページはちゃんと両面を気持ちよく使えるようになります。

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