【ライティング基礎】高卒・現場一筋・アナログ人間が「プロの文章」を書く魔法の型。「PREP法」才能不要

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こんにちは、竹久 夢藤(たけひさ むとう)です。

「ブログを書いてみたいけど、文章力に自信がない…」 「パソコンに向かっても、何から書き出せばいいか分からない…」

その気持ち、痛いほど分かります。

私は最終学歴が高卒で、国語の成績はずっと「2」。 社会人になってからも、現場の日報を書けば上司から 「お前の報告は、結局何が言いたいのか分からん!」 と怒鳴られ、書類仕事が大嫌いでした。

そんな「文章コンプレックス」の塊だった私が、なぜこうしてブログを書き、多くの人に読んでもらい、収益を上げることができるようになったのか?

実は、あるたった一つの「魔法の型」を知ったからです。

それが「PREP(プレップ)法」です。

これは「文才」なんて高尚なものは一切不要。 コンクリートを流し込むための「型枠」のようなものです。 型枠さえ組めれば、あとはそこに言葉を流し込むだけで、誰でもプロっぽい文章が完成します。

今回は、高卒アナログ人間の私を救ってくれた、この最強のライティング術を伝授します。

目次

文章が下手な人の共通点

まず、昔の私が書いていた「ダメな文章」を見てください。

【ダメな例】

今日は朝から雨が降っていて、現場の地面がぬかるんでいました。それでトラックが入ってこれなくて、材料が届くのが遅れちゃったんです。だから職人さんも待ちぼうけしちゃって、結局コンクリート打設が終わりませんでした。すみません。

どうですか?読んでいてイライラしませんか? 言い訳がダラダラと続き、「結局どうなったの?」が最後まで分かりません。

これが「時系列」「思いついた順」に話してしまう人の特徴です。 日記ならこれでもいいですが、ビジネスやブログでは「分かりにくい」と即離脱されます。

魔法の型「PREP法」とは?

PREP法とは、以下の4つの頭文字を取った、世界標準の文章構成テンプレートです。

  1. Point(結論):最初に「結論」を言う。
  2. Reason(理由):なぜなら「理由」はこうだから。
  3. Example(具体例):例えば「こんな事例」がある。
  4. Point(結論):だから「結論」こうなのです。

この順番通りに書くだけで、文章は劇的に分かりやすくなります。

PREP法で書き直してみた

先ほどのダメな日報を、PREP法にはめてみましょう。

  • P(結論): 本日のコンクリート打設は完了せず、明日に延期となりました。
  • R(理由): 雨による地盤悪化で、生コン車の搬入が遅れたためです。
  • E(具体例): 具体的には、搬入開始が予定より3時間遅れの13時となり、日没までの作業完了が困難と判断しました。
  • P(結論): そのため本日は中止し、明日朝イチで再開します。

どうでしょう? 内容は同じなのに、圧倒的に「仕事ができる人」っぽく見えませんか? これが「型」の力です。

ブログ記事でのPREP活用例

では、これをブログに応用してみましょう。 例えば、「おすすめのモバイルバッテリー」を紹介する記事だとします。

【P:結論】

このモバイルバッテリーは、外回りの営業マンなら絶対に買うべきです。

【R:理由】

なぜなら、重さがスマホより軽くて、カバンに入れても全く邪魔にならないからです。

【E:具体例】

例えば、私は今までレンガスカのような重いバッテリーを持ち歩いていて、肩が凝っていました。 でもこれに変えてからは、スーツのポケットに入れても気にならないし、コンセント一体型なので充電器を持ち歩く必要もなくなりました。 カフェで作業する時も、これ一つあれば安心です。

【P:結論】

だから、荷物を減らしたい営業マンには、これが最強の選択肢なんです。

いかがですか? この流れで書かれると、読者は脳みそを使わずにスルスルと内容を理解できます。

  1. 「要するに何?」が最初に分かる。
  2. 「なんで?」という疑問がすぐに解消される。
  3. 「例えば?」でイメージが湧く。
  4. 「なるほど!」と納得して終わる。

読者の脳内にある「?」を順番に潰していく構成。それがPREP法なのです。

アナログ人間こそ、この「型」を使え

「文章を書く」と思うから難しく感じるのです。 これからは**「型に言葉を配置する作業」**だと思ってください。

私はブログを書く時、真っ白い画面にいきなり書き始めたりしません。 まず、以下のようにメモ帳に「枠」を作ります。

P(結論):
R(理由):
E(具体例):
P(結論):

そして、この空欄を埋めるように箇条書きしていきます。 埋まったら、あとは接続詞(〜なので、〜ですが)で繋げるだけ。 これなら、悩みようがありませんよね?

現場仕事で、図面通りに足場を組むのと同じ。 マニュアル通りにエンジンの部品を組むのと同じ。

PREP法は、私たちのような職人肌・アナログ人間にこそ相性抜群の「思考の設計図」なのです。

まとめ:才能はいらない、型をパクれ

文章力がないと嘆くのは、今日で終わりにしましょう。 あなたは文章が下手なのではありません。 「書き方のルール(型)」を知らなかっただけです。

今日から、LINE一通、メール一通でもいいので、このPREP法を意識してみてください。

「遅れます(P)。電車が止まったから(R)。人身事故らしい(E)。だから30分待ってて(P)」

これだけで、あなたのコミュニケーションは劇的にスムーズになります。 そして、その積み重ねが、読者を動かす「稼げるブログ記事」へと繋がっていくのです。

さあ、型枠(PREP)は渡しました。 あとは、あなたの経験というコンクリートを流し込むだけです!

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