「殺人罪にしろ」論争ズレている?車を盗み、生きた犬を橋から投げた男へ【山梨チワワ虐待】の現実的なハック

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「家族の命を奪った行為は殺人と同じだ」 山梨県で起きた、あまりにも痛ましいチワワ虐待死事件。

公判で飼い主の方が語ったこの言葉が、SNSで波紋を呼んでいます。

X(旧Twitter)では、「そうだ!殺人罪にしろ!」という声と、「いや、法律上は犬はモノだから無理でしょ」という冷めた声が衝突し、バズっています。

しかし、元現場監督として言わせてください。

その議論、完全にピントがズレています。

飼い主の方は、六法全書の定義の話をしているのではありません。

「車を盗み、あまつさえ生きたまま愛犬を橋から投げ捨てた鬼畜に、今の法律で与えられる一番重い罰を与えてくれ」

そう叫んでいるのです。

今回は、この事件を「殺人罪かどうか」という感情論ではなく、「現行法でどうやって犯人を追い詰めるか」という現実的な視点でハックします。

目次
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「殺人罪」論争はなぜ不毛なのか?現場のルール(法律)を見ろ

まず、現実を見ましょう。

日本の刑法において、ペットは「器物(モノ)」です。

どれだけ愛情を注いでいても、法的には「動く家具」と同じ扱いです。

だから、どれだけ残酷に殺されても「殺人罪(死刑または無期、5年以上の懲役)」は適用されません。

これに対して「おかしい!」と叫ぶのは自由ですが、明日の判決を変えることはできません。

現場で「設計図が気に入らない」と叫んでもビルが建たないのと同じです。

今やるべきは、「手持ちの武器(現行法)」で、どうやって最大ダメージを与えるかを考えることです。

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極悪犯を追い詰めるための「罪の足し算(併合罪)」ハック

今回の犯人(23歳の暴力団組員)がやったことは、単なる動物虐待ではありません。

ここに、量刑を重くする(実刑にする)ためのポイントがあります。

1. 「窃盗罪」というベース

彼はまず、チワワが乗っていた車を盗んでいます。

これは「窃盗罪」です。 窃盗罪の法定刑は「10年以下の懲役」。

実はこれだけでも結構重いのです。

2. 「器物損壊」ではなく「動物愛護法違反」

次に、チワワを橋から川へ投げ捨てました。

これを「他人のモノを壊した(器物損壊罪:3年以下の懲役)」で処理してはいけません。

より重い「動物愛護法違反(愛護動物をみだりに殺傷)」を適用すべきです。

こちらの法定刑は「5年以下の懲役または500万円以下の罰金」です。

3. 「併合罪」で刑期を伸ばす

日本の法律では、複数の犯罪を犯した場合、最も重い罪の刑期の1.5倍まで処断刑を引き上げることができます(併合罪)。

つまり、窃盗と動物愛護法違反を合わせれば、理論上はかなりの長期間、刑務所にぶち込むことが可能です。

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「暴力団組員」という属性が意味するもの

さらに重要なのが、被告が「暴力団組員」であるという点です。

もしこれが「生活に困った一般人の出来心」なら、執行猶予がつくかもしれません。

しかし、反社会的勢力の人間が、車を盗み、邪魔だからといって生きた犬を高さ9mの橋から投げ捨てる。

この行為には「生命軽視」「更生の難しさ(常習性)」が色濃く出ています。

裁判官に対して、「こいつを野放しにしたら、次は人間をやるぞ」と思わせるに十分な悪質性です。

「殺人罪にできないから軽い罰で済む」なんてことはありません。

「悪質な窃盗犯」+「残虐な動物虐待犯」として、徹底的に罪を積み上げる。

それが、飼い主の無念を晴らす唯一のルート。

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まとめ:感情を「法的な怒り」に変換せよ

「犬はモノか、家族か」 そんな神学論争をSNSで戦わせている暇があったら、検察に「厳罰嘆願書」を送るほうがよほど建設的です。

飼い主の「殺人と同じ」という言葉は、法解釈への挑戦ではなく、「たかが犬一匹死んだだけ、と思うなよ」という社会への警告です。

私たちはその悲痛な叫びを、「法律論」で冷笑してはいけません。

「現行法の限界まで、きっちり落とし前をつけさせる」 それこそが、亡くなったチワワへの一番の供養になるはずです。

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