「目標はフォロワー1万人!」
意気込みは立派です。
でもこれだけだとほぼ確実に挫折します。
なぜか。
1万人という数字は遠すぎて今日何をすればいいか分からないからです。
ゴールだけ見て足元の一歩が見えない。
だから途中で心が折れる。
今日はその「足元の一歩」を決める作業、アカウントの初期設計とKPIの話をします。
難しそうな言葉ですが要は「目標を測れる数字に翻訳する」だけです。
初期設計とは目的を「数字」に翻訳すること
前に始める前に「目的」を決めようという話をしました。
副業の集客なのか仲間とつながりたいのかというあの話です。
→ X運用を始める前に決めること|挫折しないための5つの準備
https://take.dethein.net/xer/x-before-you-start/
初期設計はその目的を具体的な数字に落とし込む作業です。
たとえば「副業につなげたい」という目的があるとします。
でも気持ちだけでは進んでいるか分からない。
そこで「まず3ヶ月でフォロワー300人」「1日1投稿」と数字に変える。
こうして初めて目標が「測れるもの」になります。
測れないものは改善できません。
だから最初に数字を決めておくんです。
KPIとは目標を測る「ものさし」
ここで出てくるのがKPIという言葉。
難しく考えないでください。
KPIとは目標に近づいているかを測るものさしの数字です。
体重を減らしたい人が毎朝の体重を見るのと同じ。
進んでいるか後退しているか数字で分かるようにする。
それだけのことです。
Xでよく使われるKPIはこのあたり。
- フォロワー数
- インプレッション(表示回数)
- エンゲージメント(反応の数)
- プロフィールのクリック数
ただし初心者がいきなりこれを全部追うと確実にパンクします。
だから選び方にコツがあります。
初心者がKPIにすべきは「行動」の数字
ここが今日いちばん大事なところ。
KPIには2種類あります。
結果の数字と行動の数字です。
フォロワー数やインプは「結果」の数字。
これは自分では直接コントロールできません。
頑張っても増えない日は増えない。
だからここだけ見ていると心が折れます。
一方で「1日1投稿した」「5人にリプした」は「行動」の数字。
これは自分の意志で100%達成できる。
だから初心者が最初に置くべきKPIは行動の数字です。
「今日投稿できたか」
「今日3人に絡めたか」
これならフォロワーが増えない日でもちゃんと前に進めている実感が持てる。
結果は行動の積み重ねの先に勝手についてきます。
まず自分が動いた回数を数える。
これが折れないコツです。
最初の3ヶ月、おすすめの行動KPI
具体的に何を数えればいいか。
最初の3ヶ月はこのシンプルな3つで十分です。
- 1日1投稿する(量よりまず続けること)
- 1日3〜5人に心を込めてリプする(絡みが認知を生む)
- 週に1回伸びた投稿を1つ見返す(何が良かったか言葉にする)
たったこれだけ。
派手さはありません。
でもこれを3ヶ月続けた人とやめた人とでは半年後にとんでもない差がつきます。
行動KPIの良いところは達成が自分次第なこと。
天気に左右される結果と違ってこれは「やればできた」になる。
小さな達成感が毎日積み上がるから続くんです。
私がKPIにしていた数字、今は追わない数字
ここで私の話を正直に。
収益化していた頃の私はガッツリ結果の数字を追っていました。
インプレッション、エンゲージメント、そして収益。
毎日アナリティクスとにらめっこして数字に一喜一憂していた。
正直楽しい時期でもありしんどい時期でもありました。
でも今は収益化が永久停止になって私は数字をほとんど追っていません。
気が向いた時に投稿して反応は軽く眺めるだけ。
皮肉な話ですが数字から降りた今のほうがずっと気楽です。
振り返ると収益を追っていた頃の私は数字に「使われて」いました。
本来は数字をこっちが使う側のはずなのにいつの間にか主従が逆転していた。
あなたには同じ轍を踏んでほしくありません。
この対比からあなたに伝えたいことがあります。
数字は目的のための道具であって目的そのものじゃない。
最初は行動の数字で自分を励まし慣れてきたら結果の数字も見る。
そして数字に支配されそうになったらいつでも降りていい。
KPIは自分を追い込む鞭じゃなく進む道を照らすライトです。
目的からKPIへ、落とし込んでみる
言葉だけだと分かりにくいので例を1つ。
- 目的:ブログの副業にXから人を呼びたい
- 3ヶ月後の目標:フォロワー300人、ブログへのクリック月50回
- 今週の行動KPI:毎日1投稿、毎日3人にリプ
こうやって大きな目的を今週やることまで分解する。
すると毎日やることがはっきりします。
迷いが消えて淡々と積めるようになる。
大事なのは最初から完璧な数字を当てることじゃありません。
ざっくり決めて走りながら直す。
1ヶ月やってみてペースが合わなければまた調整すればいい。
やりがちなKPIの失敗
ここでつまずきポイントを3つ。
- 高すぎる目標を置く:「1ヶ月で1000人」など無理な数字は最初の挫折の原因
- 結果の数字しか見ない:フォロワーだけ見て増えない日に折れる
- KPIを多くしすぎる:あれもこれも測ろうとして結局どれも続かない
特に多いのが1つ目です。
気合が入っているときほど人は数字を盛りがち。
でも達成できない目標は自分を責める道具に変わります。
最初は「ちょっと頑張れば届く」くらいの低さでいい。
クリアする快感をまず体に覚えさせる。
それとKPIを決める前提として「誰に届けるか」が定まっていることも大事です。
ペルソナがぼやけていると何を指標にすべきかも見えてきません。
→ Xのペルソナ設定|誰に刺さるアカウントにするか「たった一人」で決める方法
https://take.dethein.net/xer/x-persona/
このあたりの目標設計から日々の運用への落とし込みはnoteのマガジンにまとめています。
→ Xノウハウ完全版
https://note.com/kublue0101/m/m03a1d4a84407
まとめ:KPIは登山の「標高表示」
目的が山頂ならKPIは道中に立つ標高の表示板です。
山頂だけ見上げて歩くとちっとも近づかない気がして心が折れる。
でも「今五合目」「次は六合目」と足元の数字が見えれば一歩ずつ進んでいる実感が湧く。
大事なのはてっぺんの高さじゃなく今どこにいるかを知ることです。
あなたのアカウントは今何合目ですか。
まずは明日たどり着く一合先の数字を決めてみてください。
その一歩が見えればもう挫折しません。

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